今回出荷を開始するEnterpriseSuite/HAKONE V3.6では、大規模ユーザー向け製品への対応を強化して、可用性を高めると同時に、EnterpriseSuiteとHAKONEの統合を図り、ユーザー企業における運用性の向上を実現しました。
■EnterpriseSuite/HAKONE V3.6の新機能
1) IBM OmniFind検索対応
IBM OmniFind検索エンジンに対応、EnterpriseSuite、HAKONEの検索エンジンとして利用が可能となりました。IBM OmniFindは、高品質なエンタープライズ・サーチ機能を使用して、百~千万単位の文書及び大規模ユーザーに対応し、企業内の情報活用を促進します。
EnterpriseSuite/HAKONEにおいては、圧縮ファイル内検索を可能にし、検索パフォーマンスの大幅向上を実現しました。
※IBM OmniFind Enterprise Edition については日本IBMのWebサイトをご参照ください。
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2) WebSphere Application Server Network Deployment(以下、WAS ND)対応
WebSphere Application Server(以下、WAS)ファミリーで高い可用性を実現するWAS NDはWebシステムの各コンポーネントを二重化して不意の障害に対応、1台がダウンしてももう一台のサーバーによりサイトを止めることなく稼働させます。更に最新のJ2EE機能により「操作性の向上」を実現しています。
EnterpriseSuite/HAKONEにおいては、複数サーバー間でのセッションの引継ぎやセッション退避による利用可能メモリエリア拡大を可能にし、WAS NDご利用時の業務中断を最小限に抑えることが可能となりました。
※IBM WebSphere Application Server Network Deploymentについては日本IBMのWebサイトをご参照ください。
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3) EnterpriseSuiteとHAKONE のシームレスな運用が可能に
これまで個別製品としてご提供してきたKnowledgeMarket EnterpriseSuiteとHAKONEの基盤を統合しました。これにより、KnowledgeMarket EnterpriseSuiteをお使いのユーザー企業がHAKONEの機能を用いることで、Notesコンテンツの統合管理をより容易に実現できるようになりました。
日本IBM株式会社 ソフトウェア事業ISV&デベロッパー事業推進部長 古長由里子氏は以下のように述べています。
「日本IBMは、本日発表のEnterpriseSuite/HAKONE V3.6を歓迎します。
リアルコムのコンテンツマネジメント製品が可用性の高いIBMプラットフォー
ム上で利用可能になったことを歓迎します。今回の発表により、安定性を求め
る大規模ユーザーのニーズに合致するソリューションを提供いただけると期待
しています。」
■発表概要
製品名称 :REALCOM KnowledgeMarket EnterpriseSuite V3.6
標準価格 :フルモジュール 500名 860万円(税別)~
製品名称 :REALCOM HAKONE for Notes V3.6
標準価格 :最小構成 500名 790万円(税別)~
出荷開始日:2007年1月9日(火)
販売 :全国のリアルコム パートナーならびにリアルコム株式会社
動作環境 :最新情報は随時 (リンク ») に掲載されます。
■REALCOM KnowledgeMarket EnterpriseSuite V3.6の概要
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KnowledgeMarket EnterpriseSuiteは、IBMプラットフォームに対応。IBMとの協業の元、DB2およびWebSphereブランド製品をメインプラットフォームにすることでさらなる大規模要件に対応可能となりました。
HAKONE for Notesの機能のうち、Notes連携を除くすべての部分を利用できるため、Notesを導入していない企業においても、導入機運が高まりつつあるエンタープライズコンテンツマネジメントプラットフォームとしてご利用いただけます。例えば、Notesを残さずすべての文書をEnterpriseSuiteに移行したいというニーズに対応するため、リッチテキスト編集機能を強化しました。また、従来からの「人中心」のコンセプトの延長線上として、組織を擬人化して文書の「組織投稿」を可能とし、部門発信文書の管理ニーズに対応しています。
■REALCOM HAKONE for Notes V3.6の概要
(リンク »)
HAKONEは、Notesユーザー向けのエンタープライズコンテンツマネジメントプラットフォームです。Notesの閲覧ログや、フィードバックから有用・不要な文書を抽出してライフサイクルマネジメントを実現し、情報品質を継続的に向上できるという特長を持っています。
Notes DBというNotes独特の枠組みにしばられることなく、DB内の文書をHAKONEのマトリックスビュー機能により2次元にマッピング。コミュニティフィルタとマトリックスビューを通して、自分に関連のある文書をDB横断で絞り込むことができます。分類には新たに独自のタグを付けることも、Notes文書の特定フィールドの値を使用することも可能です。
■採用企業・事例のご紹介 (リンク »)
■リアルコムについて
リアルコムは「人中心のエンタープライズコンテンツマネジメント」により、人・情報・ナレッジを有機的に結びつけ、企業を活性化します。そのために、ソフトウェアとコンサルティングを一体として提供し、経営課題解決につながるソリューション提供を実現しています。
リアルコムは今日までに株式会社東京三菱UFJ銀行、ソニー株式会社、ファイザー株式会社、三井物産株式会社、株式会社八十二銀行など150社を超える優良企業に採用されております。
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