アバイア、企業のビジネスプロセスを効率化する新ソリューションを発表 関係者とのコミュニケーションの自動化を支援し、意思決定を加速

日本アバイア株式会社

2007-03-06 11:00

2007年3月6日
<米国2007年3月5日発表リリース抄訳>

企業向けコミュニケーション・ソフトウェア、システムおよびサービスのリーディン
グ・プロバイダーである米アバイア・インク(NYSE:AV、以下「アバイア」)は米国
フロリダ州で開催されているVoiceCon Spring 2007において、24時間休みなく動き続
ける今日の世界において、より迅速で効果的な対応をしたいという企業のニーズに応
える新ソリューション「Communications Enabled Business Process(以下CEBP)」
を発表しました。CEBPソリューションはアバイアのインテリジェント・コミュニケー
ション・アプリケーションをビジネスプロセスに組み込むことでビジネスの遂行に必
要とされる関係者とのコミュニケーションの自動化と管理を支援します。これによ
り、企業の業務を効率化し、従業員の生産性と顧客満足度を向上します。

CEBPソリューションは、新ソフトウェア「Avaya Communications Process
Manager」と、インテグレーションや遠隔監視サービスといったCEBPソリューション
向けの新コンサルティングを提供する「Avaya Global Services」で構成されます。
Avaya Communications Process Managerはビジネスプロセスの中で発生する情報の分
析やイベントの予測・検出、適切な関係者の自動的な召集、関係者間でのマルチチャ
ネルのコミュニケーションの調整などのコミュニケーションを管理し、問題解決を支
援します。これにより人間の介在によって発生するレスポンス時間を短縮し、ビジネ
スプロセスの効率化を図ります。また、従業員はプロセスの管理から解放され、意思
決定に専念できます。

CEBPソリューションは下記のソフトウェアとサービスで構成されます。
・Avaya Communications Process Manager: CEBPの中枢を担うソフトウェ
ア製品です。Avaya Communication Manager、Meeting Exchange 、Voice Portalなどのアバイアのアプリケーション製品ポートフォリオのコミュニケーション機能を統合
する複数のWebサービス・アプリケーションからなります。同ソフトウェアは、ビジ
ネスプロセスに発生したイベントに対応して、一人もしくは複数の関係者に連絡をと
る必要がある場合のコミュニケーション活動全体を統括管理し、適切な関係者を見つ
け、利用可能なあらゆるコミュニケーション手段で連絡をとり、関係者全員を集結さ
せて、問題解決を支援します。

・Event Processor:Avaya Communications Process Managerのオプション
機能です。情報を継続的にモニタリングすることで、重要なイベントを検出し、それ
を受けてアラートを発します。また、Avaya Communications Process Managerを介し
てインテリジェント・コミュニケーションのワークフローを作動させることが可能で
す。

・Avaya Global Services:コミュニケーション・コンサルティングサービ
スやソフトウェア開発のカスタマイズ、フルラインアップの継続的なサポートサービ
スや遠隔監視サービスを提供し, 企業のニーズに合わせてカスタマイズしたCEBP
を提供します。


CEBPソリューションが競争上の優位性を提供
CEBPソリューションはSCM(サプライチェーン・マネジメント)やトランザクション
処理、品質管理など、あらゆるビジネスプロセスを改善します。例えば製造メーカー
は、同ソリューションを品質上の問題を顧客に影響を与える前の段階で早期に発見す
るために利用できます。CEBPソリューションが問題を発見すると、自動的に品質保証
担当やエンジニア、管理者などの関係者に携帯電話、デスクの電話、電子メール、イ
ンスタント・メッセージなど、あらゆるコミュニケーション手段で連絡します。関係
者は電話会議に招集され、業務を完結させることを求められます。品質が改善された
ことを立証するため、各関係者の対応状況は追跡することができます。

CEBPの導入を簡素化するアバイアのオープン・コミュニケーションWebサービス
Avaya Communication Process Managerは、アバイアのアプリケーション製品ポート
フォリオを利用した複数のコミュニケーション機能を管理するプラットフォームで
す。SOA(サービス指向アーキテクチャ)準拠し、導入と使用が容易で、高性能なWeb
サービスとして提供されます。Webサービスはユーザーに連絡をとる「Advisory」、
レスポンスを主導する「Notify & Respond」、ユーザーに連絡し電話会議に召集する
「Find and Conference」などの機能を提供します。

アバイアは、SOAに対応したWebサービスプラットフォームの提供により、低レベルの
CTI(Computer Telephony Integration)や独自仕様のAPI(Application
Programming Interface)を使用する煩雑さを解消し、Webサービスの再利用を可能に
します。また可能な限り実践的かつ費用効率が高く、簡素化された形でのビジネスプ
ロセスのコミュニケーション機能への対応も可能にします。

また、CEBPソリューションはSIPに対応しているため、マルチベンダの幅広い通信デ
バイスやリソースをシームレスに管理できます。ソリューションに使用されるSIP技
術の中には、アバイアが英Ubiquity社の買収で取得したSIPアプリケーションサーバ
をベースに開発されたアプリケーションも含まれます。アバイアは、Ubiquity社の買
収によって得たリアルタイム通信機能をビジネスプロセスに組み込むための拡張性の
高いSIPベースの基盤と、キャリアレベルのアプリケーション開発により、インテリ
ジェント・コミュニケーション戦略を加速します。

エコシステム・パートナーと次世代アプリケーションを推進
CEBPソリューションでは、アバイアのエコシステム・パートナーとAvaya Global
Servicesが重要な役割を果たします。CEBPの開発は、ソフトウェア開発会社、コンサ
ルティング会社、ビジネスアプリケーション・パートナーで構成されるエコシステム
によって促進されます。IBM WebSphere(R)やSAP NetWeaver(R)などの主要なビジネス
アプ
リケーション・ソリューションとの統合はその一例です。これによりCEBP機能を全従
業員に提供することが可能となります。

Avaya Global Servicesは発見プロセスのコンサルティング、それぞれのお客様の
ニーズにあったアーキテクチャの設計、継続的なソフトウェア・サポート、遠隔監視
を含むエンド・ツー・エンドのCEBPサーポートサービスを提供します。


アバイア(Avaya Inc.)について  
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ、NYSE:
AV)は、世界の100万社以上の企業(FORTUNE 500(R)の90%を含む)に、コミュニケー
ション・ネットワークの設計、構築、管理を提供しています。信頼性にすぐれたIPテ
レフォニー・システムとコミュニケーション・ソフトウェア・アプリケーションと
サービスの世界的リーダーとして、あらゆる規模の企業をサポートしています。

世界規模で提供できる包括的なサービスと、ビジネス・アプリケーションをともなっ
た音声データ統合コミュニケーションに注力しており、お客様が既存のネットワーク
や新規に構築するネットワークを活用してよりよい業績を達成するためのお手伝いを
しています。詳しくはアバイアのウェブサイト (リンク ») をご覧くださ
い。日本アバイアについては、 (リンク ») をご覧ください。

※AvayaおよびアバイアのロゴはAvaya Inc.の登録商標です。その他すべての商標は
個々の商標権者に帰属します。
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