企業のOffice 2010導入を支援するソリューション「Office 2010展開支援サービス」を提供開始

Winテクノロジ株式会社

2011-09-01 11:00

株式会社 CSK Winテクノロジ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:古宮 浩行、以下 CSK Winテクノロジ)は、企業のMicrosoft® Office 2010(以下 Office 2010)※1の導入に関する情報とノウハウを集約し、最適な導入手法でOffice 2010の導入コストや検証期間を50%以上(当社実績値)削減可能なソリューションとして、「Office 2010展開支援サービス」を9月1日より提供開始いたします。
1.背景
Office 2010は販売開始より高い製品満足度を得ており、販売開始1年で世界で1億ユーザーが利用に至るという、Microsoft Office史上、最も早いスピードでの導入が進んでいます。企業の導入スピードも前バージョンと比較して全世界で5倍、日本国内では15倍という驚異的な導入スピードとなっています(2010年9月 マイクロソフト調べ)。
一方で、「互換性の検証と移行」にコストがかかる、「利用者の操作トレーニング」が必要、インストール作業やイメージ作成などの「導入・展開」に時間がかかる、といった導入に関する課題についてご相談を多くいただいております。
これらの課題を解決するため、CSK Winテクノロジではマイクロソフト他2社と共同で、2010年6月のOffice 2010発売以前からOffice導入支援センターを立ち上げ、マイクロソフトに相談を寄せられたお客様を中心に、過去2年間で80社以上のOffice導入をご支援してまいりました。その一方で、より広い範囲でのサービス提供を要望されるご意見を、多数いただいておりました。こうしたご要望から、CSK Winテクノロジは、一般のお客様に拡大して、「Office 2010展開支援サービス」の提供を開始いたします。


2.「Office 2010展開支援サービス」の概要
「Office 2010展開支援サービス」は、企業がOffice 2010環境へ移行する際の主な検討課題として、互換性検証、トレーニング、社内導入展開の3点にフォーカスした支援サービスです。本サービスは、ご利用可能な企業を限定せず、多くのお客様がご利用いただけるサービスとしてご提供いたします。
互換性検証作業は、導入工程において最も工数がかかる工程です。本サービスを利用することで、企業はOffice 2010導入検証に関わる費用と検証期間を50%以上(当社実績値)削減でき、Office 2010への迅速な環境移行が可能となります。トレーニングに関しては、カスタマイズしたトレーニングコンテンツのサンプルを提供いたします。また、社内の導入展開においては、App-V※2やSCCM※3を用いた配信環境の構築支援、問い合わせ窓口の設置など、お客様のご要望に応じた対応が可能です。
CSK Winテクノロジでは、「Office導入支援サービス」を2012年3月末までに30社にご提供することを目標としています。
 
■「Office 2010展開支援サービス」メニュー
<メインメニュー>
・マクロ互換性検証
  …ツールによるVBAマクロコードの調査、結果レポート
・レイアウト互換性検証
  …移行前/移行後のOfficeについてツールによるレイアウトの差異の調査、 結果レポート
・機能検証支援
  …ファイルの起動処理/終了処理・ボタンクリック動作の移行前/移行後動作比較検証
・Officeファイル改修
  …互換性問題の解消のためのファイル改修方法サンプル提供
・パイロット検証支援
  …基幹システムに関する(外部に持ち出せない)ファイル・システムのオンサイト検証
・Office 2010展開サポート問い合わせ窓口
  …Office 2010のVBAマクロに関する調査・回答
 
<サブメニュー>
・環境構築支援
  …仮想環境またはOffice配信環境のプロトタイプ構築
・トレーニングコンテンツ作成支援
  …トレーニングコンテンツのサンプル作成支援
 
※メインメニュー、サブメニューを組み合わせてご利用が可能です。
※適用範囲については、項目ごとにファイル数などの上限があります。
 
本発表に関しまして、以下のコメントをいただいております。
 
日本マイクロソフト株式会社
 
この度の法人向けOffice 2010互換性検証サービスのご提供開始おめでとうございます。
日本マイクロソフトは、CSK Winテクノロジ様と密接に連携し、日本市場におけるOffice 2010の一層の導入促進を図ってまいります。
また、今回発表されたOffice 2010互換性検証サービスを通して、きめ細やかなサービスと最新のインフラ構築技術に加え、企業システムで急速に進展が進むクラウドサービスまで幅広いサービスをCSK Winテクノロジ様が提供されることで、市場が活性化されることを期待しております。

 
以 上
  

※Microsoft、Office 2010 は、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

用語解説

※1 Microsoft Office 2010…日本マイクロソフト株式会社(以下 マイクロソフト)より2010年6月に発売された、ビジネス用アプリケーションソフトを一つにまとめたパッケージ製品
 
※2 App-V…「Microsoft Application Virtualization」の略称。Office 2010など、アプリケーションの実行環境をパッケージ化し、クライアントに配信する技術。アプリケーションのライセンス、準備と展開を一元管理することが可能。
 
※3 SCCM…「Microsoft System Center Configuration Manager」の略称。組織が保有するIT資産を一元的に把握し、効率よく管理するシステム管理ソリューション。OSの展開から、ソフトウェアの配布、資産情報の管理、エンドポイント セキュリティ対策やリモート管理まで、PCライフサイクルに関わるさまざまな IT 管理作業を一元的に行うことが可能。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]