~進化し続けるWyseシンクライアント~ エム・ピー・テクノロジーズ、WAN環境の画面転送データ遅延を解消する、 米国Wyse社の「Wyse Virtual Desktop Accelerator」を国内で販売開始

グローバルに拡大したクラウド環境での大きな課題を解決  エンドユーザの生産性とユーザービリティが大幅に改善

株式会社エム・ピー・テクノロジーズ

2009-10-21 18:30

株式会社エム・ピー・テクノロジーズは、この度、WAN環境におけるクライアント~データセンター間の画面転送データ遅延を解消し、高速化するための仮想化ソフトウェア「Wyse Virtual Desktop Accelerator(Wyse VDA)」の国内販売を開始することといたしました。

現在、アプリケーション、デスクトップ、サービス等をホストする仮想化環境を展開するデータセンターは、サービス利用者から160~480キロの範囲内に配置されるのが一般的です。しかし、この近さにない場合、ユーザはネットワーク待ち時間、パケットロス等に悩ませられることになります。このような事情から企業は、すべての地域をカバーできるよう、複数のデータセンターの維持を強いられています。

「Wyse Virtual Desktop Accelerator(Wyse VDA)」を導入することにより、画面転送型のネットワークプロトコルが最大約3倍、データ転送速度が約6倍(ネットワーク遅延1,000mSec、ICAプロトコル使用、2.32MBのファイルをUSBドライブからサーバに転送した場合)まで高速化され、VMWare仮想デスクトップソリューション(VMWare View)、Citrix Application Deliveryソリューション(Citrix XenApp、XenDesktop)、マイクロソフトターミナルサービス等の画面転送型ソリューションなどを利用した仮想化環境において、遠隔地に位置するエンドユーザの生産性とユーザービリティが大幅に改善します。
これにより、各所に点在するデータセンターの統合も可能となり、さらに、世界中に広がるクラウドコンピューティングや仮想クライアントの使用を検討を行う企業のネットワーク上の課題にも解決策を提供します。

さらに、Wyse VDAは、ビジネスの継承やパンデミック・災害からの回復という点においても企業にとって効率的です。標準的なオペレーションの想定では、エンドユーザはデータセンターの近くに位置している必要がありますが、Wyse VDAを導入していれば、データセンターが災害の影響を受けた場合、ユーザの使用感を犠牲にすることなく、影響を受けたエンドユーザーを別のデータセンターに簡単に接続することが可能です。

Wyse VDAの導入により、企業はデータセンターの統合、冗長性の削減、ITスタッフによる管理の効率向上、および全社的な保守コストの大幅削減が可能になります。さらに、ソフトウェアのみによるソリューションであるため、設置も簡単で、ハードウェアや機器を必要とせず、仮想デスクトップの配置に最適化されています。また、データセンターの使用を減らすことは、エネルギー消費や二酸化炭素排出量を大幅に削減するため、グリーンITにもつながります。

【Wyse Technology Co.,Ltd.について】
1981年設立
本社:米国サンノゼ
シンクライアントのグローバルリーダーとして世界各国の大手企業に高い支持を集める。
Windows-Based Terminalを1995年に世界で最初に発表、販売。Fortune TOP 100社中、40社がWyseを採用。

【お問い合わせ先】
株式会社エム・ピー・テクノロジーズ
TEL  : 03-5298-1551
FAX  : 03-6893-7771
E-mail: pr@mptech.co.jp
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