【事例紹介】薩摩川内市が地方自治体版プライベート・クラウドへ向け、業務システムに最先端の仮想化ソリューションを導入

EMCジャパン株式会社

2011-05-30 00:00

~最先端の仮想化ソリューションの導入で、70台のサーバを4台に集約~
EMCジャパン株式会社(略称:EMC ジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山野 修、URL: (リンク ») )と伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田 陽一)は、薩摩川内市(市長:岩切 秀雄/人口100,536人)が目指す地方自治体プライベート・クラウドに向けて、EMCジャパンのハイエンド・ストレージ「EMC Symmetrix」と高性能な統合ネットワーク・ストレージ「EMC Celerra」を導入し、これら製品を中核にITシステムを構築したと発表しました。同ITシステムの構築は、CTCのパートナーである行政システム九州株式会社(略称:行政システム九州、本社:福岡県福岡市、代表取締役:田川 雅裕)との協業により、実現しました。

薩摩川内市は、九州・薩摩半島の北西部に位置する、美しい自然や名だたる温泉郷が魅力的な人口約10万の地方都市です。薩摩川内市民の生活を行政の立場から支える薩摩川内市には、2004年の“平成の大合併”で1市4町4村の統合により、各市町村のITシステムが集結し、サーバ台数は70台に上っていました。情報化社会がさらに加速することで、サーバの増加による運用の煩雑化やスペースの確保、空調・電力などの費用がかかることから薩摩川内市は、ITシステムの抜本的な検討を実施、すべてのITシステムをオープン化することを決定しました。

本システム基盤構築に際し、行政システム九州はCTCと新たにパートナーシップを結び、EMC統合ストレージの活用と仮想化によるサーバ統合を提案しました。薩摩川内市は、ミッション・クリティカルなシステム構築を重視した結果、主要ベンダーすべてのストレージを様々な視点から検討しました。その結果、ITコストの3割削減、サーバ70台を4台に集約可能という統合効果試算数値が大きな要因となり、最高レベルの可用性を提供するエンタープライズ・ストレージ「EMC Symmetrix」と高性能な統合ネットワーク・ストレージ「EMCCelerra」が採用されました。

新システム基盤は、導入してから8カ月間、安定稼働を続けており、通常の運用業務では職員が筺体に触れることはなく、一度だけ起こった停電時でもEMCジャパンがリモートで停止操作を実施しました。また、業務システムの処理能力が高まったことにより、バッチ処理など10時間から1時間に短縮された業務もありました。さらに、週に1回すべての業務システムのデータをストレージ主導で自動バックアップするため、データ保護レベルも向上しました。その他、仮想化によるサーバ統合により、スペースや空調・電力を懸念することなく、大幅なコスト削減を見込んでいます。

今回のシステム基盤について、薩摩川内市 企画政策部 情報政策課より、以下のコメントを頂いています。
「行政機関である薩摩川内市では市民の重要な情報を預かっており、市民の窓口として24時間365日ノンストップで稼働し続けなければなりません。EMCはネットワーク・ストレージ部門でも、仮想化ストレージ部門でも世界的に高いシェア、実績を有しており、利用できるサーバ、アプリケーションも非常に多いことが、ゆるぎない信頼性を置く材料になりました。さらに、メインフレーム、オープン系の両方が同時に接続できるストレージは他になく、技術的な優位性も高く評価しました。今回のシステムにより、初期投資が抑制されるだけでなく、スペースや環境整備、運用コストが大きく削減できます。市内の業務システムを全面統合可能な新システムにより“地方自治体版プライベート・クラウドの扉が開かれた”と考えています」。

本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
(リンク »)

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EMCジャパン株式会社について
EMCジャパンは、あらゆる規模のお客様が、競争優位に立ち、情報からさらなる価値を創出することを可能にするために、情報インフラストラクチャ・テクノロジーとソリューションを開発、提供する世界のリーディング・カンパニーであるEMCコーポレーションの日本法人です。EMCの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。  (リンク »)

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社について
伊藤忠テクノソリューションズ(略称CTC)は、情報通信、金融、流通分野や、コンタクトセンター、ポータルをはじめとするフロント系基幹システムの開発、オープン系システムの基盤構築、さらにデータセンター事業など特定の業種、業務に強みを持つユニークで総合力を兼ね備えたソリューションプロバイダです。最新技術に精通したテクノロジー・リーディング・カンパニーとして、コンサルティングから設計、構築、運用・保守サポートに至るトータルサービスを提供します。

本件に関するお問い合わせ窓口
■EMCジャパン株式会社  マーケティング本部 マーケティング・コミュニケーション部
広報マネージャ 武村綾 Tel: 03-5308-8888 (代表)/ 03-5308-8867(直通)
E-mail: japanpr@emc.com

■伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 広報部
Tel: 03-6203-4100/ FAX: 03-5512-3013
E-mail: press@ctc-g.co.jp

EMC、EMC2、Symmetrix、Celerraは、米国EMCコーポレーションの登録商標または商標です。
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