サイバーテック、企業におけるXBRLの活用促進を提言

~東京証券取引所 吉田氏を迎え、XMLデータベースとXBRLの対談~

株式会社サイバーテック

2009-06-12 00:00

XMLおよびXMLデータベース(XMLDB)(※1) のリーディングカンパニーである、株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都千代田区、以下サイバーテック)は、財務報告用国際標準規格であるXBRL(eXtensible Business Reporting Language)の現状と企業における活用を促進するための対談を企画し、WEBサイトで公開したことを発表いたします。



・発表の背景

今回のメインテーマとなるXBRLとは、財務情報を広く作成・流通・活用する目的で世界的に標準化されたXMLベースの言語で、財務情報の活用・提供・取得のためのコスト削減を図り、迅速な情報活用を可能とするものです。

XBRLは一般企業だけでなく、会計士、監督官庁、金融サービス企業から投資家まで、財務情報を必要とする多くの人に利用されています。


金融業界では、2008年から上場企業の「有価証券報告書」や「財務報告書」をXBRLで提出することが金融庁により義務化され、それに伴って、金融情報サービス企業でもXBRLをニュース等で配信をするようになりました。しかし、各企業で作成されたXBRLは、企業内において、XBRLのメリットであるデータの加工や分析などの二次利用することにはまだ至っていないというのが現状です。



◆吉田 幸司氏プロフィール

株式会社東京証券取引所 上場部 上場会社担当 課長

【経歴】

1990年 東京証券取引所入所。主として上場管理、情報システムを担当し、TDnetの開 発に従事。2004年より2年間、金融庁に出向し、企業開示課において電子開示担当としてEDINETの開発・運用を担当。2006年より現職として現在に至る。


・内容の詳細

サイバーテックは、提唱する内容の一部を6月12日より下記サイバーテックのWebサイトで公開します。尚、本コンテンツの制作には、株式会社東京証券取引所の全面協力を得ております。

詳細はサイバーテックのコンテンツページでご確認ください。



公開URL :  (リンク »)





今後、サイバーテックでは、XMLに関わる技術や情報について積極的に公開・取材し、技術の向上とXML業界の発展に貢献していきます。

  ※関連URL :  (リンク »)

  ※関連URL :  (リンク »)

  ※関連URL :  (リンク »)

  



※商品名称等に関する表示、記載している会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。





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<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社サイバーテック 社長室 広報担当:中村

メール:nakamura@cybertech.co.jp  

TEL:03-5577-8000 FAX:03-5577-8002





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<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは、1998年に設立されました。コンテンツ管理(CMS)・文書管理・ドキュメント管理や、複雑なデータの管理に適しているXMLデータベース(XMLDB)ソフトウェア「NeoCoreXMS」、「Cyber Luxeon」の2製品の提供をはじめ、各種業界向けプロダクトの提供や受託開発を実施いたしております。2006年には、フィリピン・セブ島にオフショア開発センターを設立しました。 

URL: (リンク »)



 

用語解説

※ XMLデータベースについて

XMLデータベース(XMLDB)は、ネイティブXMLデータベース(NXDB)とも称されます。XMLドキュメントをそのままの形で格納し, 利用することによって、従来のRDBで必要とされた、複雑なマッピング処理が不要になり, やわらかい情報管理を実現しながら、高いパフォーマンスを保つことが可能です。 RDBを機能拡張し、単にデータタイプの一つとしてXMLが扱える「ハイブリッド型データベース」に関しては、やはりベースとなる設計思想がテーブル型のアーキテクチャを持っています。したがって、「複雑なXMLデータを格納する」「一度格納したデータを更新する」「項目を追加する」といった処理は、XMLデータベースと比較すると、パフォーマンス面で圧倒的に劣ります(約50倍~100倍)。また、XMLデータベース・RDBともXMLネイティブ検索を実施する際はXQueryが必要となってきますが、実際にクエリー文を書く際にも、XMLデータベースではXQuery構文のみで済むのに対して、RDBでは従来のSQLにXQueryを追加する形となり、クエリー文も膨大な量になるため、「ハイブリッド型データベース」でXMLをハンドリングすると、システムメンテナンスコストは逆に増大する傾向にあります。その他、XMLデータベースに関する様々な情報は、XMLDB.JP( (リンク ») )をご覧ください。

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