クラブカー社、Arbortext(R)の活用で製品情報デリバリーの納期を25%短縮

PTC(R) のArbortext ソリューションにより、18ヵ国語でのマニュアル発行およびグローバルな事業展開の推進を可能に

PTCジャパン株式会社

2009-01-16 10:30

【2009年1月16日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、社長兼CEO:リチャード・ハリソン)は、1月15日(米国時間)、インガーソル・ランド(Ingersoll-Rand)社のグループ企業でゴルフカート、シャトルカート、オフロード多用途車等のメーカーであるクラブカー社(Club Car、以下クラブカー)が、PTC の製品情報デリバリーソフトウェアであるArbortext を活用して、オーナーズマニュアル、サービスマニュアル、取付手順書の作成・発行プロセスの合理化を行っていると発表しました。Arbortextの導入により、クラブカー社は作成から発行までの期間を25%短縮し、新製品投入戦略の一環として市場投入期間短縮を実現しました。また、Arbortextは最大18ヵ国語におよぶ翻訳情報の提供を可能とし、同社の事業戦略であるグローバル展開をサポートしています。
クラブカーがPTC製品を初めて選定したのは、多機能車両の3次元設計にPro/ENGINEER(R)を導入した2000年で、それ以降、コンテンツおよびプロセス管理ソリューションとしてWindchill(R)を、またCADデータから詳細なテクニカルイラストを作成するためにArbortext IsoDraw(R)を導入しました。


クラブカーでは、イノベーションの加速とグローバルな顧客ベースという2つの要素が重なり、製品情報デリバリーが課題となっていました。同社では毎年数百にもおよぶ技術マニュアルを発行しており、一部は複数の言語に翻訳する必要がありますが、従来のソリューションではハイペースで変化する製品や高まる翻訳の必要性に対応できなくなりました。


クラブカーは新製品の開発や事業のグローバル展開に対応できる製品情報作成およびデリバリーのソリューションを必要としており、マニュアルの作成から発行までのエンタープライズ・パブリッシング・プロセスに対応できるArbortextソリューションを導入しました。ArbortextでDTPプロセスを自動化したことで、各ドキュメントのレイアウトを手作業で修正することなく、複数言語で発行することが可能になりました。


その結果、翻訳後に必要となっていたレイアウトの修正費用が全く発生しなくなり、年間10万ドル以上のコスト削減と、各国語版ドキュメント発行サイクルの25%短縮が実現しました。コスト削減は今後数年間で50万ドルに達すると予想されています。


クラブカーの技術情報システム部門のマネージャーであるジェフ・ケネディ(Jeff Kennedy)氏は、「Arbortextはクラブカーのドキュメント発行プロセスに変革をもたらし、技術文書の作成、翻訳、発行のプロセスから非効率な手作業を排除することができました。Arbortextを導入したことで、Pro/ENGINEERを利用する製品設計の初期段階から最終的なドキュメントの作成、そして翻訳後、海外へのドキュメントの配信まで、すべてを一元管理できる統合システムが構築できました。PTCソリューションの活用により、さらに顧客中心主義の効率の良い企業になりました」と述べています。


PTC 産業別マーケティング部門ディレクターのピーター・ベリキン(Peter Velikin)は、「Arbortextはクラブカー社のような企業の製品開発とドキュメント発行のプロセスを統合し、新製品の市場投入時までに製品情報の発行準備も確実に完了させておくことを可能にするソリューションです。クラブカー社は、その顧客向けの情報だけで構成された文書を、必要なときに印刷する仕組みを通じて顧客サービスのさらなる充実を目指しており、今後もPTCが継続的にサポートしていけることを楽しみにしています」と述べています。


*以下URLにて、クラブカー製品の画像をご参照ください。
(リンク »)
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クラブカー社について
クラブカー社はグローバルに事業を展開するインガーソル・ランド社のグループ企業で、高い製品品質と顧客満足度へのコミットメントで定評がある世界有数のゴルフカートメーカーであり、シャトルカートやオフロード用多用途車両等も手掛けています。同社は従業員数1,100名、ジョージア州オーガスタに本拠を置く企業で、優れた革新的製品を世に送り出し、毎年成長を続けています。クラブカー社に関する情報は (リンク ») をご覧ください。


PTCについて
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品ライフサイクル管理(PLM)、コンテンツ管理、エンタープライズ・パブリッシングの各ソフトウェア・ソリューションを世界50,000社以上の企業に提供しており、その中には製造、出版、サービス、官公庁そしてライフサイエンスなどの産業分野の革新的な企業が含まれます。PTCの株式はNASDAQ市場に公開されており、S&P Midcap 400とRussell 2000の両指標に含まれています。


PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区、社長:井上 公夫)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、エクスプリシットモデリング/データ管理ソフトウェア「CoCreate」、エンタープライズ・パブリッシング・ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「ProductView」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内5事業拠点。
Webサイト: (リンク »)


*PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Pro/ENGINEER、CoCreate、Arbortext、Arbortext IsoDraw、Mathcad、ProductViewなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

以上
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