平成20年2月15日
サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社
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サイボウズ・メディアアンドテクノロジー、
「端末メーカ各社の国内動向-2007年度上期-」を販売開始
~上期はシャープの独壇場 富士通も第3位に躍進~
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■■ 要約 ■■
インターネットビジネスの総合シンクタンクであるサイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社(代表取締役 土屋 継 東京都港区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がレポートにまとめた「端末メーカ各社の国内動向-2007年度上期-」の販売を開始しました。
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■■ 資料概要 ■■
●上期に独り勝ちのシャープ
2007年度上期における携帯電話端末の国内出荷台数は、シャープがパナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)や富士通を大きく引き離しました。第2位グループも健闘していますが、シャープの勢いは止まらず、上期はPMCの倍近くの販売台数を稼いでいます。PMCも上期は前年同期比45.8%増となる350万台を出荷して勢いが増しつつあります。また、上期は富士通の躍進が目立ちました。
■■キーワード■■
◆単独首位を走り続けるシャープ!!
2007年度上期もシャープがパナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)や富士通、東芝を寄せつけず、国内最大手メーカの座を維持しました。販売台数もPMCと富士通の倍近い660万台を記録しています。
◆上期出荷は2,400万台!!
2007年度上期の国内出荷は前年同期比11.7%増となる2,430万台に拡大しました。「ワンセグ」対応端末など夏モデルが好調で、6~7月と2ヶ月連続で500万台の出荷を超えたことが追い風になっています。
◆上期投入は53機種!!
携帯電話事業者各社は携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度向けユーザ移行対策に、2006年度下期は82機種を市場投入しました。ただ、2007年度上期は前年同期を6機種上回ったものの53機種にとどまっています。
◆2007年度見込みは大台突破の5,100万台出荷!!
2007年度通期は上期の勢いを継続しつつ、下期も前年同期並みを維持することにより、2000年度の5,043万台以来の大台突破となる5,100万台を見込みます。
■■「2.市場規模推移と予測(2006~2011年度)」より ■■
●上期は前年同期比12%増の2,430万台を出荷
社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)によれば、2007年度上期における携帯/自動車電話端末の国内出荷台数は前年同期比11.8%増となる2,430万3,000台になったといいます。そのうち3G端末は同23.2%増の2,405万9,000台、2G端末が同89.0%減となる24万4,000台となっています。また、「ワンセグ」対応端末は742万台にまで達しました。
■■ 目次/図表 ■■
要約
キーワード
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2006~2007年度)
表:携帯電話端末の半期別市場投入機種数推移(2005~2007年度上期)
1.市場概況
上期に独り勝ちのシャープ
上期投入機種数は合計53機種
表:2007年度上期における主な端末メーカ別市場投入機種数
2.市場規模推移と予測(2006~2011年度)
上期は前年同期比12%増の2,430万台を出荷
図:携帯電話端末の出荷台数推移と予測
(2006~2011年度、エムレポート推定)
表:携帯電話端末の出荷台数推移と予測(2006~2011年度)
メーカ別国内シェア(2007年度上期)
表/図:メーカ別国内シェア
メーカ別国内シェア(2007年度下期予測)
表/図:メーカ別国内シェア
メーカ別国内シェア(2007年度通期予測)
表/図:メーカ別国内シェア
3.端末メーカ各社の動向と今後の計画
シャープの動向
上期は前年同期比28%増になった携帯電話/通信融合端末の販売高
表:携帯電話/通信融合端末の半期別販売高推移(2006~2007年度)
上期は独り勝ちの国内販売台数
表:携帯電話端末の半期別販売台数推移(2006~2007年度)
07年10月にAQUOSケータイが累積500万台を突破
表:シャープ製ワンセグ対応端末の販売開始時期一覧
07年9月にフルセグ対応端末の開発開始を発表
ケータイの広島とスマート・フォンの奈良
キーワードは軽薄長大
表:シャープの考える端末開発のテーマ
端末進化の2つの方向性
07年7月に待受画像配信サービスを拡充
パナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)の動向
上期は前年同期比約15%増となった売上高
表:売上高と営業利益、設備投資額の半期別推移(2006~2007年度)
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2006~2007年度)
07年11月に新端末7機種の説明会を開催
表:秋冬モデルの主な特長
第2弾のソフトバンクモバイル向け兄弟モデルを投入
07年11月に高機能システムLSIを開発
ボイス・オブ・カスタマー推進室を設置
富士通の動向
上期は前年同期比12%増となったパソコン/携帯電話事業の売上高
表:パソコン/携帯電話の半期別連結売上高推移(2006~2007年度)
通期販売台数を上方修正
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2006~2007年度)
