今回の取り組みは、DNSサーバとして使用されていたホスト名が、ドメイン名の廃止によって存在しなくなった後もDNSサーバとしてレジストリに登録したままであるなどにより、DNSサーバが属するドメイン名の管理権限を第三者が取得し、本来のサイトと異なるサイトに誘導できる危険性を解消するためのものです。本件に関してJPRSは既に、2005年6月29日に注意喚起を行っていますが、本件がインターネット全体の健全性の確保にとって重要かつ緊急な問題であるとの認識に基づき、この度、JPドメイン名のレジストリとして、インターネット利用者の方々、ドメイン名登録者の方々、DNSサーバ管理者の方々、
インターネット関連組織の方々とともに、危険性解消のための取り組みを継続的に実施していきたいと考えたものです。
その一環として、まずは、不適切なDNSサーバ設定について調査を行い、該当する登録者や指定事業者の方々に対し、当該DNSサーバの登録削除など、適切なDNSサーバ運用のためのお願いを行うことにしたものです。
JPRSは、今後もJPドメイン名のレジストリとして、その公益性に鑑み、広くインターネットコミュニティ、社会のニーズに応えるべく、より利用しやすく価値の高いJPドメイン名環境の整備に努めてまいります。
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■株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
(リンク »)
(リンク ») レジストリサービス.jp/
JPドメイン名の登録・管理、およびドメインネームシステム(DNS)の運用を行う会社として2000年12月26日に設立。JPRSはネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献することを企業理念として活動しています
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■用語解説
「DNSサーバ」とは
インターネット上のドメイン名とIPアドレスを対応させるDNSサーバは全世界のDNSサーバが協調して動作する分散型データベースです。
個々のDNSサーバは自分が管理するネットワークのドメイン名とIPアドレスの管理を行っており、その管理権限は上位のドメイン名のDNSサーバより権限委譲をされています。
DNSサーバの管理者はそのサーバを適切に管理・運用する権限と責任を有しており、個々のDNSサーバの適切な管理・運用がインターネット全体の健全性の向上につながります。
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■参考URL
1.DNSサーバの不適切な管理による危険性解消のための取り組みについて
(リンク »)
2.DNSの健全な運用のために
(リンク »)
3.ドメイン名の運用管理に関する注意喚起(総務省)
(リンク »)
4.ドメイン名の登録と DNS サーバの設定に関する注意喚起
(独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA))
(リンク »)
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■本件に関するお問い合わせ先
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
TEL:03-5215-8451 FAX:03-5215-8452
email:press@jprs.co.jp
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