ネットワーク・アプライアンス、アジア・パシフィック地域での事業を強化

技術サポートおよび製品オペレーション施設を開設

ネットアップ株式会社

2007-10-03 11:45

(この報道発表資料は、2007年9月24日に米国サニーベールで発表されたものの抄訳版です)

【米国カリフォルニア州サニーベール】 Network Appliance, Inc.(ネットワーク・アプライアンス社、以下ネットアップ、NASDAQ:NTAP)は、世界的な拡大成長戦略の一環として、中国・大連にテクニカルサポートセンター(TSC)を開設するとともに、上海に製造センターを、シンガポールに物流センターをそれぞれ新設するという、アジア・太平洋(APAC)地域の事業強化を発表しました。

ネットアップはすでに、インド・バンガロールの開発センターや香港のAPAC本部の開設などにより、この地域における事業強化を着々と進めていますが、このたびの新施設はこうした取り組みをさらに強化するものです。APAC地域への投資と新施設の開設により、ネットアップは、より多くの顧客やパートナーに対し、地域特有のニーズにも対応したサービスを提供することができるようになります。

新設の大連TSCは、バンガロール(インド)、アムステルダム(オランダ)、リサーチトライアングルパーク(米国)と並ぶ、ネットアップ・グローバル・サポートセンターのひとつとなります。APAC地域における大型投資でもある同センターは、この地域のミッションクリティカルな環境をサポートし、パートナーや顧客の業務を強化することを目的としています。また、APACのパートナーと顧客にワールドクラスのサポートを提供するとともに、ネットアップのプライマリー・サポートセンターであるリサーチトライアングルパークが万が一、災害に襲われた場合、ビジネスの継続性を支える重要な「ミラーサイト」としても機能します。ネットアップは、同センターを通じて、より大規模なパートナーや顧客に対し新しいレベルのサービスおよびサポートを提供できるようになります。大連TSCでは、アジアのパートナーおよび顧客に対して、技術エンジニアによる電話サポートを、英語、日本語、韓国語、中国(北京)語で、年中無休で提供します。

9月以降、アジアの顧客向けに出荷されるネットアップのストレージシステムは、その4割が上海の新製造センターで受注・構成され、シンガポールの新物流センターを通じて配送されます。今後12ヶ月の間に、アジア向けの製品はすべて上海とシンガポールを通じて提供されるようになります。上海およびシンガポールの新施設により、APACにおけるよりスピーディな納品と効果的なサポートが実現されます。ネットアップは、こうした新施設を通じて、製品の受注から組み立て、検証、システム構成までを同地域に向けて直接行っていきます。

●ネットアップCEOのダン・ウォーメンホーヴェンのコメント:
「APACは今後もネットアップの重要市場であり、年率19%という速いペースで成長を続けています。データ管理の需要を満たす革新的な新技術の利用に対し、積極的な投資が続くこの地域において、当社は成長に向けた長期ビジョンへの取り組みを続けています。大連TSCと、上海およびシンガポールの製品オペレーション関連センターの開設は、この長期戦略を新たに裏付けるものです」

●ヨーロッパ・中東・アフリカ地域(EMEA)およびアジア・パシフィック地域(APAC)担当シニア・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、パトリック・リネハンのコメント:
「APAC地域における拡大と投資の増大は、世界各地におけるサービス、サポート、ソリューションの提供を、より地域密着型にしていこうという当社の強い姿勢を表しています。当社は、ワールドワイドにおける業務から得たベストプラクティスをAPACでも活用し、お客様やパートナー企業における商機獲得を強力に支援してまいります」

ネットアップは、フォーチュン500社に名を連ねる数々の世界企業に製品とサービスを提供しています。APACにおける顧客としては、中国交通銀行(Bank of Communication China、中国)、香港会計師公会(Hong Kong Institute of Certified Public Accountants、香港)、サウスチャイナ・モーニングポスト(南華早報、香港)、Animal Logic社(オーストラリア)、Bluestone(オーストラリア)、Telstra(オーストラリア)、ウーロンゴング大学(オーストラリア)、Yahoo! Korea(韓国)、Hana Bank(韓国)、サムスン(韓国)、AC Nielsen ORG MARG(インド)、Gujarat Gas(インド)、Bennett Coleman & Co.(インド)、Sasken(インド)、HDFC Standard Life Insurance(インド)、Polaris Software(インド)などが挙げられます。

以上


●ネットワーク・アプライアンスについて
ネットワーク・アプライアンス(ネットアップ)は、今日のデータ集約型企業に対して統合ストレージソリューションを提供するリーダーベンダーです。1992年の創立以来、ネットアップは、「シンプル」なデータ管理を実現するテクノロジや製品の開発と、パートナーの開拓を行ってきました。ネットアップのソリューションおよびサービスに関する情報については、 (リンク ») をご覧ください。


●1995 年米国私募証券訴訟改革法における「セーフ・ハーバー」条項
このプレスリリースには、1995 年米国私募証券訴訟改革法に定められた範囲内で、予測に基づく記述を含んでいます。これらの記述には、ネットアップ社に有益な市場および市場動向、顧客の継続的な支持、および同社ソリューションの普及率に関するものが含まれます。これら予測に基づく記述はリスクまたは不確実性を伴い、実際の結果とは異なる可能性があります。当社の目標達成に影響をおよぼす要因には、ストレージおよび関連製品に対する消費傾向を含む一般経済情勢のほか、市場ニーズに対応した新しい製品アーキテクチャおよび製品提供、価格・性能面に優れた製品開発などが含まれます。その他、ネットアップ社が米国証券取引委員会に定期的に提出しているレポートやドキュメント(最新の 10-K および 10-Q を含む)に記載されている重要な要因も含まれます。

NetAppおよびNetwork Applianceのロゴは登録商標であり、Network Applianceは米国および他の国におけるNetwork Appliance, Inc.の商標です。他のすべてのブランド名や製品名は、それぞれを所有する企業の商標または登録商標であり、法律によって保護されています。


●本リリースについてのお問い合わせ先
日本ネットワーク・アプライアンス株式会社 広報担当:平井
TEL: 03-5404-1200  FAX: 03-5404-1288
Mail: pr-contact@netapp.co.jp
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