株式会社ECナビ
2010年8月26日
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リサーチパネルエイジア、
「スマートフォンの利用に関する日中韓意識調査」を実施
~スマートフォンでのメール利用は、
日本人はEメール、中国人・韓国人はSMSが主流~
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日本・中国・韓国のアジア地域におけるオンライン調査パネルの
提供事業を展開する、株式会社リサーチパネルエイジア(東京都
渋谷区、代表取締役:中里 昇吾、以下:RPA)は、日本、中国、
韓国において「スマートフォンの利用に関する意識調査」を実施
しました。
■調査タイトル
スマートフォンの利用に関する意識調査
■調査目的
スマートフォンの所持率や利用における各国比較
■調査方法
自社パネル(リサーチパネル(日本)、91問問.com(中国)、
PanelNow(韓国))を利用したネットリサーチ
■調査対象
10代から30代の男女
■調査地域
日本、中国、韓国の全地域
■調査主体
Research Panel Asia Inc.
■調査期間
2010年8月4日 ~ 2010年8月5日
■サンプル数
900サンプル(内訳)日本:中国:韓国=1:1:1、
男性:女性=1:1
■調査項目
・スマートフォンの所持率について
・スマートフォンの購入時期、購入動機
・スマートフォン購入に際しての重要指標
・スマートフォンで使用するアプリケーションのジャンル
・スマートフォンの使用シーン
・スマートフォン購入前後のパソコンの利用について
など15項目
【調査経緯】
世界的に、iPhoneやアンドロイド携帯電話など、スマートフォンと
呼ばれる多機能携帯電話の普及が進んでいます。日本では、携帯電
話の出荷台数が伸び悩みを見せる中、2009年のスマートフォン出荷
台数は前年比43%増と急増しており、2010年6月24日に発売された
iPhone4は、未だに予約待ちの状況が続く人気となっています。同
様に、中国や韓国においてもスマートフォン市場の成長は著しく、
特に中国は、年内にも現在最大のスマートフォン市場であるアメリ
カを抜き、世界第1位のスマートフォン市場になるのではないかと
言われています(※1)。リサーチパネルエイジアでは、各国での
スマートフォン市場の成長を背景に、日本・中国・韓国におけるス
マートフォンの利用に関する意識調査を実施しました。
(※1)市場調査会社「Pyramid Research」が2009年12月に発表
【調査結果TOPICS】
(1)日本・中国・韓国の3カ国とも、スマートフォンを購入する際
に最も重視する点は「機能」です。
(2)スマートフォンでのメールの利用は、日本人は主にEメール
を、中国人と韓国人は主にショートメッセージサービス
(以下、SMS)を利用しています。
(3)日本・中国・韓国の3カ国とも、スマートフォンの利用シーン
は、「自宅」もしくは「電車やバス、車などでの移動時間中」
が多くなっています。
【 調査結果概要 】
(1)スマートフォンの購入は「機能」を重視
Q: あなたがスマートフォン(iPhone、Android、Windows Mobile、
Blackberry、Symbianなど)を購入された、最も強い動機を教えて
ください。(単一回答)(スマートフォン所持者が回答)
Q: あなたがもしスマートフォン(iPhone、Android、Windows Mobile、
Blackberry、Symbianなど)を購入するとしたら、最も重要視するも
のは何ですか。(単一回答)(スマートフォンの購入に興味がある不
所持者が回答)
スマートフォン購入に際して「機能」を重視するとの回答が、ス
マートフォンの所持、不所持に関わらず、日本・中国・韓国とも
最も多くなっています。特に、スマートフォンの購入に興味はあ
るが、まだ持っていない韓国人の85.9%が、購入に際して「機能」
を重視すると回答しており、日本人や中国人に比べ、「機能」を
重視する人の割合がとても高くなっています。一方、「価格」を
重視する人の割合は、日本人が29.0%、中国人が19.8%と2番目に
高くなっているのに対し、韓国人はわずか2.9%にとどまっていま
す。韓国では、スマートフォン端末の新機種の発売が相次ぎ、各
機種の機能についてそれぞれ特色を打ち出している一方で、価格
は全機種とも80万ウォン(6万円前後)程度と価格差がないこと
