フィッシングサイト閉鎖サービス「RSA FraudAction®」を三菱UFJ信託銀行株式会社が採用

EMCジャパン株式会社 RSA事業本部

2009-02-07 00:00

RSAセキュリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山野 修)は、三菱UFJ信託銀行株式会社(本店:東京都千代田区、取締役社長:岡内 欣也)がフィッシング詐欺対策の強化策として、フィッシングサイトを閉鎖してネット犯罪被害を予防するフィッシングサイト閉鎖サービス「RSA FraudAction®(アールエスエー・フロードアクション)」を11月25日から利用開始したことを発表します。
日本におけるフィッシング件数は急増しています。「不正アクセス行為の発生状況およびアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況」(国家公安委員会・総務大臣・経済産業大臣 2008年2月29日発表)によると、フィッシングサイトを犯行の手口としたものが平成17年度では1件ですが、平成19年は1,159件と大幅に増加しています。また、攻撃手法も巧妙さを増しています。しかしながら、利用者のフィッシングの認知度や危機意識は十分ではなく、フィッシング詐欺から利用者を保護するためには、サービス提供者による対策が益々重要になっています。 三菱UFJ信託銀行は、個人向けインターネットバンキング・サービス「三菱UFJ信託ダイレクト」を提供しています。より安全なインターネットバンキングを提供するセキュリティ整備の一環としてフィッシング詐欺対策に取り組んでおり、このたび、フィッシングサイトを迅速にシャットダウンできることを評価してRSA FraudActionを採用しました。 RSA FraudActionは、フィッシングサイトの閉鎖を行うサービスです。フィッシングサイトが出現した場合にもフィッシングサイトの活動時間を短縮し、利用者がサイトに誘導される危険を低減できます。また、導入契約後、直ちにサービスを利用開始できるため、短期でフィッシング対策を実施できます。さらに、フィッシング対策ソフトと異なり、専用ソフトを利用者のPCにインストールしたり、利用者がサイトの真偽を確認する必要がありません。これまでに世界中で発生した約10万件のフィッシングサイトを平均5時間で閉鎖しています。 RSA FraudActionは、機動的なサイト閉鎖サービスとして高く評価されており、このたびの採用により、日本国内での採用企業は28社となりました。 RSAセキュリティは、迅速にフィッシングサイトを閉鎖し、個人情報の詐取を予防することで、安全なオンライン取引を支援します。 以上
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