メッセージストア用パッケージ「MailCENTER 3.0日本語版」を発売 IMAP4のスケーラビリティを大幅に向上

LDAPベースで、改良された日本語GUIにより集中管理 ユーザ毎/ドメイン毎/サイト毎に設定可能なメールフィルタリング機能を標準搭載

センドメール株式会社

2007-06-13 11:00

センドメール株式会社(本社:東京都中央区、社長 小島國照)は、MTA (メッセージ配送サーバ)に POP/IMAP サーバと専用データベースによるメールストアを統合したメッセージストアサーバ「Mailcenter Store」と、LDAPサーバ「Sendmail Directory」を統合したメッセージストア用の新しいパッケージ「MailCENTER 3.0 日本語版」を、2007年6月18日より販売開始します。
「MailCENTER 3.0 日本語版」は、LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) ベースの集中管理構成が特長で、分かりやすい日本語GUI画面でシステム全体を管理し、「Sendmail Directory」で管理されるユーザ属性に基づいてインテリジェントな配信が可能です。


また、メールの送信者、宛先、件名、サイズ、時間などの条件により、保存、転送、通知、削除、自動返信などのフィルタリング処理を、ユーザ/ドメイン/サイト毎に設定可能なメールフィルタリング管理機能「Message Organizer」を今回から新たに標準搭載して提供します。
この「Message Organizer」は、サーバ用のフィルタでありながら、管理者だけでなく、各クライアントが各種フィルタリングを個別設定できるので、さらに利便性の高いメール環境を実現可能です。


さらに、「MailCENTER 3.0 日本語版」は、IMAPのスケーラビリティを格段に向上させています。
サーバ側でメールを保存して管理するIMAPは、POPに比べてサーバ負荷が高くなりますが、昨今は、スパムメールの増加や添付ファイルの増加などにより、メールボリューム(数通、容量)が増大しているため、さらに高いパフォーマンスが要求されます。
モバイル環境、ブロードバンド環境が充実する一方で、モバイルPCの紛失による情報漏洩防止、メールアーカイブなど、コンプライアンスやセキュリティの観点からIMAPの利用が増加していることから、この市場ニーズに対応するため、「MailCENTER 3.0 日本語版」は、数百万ユーザの大規模システムにおいても、十分なパフォーマンスを提供できるように改良されています。


「MailCENTER 3.0 日本語版」は、価格はオープンプライスで、センドメールの販売代理店各社を通じて販売し、出荷開始は6月18日を予定しています。
センドメールは、ISP、企業、大学、自治体などに向けて、初年度3億6,000万円の販売を見込んでいます。

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■「MailCENTER 3.0 日本語版」の構成
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◇「MailCENTER 3.0 日本語版」は以下のソフトウェアから構成されます 
 
 
(1) Mailcenter Store 5.4  … メッセージストアサーバ
(2) Sendmail Dierctory 4.0 … LDAPサーバ

※ Mailcenter Store 5.4には、
  メールフィルタリング管理ソフト「Message Organizer 3.1」が標準搭載されています。     

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■「MailCENTER 3.0 日本語版」価格・発売/出荷時期
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◇販売価格 :オープンプライス

※販売価格は、サポート内容など販売形態により異なりますので、
詳細は以下にあります各販売パートナーにお問い合わせください。
(リンク »)

◇発売/出荷 :2007年6月18日

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■稼働環境
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対応OS :RedHat AS4.0 (x86)、Solaris (Sparc) 9/10
※Solaris 8は個別対応可能。


対応機種:
・CPU Intel Pentium III 以上
・主記憶容量 2GB
・データ用のディスク容量 200MBより (メール通数に依存)
・ソフトウェア用のディスク容量 1GB

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■新製品「MailCENTER 3.0 日本語版」の主な特長
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・1台のサーバで数十万ユーザを収容。サーバを単純に追加していくだけで、サイト全体で数百万ユーザ規模までサポート可能なハイパフォーマンスPOP/IMAPサーバ

・新規にNASストレージをサポート

・Proxy - Mailscenter Storeの二階層構成と、LDAPを中心としたアーキテクチャでシームレスなシステム拡張が可能

・ユーザ毎のフィルタ機能

・LDAPディレクトリを中心とした管理とインテリジェントなメール配送機能

・POP3 / IMAP4 / SMTP / LMTPなど多数の標準プロトコルを厳密にサポート

・POPB4SMTP / SMTP AUTH / APOP / CRAM-MD5 / DIGEST-MD5 / Kerberos など、様々な認証方式をサポート

・POP3S / IMAP4S / SMTPS / STARTTLS / LDAPSなど、通信路の暗号化をサポートしセキュリティを強化

・エンタープライズクラスのバックアップやHA構成をサポート

・他のセンドメール製品とのシームレスな連携


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■Sendmail社について
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(リンク »)
(リンク »)

Sendmail社(Sendmail,Inc. 本社:カリフォルニア州エメリビル)は、オープンソースのメール配送エージェント(MTA:Mail Transfer Agent)の「sendmail」を開発したエリック・オールマン(Eric Allman)と、Sybase社やIntegrated Systems社で重役ポストを歴任したソフトウェア業界のベテラン、グレッグ・オルソン(Greg Olson)によって1998年に設立されました。
Sendmail社は非公開企業で、出資元としては、Morgan Stanley Dean WitterPrivate Equity、Chase H&Q、Robertson Stephens、Red Hat、Intel IA64Fund、Novell、Adobe、Network Appliances、Network Associates、ANT、Trans Cosmosなどのベンチャキャピタル投資者、企業投資者および一般投資家が名を連ねています。従業員は180人を超え、英国、ドイツ、フランス、および東京(アジア太平洋地域)に拠点を擁し、日本法人は、2003年1月に設立されました。商用版「Sendmail」は、欧米で約3万ライセンス、アジアで約1万ライセンスを出荷しています。

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