「Lifelog」は、Web2.0時代のこれからの動きを見据えたサービスとして、「友人と現在・過去・未来の体験を共有する」ことをコンセプトに開発された、無償のSNS型カレンダーサービスです。従来のカレンダーサービスと異なり、一つのイベントを複数人で共有し、相互にコンテンツを編集することができるほか、新たに友人を共有者として招待したり、グループメンバーのスケジュールを一覧したりすることが可能です。また、Google MapなどのWebサービスとのマッシュアップ、AJAX(Asynchronous JavaScript + XML)を利用したリッチなユーザインターフェース、共有機能を用いたCGM(Consumer Generated Media)などのWeb2.0的な要素も盛り込んでいます。
当初はアルファ版としてスタートし、事前に予定を登録・共有する「イベントスケジュール機能」、出来事を記録・共有する「イベントログ機能」、グループのスケジュールを一覧できる「グループリスト機能」、Google Map上に場所を登録したイベントについて、地図上の場所データや時間データを利用して近隣のイベントを検索できる、「おとなり検索機能」を提供します。アルファ版では招待制で運用を行うため、オレガの社員をはじめとした会員の招待を受けたユーザのみが利用可能となりますが、入会を希望する一般ユーザに対しては、メールアドレスを登録しておくと後ほどシステムから招待メールが送付されるウェイティングリスト機能を提供します。
また、2006年内に予定されているベータ版サービスでは、写真・動画共有や育児日記、レストラン紹介などの各種目的の記入・編集に最適なコンテンツの「テンプレート機能」、RSSフィードを取り込んで自分のカレンダーにログを自動生成する「RSSフィード収集機能」、特定のテーマをベースとしたライフログを作成する「wiki機能」などを提供する予定です。
オレガでは、今後ユーザの声に応えた改善と携帯電話対応など機能の拡充を行い、2009年3月までにユーザ数300万人、関連ビジネスの売上高で10億円を目指します。また、既存事業とのシナジー効果を狙い、企業向けシステム販売も検討していく予定です。
用語解説
【Lifelog(ライフログ)について】
ライフログとは、人間の行い(life)をデジタルデータとして記録(log)に残すことです。米国ではMicrosoft社のMyLifeBits Projectや、米国国防総省の研究機関であるDARPA(Defense Advanced Research Projects Agency)による研究が著名であり、国内では、KDDI社による携帯電話とGPSを活用したライフログサービスの開発などが報じられています。
「Lifelog」では、従来のライフログの概念に友人との共有やSNS的な要素を追加し、さらに時間や場所といったメタデータを軸とした整理方法と、AJAXに代表されるWeb2.0技術を掛け合わせることで、誰にでも簡単且つ手軽に使えるオンラインサービスの実現を目標としています。
【株式会社オレガについて】
株式会社オレガは、オブジェクト指向技術に基づく全く新しいメッセージングソリューションを提供するために、2000年3月に設立されました。オレガは、コラボレーションを強力に推進するデジタルワークプレイス・ソフトウェアであるAlternaxを開発・販売しています。詳細な情報は、Webサイト (リンク ») でご覧いただけます。
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