B2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」を発表

B2B業務の全プロセスをカバーし全体最適化とTCO削減を実現

株式会社データ・アプリケーション

2006-02-09 10:00

株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本 慶太、以下DAL)は、JavaベースのB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」(Extended Enterprise data eXchange)を発表いたしました。
ACMS E2Xは、B2B(企業間電子商取引)システム構築に必要な充実した機能を備え、取引先とのデータ交換からデータ変換やフォーマット変換、データ分割などのさまざまなデータ加工までを自動化し、さらには、ERPやレガシー・システムなど社内システムにシームレスに連携させることが可能で、B2B業務プロセス全体をカバーする統合ソリューションです。

B2Bの導入において、多くの企業が挙げる課題の上位は、複数システムの導入・運用におけるTCO(総所有コスト)の増加と、社内システムとの統合問題です(※1)。
ACMS E2Xは、企業間の様々な形態での電子商取引に対応できる機能とシステムやアプリケーションの統合機能を1つのパッケージで提供していることから、B2Bシステム全体を一元管理可能で、導入・運用コストを削減でき、B2Bシステム構築上の問題を解決します。

ACMS E2Xは、RosettaNetやebXMLなどのグローバルなプロトコルはもちろん、全銀手順、全銀TCP/IP手順、JCA手順、JEITA/ECALGA(※2)、JEDICOS-XML(※3)などをサポートし、日本語2バイトコード変換機能など国内企業が必要とする日本固有のB2B要件を網羅しています。また、ERPやレガシー・システム、RDBなどとの連携を容易にするアダプタを幅広く提供しており、これらにより企業間・企業内をシームレスに連携することができます。
さらに、Javaベースの標準テクノロジーの採用により、WindowsやLinux、UNIXなどあらゆるプラットフォーム上で稼働させることができ、セキュリティや拡張性、負荷軽減を目的とした分散配置にも対応できます。

ACMS E2Xの価格は、500万円(税別)~で、システム・インテグレータを中心とするDALのビジネス・パートナー56社を通じて販売いたします。また、ACMS E2Xの発売に伴い、企業内ネットワーク・インテグレーションに強い新規販売チャネルの開拓にも注力します。また、今後DALでは、SOA(サービス指向アーキテクチャ)にも対応させるなど、ACMS E2Xの機能をさらに充実させていく計画です。

_________________________
◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(リンク »)
DALは、1992年に最初のUNIX向け製品をリリースして以来、特にEDIを中心にデータ交換やシステム連携分野において、信頼性の高いパッケージ・ソフトウェアを自社で開発するとともに、これらを低価格で提供する国産ソフトウェア・ベンダとしてリーダーシップを確立してきました。 DALの統合ソフトウェア・スイート「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」は、すでに800社2,000サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ACMSシリーズは、メインフレームからPCまで、プラットフォームに依存しないJavaベースで開発されており、企業情報システムと連携したB2B環境を容易に構築可能な「ACMS B2B」、システム/アプリケーション/ビジネス・プロセスを統合する「ACMS EAI」、WebEDIにおけるブラウザ操作を自動化する「ACMS WebAgent」など、約20種類の製品から構成されています。

______________________
■報道関係者お問い合わせ先
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
株式会社データ・アプリケーション
マーケティング本部 大澤健夫
Tel:03-5640-8544 Fax:03-5640-8541
E-Mail:pr@dal.co.jp

用語解説

…………………………………………………………………………………
※1:出典:2003年次世代電子商取引推進協議会(ECOM)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
インターネットEDIにおけるユーザの課題上位は、①複数システムの導入・運用におけるTCO、②社内システムとの統合問題、③セキュリティの不安、④従来より人手がかかる、⑤入力作業の増加。

※2:JEITA/ECALGA
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2003年に(社)電子情報技術産業協会(JEITA)ECセンターが推進団体となり策定した電子機器・部品業界のEDI標準。

※3:JEDICOS(Japan EDI for Commerce systems)-XML
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(財)流通システム開発センターを中心に、既存の流通標準EDIメッセージに新規メッセージを追加開発し、且つ国際標準ebXMLやSOAP-RPCをベースにしたメッセージ交換手順を策定した次世代のXML-EDIの国内流通業界標準です。
…………………………………………………………………………………

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]