モジュール化された企業向けエンドポイントセキュリティ製品群を発表

FortiClient 4.1 プレミアム版はノート/デスクトップPCに高性能でフル装備の保護を提供。 無料版はリアルタイムアンチウイルス、Webコンテンツフィルタリング機能等を追加

フォーティネットジャパン合同会社

2009-10-06 11:00

UnifiedThreatManagement/統合脅威管理(以下、UTM)市場のリーディングベンダー、Fortinet<R>(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、日本法人:フォーティネットジャパン株式会社、東京都港区、以下、フォーティネット)は本日、FortiClient<TM> Endpoint Protection Suiteの最新版を発表しました。この最新版では、エンタープライズクラスの機能が追加され、大規模で最高レベルの性能が要求される環境をサポートできるようになっています。最新版であるFortiClient 4.1はSSL VPN、WAN最適化、アプリケーションの検知、エンドポイントコントロールを含む新機能を搭載するだけでなく、全面的に管理可能なコンプライアンス インフラの提供によりサイバーセキュリティ脅威による被害を削減します。FortiClient 4.1はフル装備のソリューションとしてノートPCやデスクトップPCに対する幅広い保護を提供する他に、モジュールとして導入することでエンドポイント用の他の専用セキュリティ製品との併用が可能になります。

フォーティネットはまた、標準のアンマネージド版FortiClient4.1を、ノートPCやデスクトップPCの包括的保護を求める一般消費者、小規模企業、大企業などあらゆるところに無料で提供します。市場に出回る多くのエンドポイントセキュリティソリューションがファイアウォール、あるいはアンチウイルスによる保護だけを提供するのに対し、FortiClient 4.1の無料版およびプレミアム版は、いずれもエンタープライズクラスの複合脅威ネットワークアプライアンスFortiGate<R>が誇る統合セキュリティアプローチを提供します。この2つの版はFortiGuard<R> サブスクリプションサービスによって自動更新され、最新の脅威からの保護が確実に行えます。

一般消費者や企業は今日、サイバー犯罪が横行する環境に置かれており、安全なネットワークに接続されていない全てのコンピュータが危険にさらされています。また、携帯端末やリモートクライアントはネットワークがウイルス感染をするきっかけを作り、クライアントが再接続するたび、そのリスクは増しています。Eメールの普及で職場と家庭のPC境界があいまいになっているうえ、USBストレージのようなウイルスの感染媒体となる危険があるデバイスの利用が増加しているなかで、フォーティネットはFortiClient 4.1ソリューションの無料版およびライセンス版の提供により、消費者が適切な保護の導入をためらう理由となっているコストの壁を打ち破り、ネットワークへの侵入を最小化しました。

フォーティネットの製品担当バイスプレゼント、アンソニージェイムズ(Anthony James)は次のように述べています。「世界中のどのユーザもノートPCやデスクトップPCにFortiClient Endpoint Protection Suiteという幅広いセキュリティ保護を行わない手はありません。安全でないエンドポイントやアンチイルス、またはファイアウォールのみの保護では、それが私用か業務用かにかかわらず、差し迫った脅威に晒されていると考えるべきです。エンドポイントやネットワークへの接続に対して、最小限の保護を施すだけでは不十分です。こうした理由から、私たちはエンタープライズクラスのセキュリティを提供する最新のFortiClient製品を誰もが使えるようにしました」

製品ラインと機能
FortiClient4.1の主なメリットはモジュール化された機能にあり、これにより、現行のエンドポイント戦略を今すぐ変更するつもりがない組織でも、エンドポイントのセキュリティ体制を拡大・強化することが可能です。FortiClient4.1の機能は、全面的な導入または、組織ごとのニーズに従って、必要なものだけを個別に導入することが可能です。FortiClient4.1の発表で新登場したエンタープライズクラスの機能は下記の通りです。

