OKI と富士ソフト、化学物質情報管理ソリューション分野で販売提携

沖電気工業株式会社

From: JCN Newswire

2011-12-14 11:11

Tokyo, Dec 14, 2011 - ( JCN Newswire ) - 沖電気工業株式会社(社長:川崎秀一、本社:東京都港区、以下OKI)と富士ソフト株式会社(社長:坂下智保、本社:神奈川県横浜市、以下富士ソフト)は、このたび化学物質情報管理ソリューション分野の販売提携について合意し、契約を締結しました。この提携により、OKIの製品含有化学物質管理システム「COINServ(R)-COSMOS-R/R」(以下「COSMOS」)と、富士ソフトの化学物質情報調査支援システム「FSGreen(TM) ChemicalReport」(以下「ChemicalReport」)を組み合わせ、両社で化学物質情報管理ソリューションとして、2012年度までに100社への販売をめざします。

昨今、企業に対する環境関連の法規制が厳しくなっています。とくに欧州連合(EU)のRoHS指令(注1)は、特定の化学物質の製品含有を禁じており、REACH規則(注2)は、製品に含まれる化学物質量が一定量を超えた場合は、EUへの届出義務が生じるなど、厳格な管理が求められています。また、管理する対象物質は拡大傾向にあるためEUへの輸出企業にとって、化学物質の管理は煩雑かつ複雑化した業務になります。

化学物質情報は既存の市場サービスへの接続や、サプライヤーへ個別に調査メールを送ることで収集することができます。しかし、特定のフォーマットに定義されていない情報は収集できず、個別調査はサプライヤーごとに独自フォーマットで調査の進捗管理が必要になるという課題がありました。

今回の提携により両社は、部品や材料に含まれる化学物質情報の調査依頼や調査の進捗管理を支援するSaaS型「ChemicalReport」と、収集した化学物質情報の管理・集計から報告までサポートする「COSMOS」を組み合わせて、化学物質情報管理ソリューションとして提供します。

これによりユーザー企業は、化学物質の管理業務に必要な情報収集から管理・報告までをワンストップサービスとして利用でき、煩雑化する業務を効率よく行うことができます。また、調査依頼で利用する独自のファイルフォーマットを2つのシステム間で共通化し、スムーズな調査依頼を実現しました。

今後も、OKIと富士ソフトは化学物質情報管理ソリューションにおいて業務効率の向上をめざし、協力して販売していきます。

【COINServ-COSMOS-R/Rについて】

「COINServ-COSMOS-R/R(コインサーブ・コスモス・ アールツー)」は、社内での運用ノウハウを基に開発され、10年以上の運用実績がある製品含有化学物質情報システムです。現在、40社の企業に導入されています。RoHS指令およびREACH規則に対応しており、製品構成部品のデータベースや自社加工で使用する材料データベースと連携でき、設計・開発から製造・出荷まで一貫して化学物質情報を管理します。
製品サイト: (リンク »)

【FSGreen(TM) ChemicalReportについて】

FSGreen(TM) ChemicalReport(エフエスグリーン ケミカルレポート)は、自動メール通知による一斉問合せを実現し、回答データの自動エラーチェック(法令しきい値)、回答・督促などの進捗管理をシステム上で行い、セットメーカーや部品メーカー等の負荷軽減に寄与するとともに、業務効率化と精度向上を実現します。
製品サイト: (リンク »)

【用語解説】
※1 RoHS指令(Restriction of the use of the certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment」):
EUにて2006年7月に発令。コンピュータや通信機器、家電製品などに含有する有害化学物質の使用を禁止する指令。
※2 REACH規則(the Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals):
EUにて2007年6月に施行。EU域内にて 化学品(Chemicals)を製造、輸入する場合に、その製造者、輸入者に登録(Registration)、評価(Evaluation)を義務付け、高懸念物質については、関係当局が許可(Authorization)、さらにリスクの高い物質には、禁止などの制限(Restriction)を設ける規則。

概要:沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 (リンク »)

お問合せ先:
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
沖電気工業株式会社
広報部 永野 
電話:03-3501-3835
e-mail:press@oki.com

富士ソフト株式会社
企画部コーポレートコミュニケーション室 真野
電話:03-5209-5910
e-mail:mkoho@fsi.co.jp

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
沖電気工業株式会社
統合営業本部 法人営業本部 営業第二部 営業第三チーム
電話:03-5445-6446
お問い合わせフォームURL: (リンク »)

富士ソフト株式会社
システム開発事業グループ 営業ユニット ソリューション推進ディビジョン
電話:03-5209-5827
Fax:03-5209-5740
お問い合わせフォームURL: (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]