欧州のパソコン向けアクセサリのアフターマーケット市場は2010年に37億ドル

株式会社データリソース

2007-02-19 17:00

欧州のコンピュータアクセサリのアフターマーケット市場は2006年に25億ドルを超えたと、米国調査会社VDC社のリサーチプログラム「デスクトップ/ノートPC向けアクセサリ市場調査(第6版):米国/欧州のアフターマーケット市場需要分析」は報告していて、同社では、2010年までに約10%成長し、出荷による収益は37億ドルに近づくと予測している。
欧州のコンピュータアクセサリのアフターマーケット市場は、2006年に25億ドルを超えたと、米国調査会社のVDC社のリサーチプログラム「デスクトップ/ノートPC向けアクセサリ市場調査(第6版):米国/欧州のアフターマーケット市場需要分析」は報告する。VDC社は、2010年までに約10%の成長を予測しており、出荷による収益は37億ドルに近づくだろうとしている。欧州のアフターマーケット市場の60%以上を占める電子系アクセサリは、今後4年間で約11%成長するだろう。非電子系のアクセサリ市場は、2006年には約10億ドルから、2010年には14億ドルにのぼると予測される。

調査レポートが対象としたアフターマーケットコンピュータアクセサリは下記のとおり。
※弊社ウェブページをご覧ください


欧州のコンピュータアクセサリのアフターマーケットに関する主要な課題は下記のとおり。
■ 米国の消費者に比べて、欧州のユーザは家電やコンピュータの付属品をファッショナブルにとらえている。そのため、さまざまな色やよりおしゃれな製品の需要が高く、周辺機器や周辺製品のメーカも、幅広い年齢層の変化し続ける要求を満たすべく製品ラインナップを強化している
■ 欧州の無線技術の安全レベルの向上が、コンピュータ用ケーブルのアフターマーケット市場に影響を与えるだろう。無線インフラへの関心が高まり、近いうちに欧州の市場は米国市場と全く異なった展開を見せるかもしれない。欧州のコンピュータケーブルの採用は幾分鈍化するかもしれないが、比較的技術レベルの低い中欧や東欧などでは大きなビジネスチャンスがあるだろう
■ まだ広範に採用されていないものの、メーカはバイオメトリクス、音声認識、網膜認識を今後の製品改良に必要な分野として注目している


調査レポート
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