●アプリケーション検知-通信に使用されたポートやプロトコルにかかわらず、アプリケーション用セキュリティポリシーを提供します。

●SSL VPN-セキュリティ境界線内にある社内Webアプリケーションへのセキュアな接続を提供します。

●パフォーマンスの高速化-WAN高速化とともに、新しく発表した4.1では高速化された新しいアンチスパイウェアエンジンおよび、アンチウイルスエンジンにより、パフォーマンスが向上しました。これにより、既存のFortiClient4.0に比べ、パフォーマンスが3倍になりました。新しいアンチスパイウェアエンジンには、マルウェアに対する新たな防御層が追加され、既知のマルウェアの全面システムスキャンが数秒で完了します。

●エンドポイントコントロール-幅広いグローバルな自動化インフラにより、エンドポイントセキュリティコンプライアンスが実現します。

FortiClient製品ラインは次の3製品から構成されています。

●FortiClientプレミアム版-SSL/IPSec VPN、WAN最適化クライアント、アプリケーション探知、エンドポイントコントロール、ホスト・アンチウイルス/アンチスパイウェア、ファイアウォール、不正侵入防御、Webコンテンツフィルタリング、エンドポイント管理(FortiManager)、FortiCareサポートサービス、アンチスパム、EメールDLP、Webコンテンツフィルタリング再レーティングが含まれます。

●FortiClient標準版(無償版)-SSL/IPSec VPN、WAN最適化クライアント、アプリケーション探知、エンドポイントコントロール、ホスト・アンチウイルス/アンチスパイウェア、ファイアウォール、不正侵入防御、Webコンテンツフィルタリングのプレミアム版と同様の機能が提供されます。

●Windows Mobile, Symbian およびポケットPC向け FortiMobile<TM>-IPSec VPN、携帯端末データ暗号化/解読による端末セキュリティ、パーソナルファイアウォール、アンチウイルス、着信通話フィルタ、SMSアンチスパム、多言語サポートが含まれます。

価格と利用可能時期
FortiClient 4.1および FortiMobile の全バージョンは現在、 (リンク ») でダウンロードが可能です。FortiClient 4.1プレミアム版およびFortiMobileの料金は1ユーザ29米ドルからで、エンドポイント管理および拡張サポートサービスが含まれます。追加サービスとして電話サポートも提供しています。FortiClient Endpoint Protection Suiteの詳しい情報は (リンク ») をご覧ください。

※フォーティネットの名称はFortinet, Inc.の登録商標です。Fortinet、FortiGate、FortiGuard、 FortiGuard、FortiManager、FortiMail、FortiClient、FortiCare、FortiAnalyzer、FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、FortiDBおよびFortiWebはFortinet Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。その他製品名などはそれぞれ各社の登録商標です。

用語解説

フォーティネット会社概要 ( (リンク ») )
フォーティネットは複合脅威に対応するASICベースのUTMシステムを提供するリーディングベンダーです。フォーティネットのセキュリティシステムは、セキュリティ性を高めるとともにトータルコストを下げることから、多くの企業やサービスプロバイダなどに利用されています。フォーティネットが提供するソリューションは初めから様々なセキュリティプロテクション(ファイアウォールや、アンチウイルス、侵入防御、VPN、アンチスパイウェア、アンチスパムなど)を統合するために作られており、ネットワークおよびコンテンツレベルの脅威から顧客を守るよう設計されています。カスタムASICと統合型インターフェースに優れたフォーティネットのソリューションはリモートオフィスから筐体ベースのソリューションに至るまで、統合管理 報告で優れたセキュリティ機能を提供します。フォーティネットのソリューションはこれまで様々な賞を世界中で受賞しており、ICSAから7種類の認定(ファイアウォール、アンチウイルス、IPSec、SSL、IPS、アンチスパイウェア、アンチスパム)を受けた唯一のセキュリティ製品です。フォーティネットはカリフォルニア州サニーベールに本社を置く非上場企業です。

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