【ヨシダカマガサコの「Spear」「SpearMulti」が経済産業大臣賞を受賞】

株式会社吉田鎌ヶ迫

2007-10-12 17:00

ヨシダカマガサコのケータイP2Pフレームワーク「Spear」「Spear Multi」が 「第22回デジタルコンテンツグランプリ」にて「経済産業大臣賞」を受賞致しました。
 株式会社吉田鎌ヶ迫(代表取締役社長:吉田将人、以下ヨシダカマガサコ)のケータイP2Pフレームワーク「Spear (スピア)」および「Spear Multi (スピアマルチ)」が、10月11日(木)に開催されました「第22回デジタルコンテンツグランプリ」において、グランプリにあたる「経済産業大臣賞」を受賞致しました。今後ますますの発展が想定されるケータイコンテンツ分野においてモバイルP2P技術を開発し実用化した功績と、開発と運用の両方のコストを激減し、コンテンツビジネスに貢献する技術である点が評価されました。


 財団法人デジタルコンテンツ協会が主催する「デジタルコンテンツグランプリ」は、日本のデジタルコンテンツ産業の発展に大きく貢献する優れた映像・作品・製品・サービス・技術・人物を対象とし、専門誌編集者等によるノミネートを経て、有識者による審査委員会にて選出し表彰する権威あるコンテストです。過去の経済産業大臣賞にはアップルコンピュータ社(社名は当時)の「iTunes Music Store」「iPod」「Podcasting」や、セルシス社の「ComicStudioEX Ver.3.0」などが受賞しています。


 ヨシダカマガサコの代表取締役社長、吉田将人は「このような栄えある賞を受賞することができ、大変うれしく思っております。これに慢心することなく、今後ともお客様に最高の喜びをご提供できるよう、最善を尽くして参りたいと思います。今回のグランプリに関わって下さった全ての方々に心より感謝申し上げます。」と述べています。



【 ヨシダカマガサコ 「Spear」「Spear Multi」 概要 】


 ヨシダカマガサコが独自開発した「Spear」は、ケータイ上でのP2Pによる高速リアルタイム通信を世界で初めて3G携帯で実現したケータイ用P2Pフレームワークで、現在はKDDIのBREWケータイに対応しています。この「Spear」を利用することにより、今までコンテンツ・プロバイダ様が困難だった、シビアな通信スピードを要求するリアルタイム・オンライン・アプリケーションの開発を可能としました。


 また、1対1のケータイP2P通信を実現した「Spear」の上位版である「Spear Multi」は、接続台数を1~n台(※1)まで拡張可能な多人数対応ケータイP2Pフレームワークです。「Spear Multi」では通信機能が制限されたネットワークでも複数人で快適な通信ができるように、弊社独自のトポロジ(特許取得済み)を考案し開発しました。


 なお、ヨシダカマガサコは「Spear」に関する要素技術につきまして1件の特許を取得しており(特許第3892031号)、「Spear Multi」に関する要素技術につきましても2件の特許を取得しております(特許第3965201号および特許第3965202号)。



● 「Spear」を利用する主なメリットは以下のようになります。


【エンドユーザ様にとって】
・「Spear」のP2P通信ではサーバを介さずケータイ同士が直接通信するため、従来の通信コンテンツに比べ圧倒的に速いレスポンスタイムを享受できます。
(「Spear」の端末間の通信スピードは約0.1秒です)


【コンテンツ・プロバイダ様にとって】
・従来の通信コンテンツ開発に必須であったサーバ部分の開発を省略し、開発工数、開発期間、開発費用を削減できます。
・通信用サーバ運用に関するアウトソーシング費用やトラブル対応などの物理的・心理的コストを削減できます。




■ 株式会社吉田鎌ヶ迫について
吉田将人と鎌ヶ迫正俊によって2004年4月に設立された研究開発型ベンチャー。
創業以前よりケータイ用P2Pフレームワーク 「Spear (スピア)」 の研究開発を開始し、
世界で初めて3G携帯での実用化に成功した(※2)。
(リンク »)


■ 本リリースに関するお問い合わせ
コーポレートコミュニケーション部  沖 善秋 (おき よしあき)
TEL:03-3237-6990
FAX:03-3237-6990
E-Mail: press@yoshidakamagasako.com



・「Spear」および「Spear Multi」は、株式会社吉田鎌ヶ迫の日本国における登録商標です。
・BREWおよびBREWに関連する商標は、Qualcomm社の商標または登録商標です。
・その他、記載の会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
(※1) 端末の性能に依存します
(※2) 当社調べ

このプレスリリースの付帯情報

従来の通信とP2P通信の違い

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