から、スマートフォンを購入する際に価格を重視する人の割合が
低くなっていると考えられます。
(2)スマートフォンでのメール利用は、日本人は主にEメールを、
中国人と韓国人は主にSMSを利用
Q:あなたが使ってみたいアプリケーション・機能のジャンルを選
択してください。(複数回答可)
Q: あなたがよく利用するアプリケーションのジャンルを選択して
ください。(複数回答可)
「使ってみたいアプリケーション・機能」について、日本は「Eメ
ール」、中国は「ビジネス系アプリ」、韓国は「インターネット検
索」が最上位となっています。
特に「使ってみたいアプリケーション・機能」で、「Eメールを使
ってみたい」という日本人は70%だったのに対し、「SMSを使って
みたい」という日本人はわずか11.7%でした。一方、中国と韓国
では「SMSを使ってみたい」という人の割合が「Eメールを使ってみ
たい」人の割合よりも高く、「SMSを使ってみたい」人の割合は、中
国人は66%、韓国人は49%となっています。また、既にスマートフ
ォンを所持している人が、実際によく利用するアプリケーションで
も、日本人の約60%が「Eメール」と回答しており、「SMS」を利用
する人の割合はわずか25%となっています。一方、中国人では64%、
韓国人では51%が「SMS」を利用しており、「Eメール」を利用する
人の割合に比べ、高くなっています。中国と韓国では、携帯電話に
おけるメール利用は、SMSが主流となっている一方で、日本ではキャ
リア間のSMS送受信ができないため、従来からEメールの利用が主流
となっています。そのため、スマートフォンの使い方は、従来の携
帯電話の使い方に影響されていると考えられます。
(3) 3カ国とも、スマートフォンの利用シーンは「自宅」と「移
動時間中」が多い
Q: あなたはスマートフォンをどのシーンで使用していますか(ま
たはすると想定されますか)。下記から、頻度の高いものを3つま
で選択してください。(複数回答可)
日本人と中国人は「自宅」での利用がそれぞれ83.7%、77.0%で最
も多く、次いで「電車やバス、車などでの移動時間中」「会社」
「学校」となっています。一方、韓国人は「電車やバス、車などで
の移動時間中」の利用が58.3%と最も多く、次いで「自宅」
「会社」「学校」となっています。韓国では、無料でインターネッ
トに接続できるWi-Fi(読み:ワイファイ)(※3)が非常に普及し
ており、携帯キャリアが各主要都市における地下鉄全駅でのWi-Fi
アクセスポイントを設置させる計画を発表するなど(※4)、無線
LAN接続機能を持つスマートフォンの外出時の利便性が更に高まる
と考えられます。
※3)Wi-Fiとは、無線インターネットの利用が可能になるLAN製品
の互換性を検証するWi-Fi Allianceという業界団体によって付け
られたブランド名のことで、無線LANの普及と発展に寄与していま
す。
※4)韓国の携帯電話事業者のKT(読み:ケイティー、韓国最大の
通信事業者)は、2010年8月末までに、ソウル首都圏地域と釜山、
大邱、仁川、大田の地下鉄の全駅で無線インターネットを無料で
利用できるWi-Fi網の設置を完了させると発表しています。
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■ Research Panel Asia Inc (リンク »)
代表取締役:中里 昇吾(なかざと しょうご)
取 締 役:宇佐美 進典(うさみ しんすけ)・佐野 敏毅(さの としき)
常勤監査役:児玉 裕二(こだま ゆうじ)
所 在 地:東京都渋谷区神泉町8-16 渋谷ファーストプレイス4階
設立:2009年10月1日
資 本 金:2億円(準備金含む)
主要株主:ECナビ100%子会社
事業内容:アジア地域におけるオンライン調査パネルの提供
(中国パネル「91問問.com」 (リンク ») )
(韓国パネル「Panel Now」 (リンク ») )
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【本件に関するお問合せ】
株式会社ECナビ 広報室:江頭(エトウ)・大西(オオニシ)
TEL:03-5459-3934 FAX:03-5459-4223
E-mail:pr-info@ecnavi.co.jp
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