08年1月に富士通モバイルフォンプロダクツを設立
表:富士通モバイルフォンプロダクツの会社概要
07年11月から組込ソフトの携帯電話ブラウザなどの販売を開始
07年10月から電源/オーディオ機能一体型LSIを出荷
端末部品の調達先を拡充
明石工場に端末向け生産ラインを整備
製造子会社の富士通周辺機にも端末生産ラインを新規導入
表:工場生産能力の月別推移(2007年3~7月)
幅広い世代向けにユニバーサル端末を展開
表:富士通端末の各シリーズの考え方
ユニバーサル端末のノウハウを子供向けにも拡大
07年4月に累積販売台数1,000万台を突破したらくらくホン
表:らくらくホンシリーズの累積販売台数推移(2001年10月~2007年4月)
表:らくらくホンシリーズの販売開始時期一覧
東芝の動向
上期でauとソフトバンクモバイルに合計5機種を供給
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2006~2007年度)
NTTドコモへの端末供給は見込みなし
07年7月に携帯電話3Dゲーム向け高性能LSIを開発
日本電気(NEC)の動向
上期は前年同期比8%減となったモバイルターミナル部門の売上高
表:モバイルターミナル部門の半期別売上高推移(2006~2007年度)
上期出荷は前年同期横ばい
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2006~2007年度)
07年11月に販売開始前のFOMA N905i/FOMA N905iμを披露
Webアクセス分野で独自ブランドを構築
NEC端末は3Sが強み
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの動向
上期はNTTドコモとauに3機種を供給
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2006~2007年度)
07年7月に300万円の着せかえパネルを披露
ブランドとシンプルが注力ポイント
使いやすさに焦点を絞った端末の開発を進行中
将来的には国内外端末の混入を
国内拠点では国内外市場向け端末の開発に従事
三菱電機の動向
上期は前年同期比40%減となった出荷台数
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移(2006~2007年度)
女性比率の高いFOMA D90xiシリーズ
2010年頃には端末仕様が現在のノート・パソコン並みに
表:三菱電機の想定するデバイスの進化
07年8月にHSDPA方式向け小型送信用電力増幅モジュールを開発
表:BA01261/BA01262/BA01263の主な仕様
三洋電機の動向
上期は前年同期比42%減となった国内電話機部門の売上高
表:電話機の半期別国内外連結売上高推移(2006~2007年度)
07年度第1四半期に通期販売を下方修正
表:携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測(2006~2007年度)
07年10月に京セラと端末事業譲渡に関して合意
スタイリッシュな防水をコンセプトにしたW53SA
07年8月からの新ソフト導入で利用不可になったV-SA701
カシオ計算機の動向
上期売上高は前年同期比約25%減となったMNS部門
表:MNS部門の半期別売上高推移(2006~2007年度)
関東/中部圏でW53CAの販売がやや延期
いよいよW-CDMA方式端末も供給
ケータイとカメラでブランド普及
京セラの動向
上期売上高は前年同期比3%減の通信機器関連事業
表:通信機器関連事業の半期別業績推移(2006~2007年度)
W53Kはミリオン・セラーのW44Kの後継端末
4.海外メーカの動向
chocolateが基になったLG電子ジャパンのFOMA L704i
簡単ケータイに骨伝導スピーカを搭載したパンテック
07年10月からメーカ・ブランドの販売を開始したHTC Nippon
5.その他の動向
ルネサス テクノロジの動向
07年7月に累積出荷1,000万個を突破したSH-Mobile G1
表:SH-Mobile Gシリーズを搭載するFOMA端末
07年12月にSH-Mobile Gの生産個数が累積1億2,000万個を突破
07年10月からSH-Mobile G3のサンプル出荷を開始
09年に自社基盤技術の80%導入を目指すアドコアテック
07年12月から端末部品の製造販売事業へ進出した日本精密
07年11月にUI技術共同開発で提携したアクロディアとヤッパ
07年9月にテレコム三洋を譲渡した三洋電機
表:テレコム三洋/テレパークの会社概要(2007年3月31日現在)
08年秋にラクジュアリー端末を販売するベルパーク
KDDI(au)の動向
07年10月にKCP+の構築完了を発表
他ブランドとのコラボレーションも積極化
販売延期を行ったイー・モバイルのOption製データ通信端末
今後も家電ブランドとの連携が強まる
表:端末メーカ各社による主な家電ブランド端末
6.2007年度上期における市場投入端末
表:2007年度上期における市場投入端末一覧(2007年4月13日~6月29日)
表:2007年度上期における市場投入端末一覧(2007年7月5日~9月22日)
7.関連リンク
表:関連リンク(五十音順)
■■ 概要 ■■
商 品 名:端末メーカ各社の国内動向-2007年度上期-
発 刊 日:2008年1月8日
判 型:A4版39頁〔PDF資料〕
発 行:エムレポート
販 売:サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社
頒 価:31,290円(税抜29,800円+消費税1,490円)
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■■ サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社 ■■
・設 立 :1995年10月
・資 本 金:257,916,250円
・代 表 者:代表取締役 土屋 継
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