アバイアのIP-PBXソフトウェアとコミュニケーション・ミドルウェアが、 SIP Forumの「SIPconnect Compliant」認証を取得

SIPベースのIP通信ネットワークを構築する企業に 相互運用性が認証された製品を提供

日本アバイア株式会社

2007-12-10 11:00

<米国 12月6日発表 プレスリリース抄訳>
企業向けコミュニケーション・ソフトウェア、システムおよびサービスのリーディン
グ・プロバイダーである米アバイア・インク(以下「アバイア」)は、IP-PBXソフト
ウェア「Avaya Communication Manager」とコミュニケーション・ミドルウェア
「Avaya SIP Enablement Services」がSIP Forumの「SIPconnect Compliant」認証を取得したと発表しました。SIP ForumはIP通信分野の独立業界団体で、SIP(Session
Initiation Protocol)標準に基づいたグローバルIP通信の開発に貢献する個人およ
び企業で構成されています。「SIPconnect Compliant」認証は、SIPトランキングに
関するSIPconnect標準に準拠していることを証明するものです。

アバイアの製品群の中では、ブランチ・オフィス向けコミュニケーション・プラット
フォーム「Avaya Distributed Office」、中小企業向け音声・データ統合システム
「Avaya IP Office」、コンタクトセンター向けソフトウェア「Avaya Call
Center」、IP電話機「Avaya one-X(TM) Deskphone Edition 9600」シリーズ製品が
SIPに対応しています*。

SIP Forumが最近導入した「SIPconnect Compliant」プログラムは、IP通信機器メー
カー、ソフトウェア・プロバイダー、サービス・プロバイダーの間でマルチメディア
通信の相互運用性を検証することと、IPベース通信の標準としてSIPの導入を促進す
ることを目的としています。アバイアはSIPConnectプログラムの設立メンバーです。

アバイア研究所のチーフ・テクノロジー・オフィスのマネージャであるアンワル・シ
ディキ(Anwar Siddiqui)は「SIPconnect Compliant認証は、SIP ForumのSIPに関す
る技術提言にアバイアが準拠していることをお客様に対して客観的に証明するもので
す。企業は、サービス・プロバイダーのSIPトランキング・サービスが自社のテレ
フォニー・インフラストラクチャに適合するかどうかを確認するための指標として、
SIPconnect Compliant認証を利用することもできます」と述べています。

SIP Forum議長のエリック・バーガー(Eric Burger)氏は、「SIP Forumは、SIP標準
とベスト・プラクティスを採用しているアバイアをIP通信業界のリーダーと認めてい
ます。またアバイアのような正会員企業がSIP標準を採用していることを重視してい
ます。アバイアの認証プログラム参加は、SIPconnectがベンダー・コミュニティに
よって牽引されていくことを表しています」と語っています。

SIPは、音声、ビデオ、インスタント・メッセージング、プレゼンスなど、多様なメ
ディア間のシームレスな相互運用性を提供する、標準ベースの通信制御プロトコルで
す。SIPトランキングを導入すると、コストや施設内のハードウェア占有面積の削
減、ネットワークのパフォーマンスの向上、ネットワーク・インフラストラクチャ構
成の選択肢の拡大など、多様なメリットを実現できます。

Nemertes Research社の主任調査アナリストであるアーウィン・レイザー(Irwin
Lazar)氏は、「当社から近日発表予定の調査結果『Advanced Communications
Services』によると、IT担当の経営幹部の65%が、今後2年以内のSIPトランキングの
導入を評価中または計画中であると回答しています。SIPトランキングの重要性は増
しています」と述べています。

*「Avaya Distributed Office」と「Avaya IP Office」は、現在国内では販売してお
りません。



アバイア(Avaya Inc.)について
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ、NYSE:
AV)は企業の競争優位性の実現を支援するインテリジェント・コミュニケーション・
ソリューションを提供しています。アバイアのIPテレフォニー、ユニファイド・コ
ミュニケーション、コンタクトセンター向けソリューション、
Communications-Enabled Business Process(CEBP)ソリューション*は、FORTUNE
500(TM)社の90%を含む世界の100万社以上の企業に採用されています。また、アバイ
ア・
グローバル・サービスはあらゆる規模の企業に包括的なサービスとサポートを提供し
ています。
詳細は、アバイアのWebサイト (リンク ») をご覧ください。
日本アバイアについては、 (リンク ») をご覧ください。

* CEBPは、ビジネスの遂行に必要とされる関係者のコミュニケーションを自動化する
ことで、業務効率やサービス品質の向上を支援するソリューションです。


SIP Forumについて
SIP ForumはSIP技術の発展と促進に向けてさまざまな活動を実施しているIT通信分野
の業界団体です。業界提言の策定、相互接続実験イベント「SIPit」、相互運用性に
関するワークショップ、業界内でのSIP全般のプロモーションなどを行っています。
最近の技術的活動の一つは「SIPconnect Technical Recommendation(技術提言)」
の策定です。これは、直接IPピアリング、IP-PBXとVoIPサービス・プロバイダー・
ネットワークの間の相互運用性、「SIPconnect Compliant」認証プログラムなどに関
する詳細なガイドラインを示した、標準ベースの提言です。「SIPconnect
Compliant」認証プログラムでは、適格な企業がSIPconnect認証を取得し、SIPトラ
ンキング製品およびサービスの優れた水準を表す公式ブランドである、「SIPconnect
Compliant」認証マークの使用権を得ることができます。詳細は、
(リンク ») を参照ください。


※AvayaおよびアバイアのロゴはAvaya Inc.の登録商標です。Avaya one-XはAvaya
Inc.の商標です。その他すべての商標は個々の商標権者に帰属します。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

  5. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]