ビットアイル サーバレンタルサービスにFusion-io社の“ioDrive”を採用

圧倒的なIOPS性能を実現するディスクI/O高速化ソリューションを提供

ビットアイル・エクイニクス株式会社

2012-04-04 11:01

株式会社ビットアイル(代表取締役社長兼CEO:寺田航平 本社:東京都品川区 以下ビットアイル)は、自社データセンターユーザー向けレンタルサーバサービス(注1)に、Fusion-io社の「ioDrive」をオプションメニューとして追加し、2012年4月10日に提供開始いたします。なお、「ioDrive」オプションは、IBM製サーバモデルの専用オプションとして提供し、提供価格は、初期費用\30,000~(税抜)、月額費用\44,000~(税抜)です。

 ソーシャルネットワークプラットフォームやソーシャルゲームなど、大容量のデータをリアルタイムで処理するサービスでは、ディスクI/Oがボトルネックとなり、その回避策として、大量のサーバやストレージを導入して処理を分散させるなど、高度な技術的対応と多大な投資が必要になっています。また、急速に普及する仮想化環境においても、より多くの仮想サーバを稼働させようとすると、ディスクI/Oが制約となり、十分なパフォーマンスを得られない、もしくは集約度を高められず、仮想化の期待効果を実現できないといった問題が発生しています。
 「ioDrive」は、こうしたディスクI/Oのボトルネックを解消するソリューションです。「ioDrive」は、NANDフラッシュメモリとフラッシュコントローラを搭載した高速ストレージメモリで、PCI-Expressに接続することにより、CPUからフラッシュメモリへのホップ数を最小限にし、劇的なI/Oの改善、低遅延を提供します。また、信頼性が非常に高いことも特長です。
 HDDやSSDなどに代えて、ディスクI/Oを飛躍的に高速化させる「ioDrive」を採用することにより、機器台数を削減し、サーバのCPU利用率を大幅に向上させ、IOPSあたりの投資コストの大幅な抑制を実現することができます。また、運用負荷軽減、使用電力削減によりランニングコストの削減も期待できます。
 ビットアイルは、こうした優れた特長を持つ「ioDrive」を、パフォーマンス、省電力性、運用管理性に優れたサーバIBM System x3550 M3と組み合わせ、レンタルサービスメニューに追加することで、高性能なインフラ構築に対するニーズに、高いコストパフォーマンスで対応します。
 また、Fusion-io社が2012年3月に発表した、より高いパフォーマンスと信頼性を提供する「ioDrive2シリーズ」も、ラインアップに追加する予定です。

 ビットアイルは、今後もインフラ面から、企業のITビジネスの成功および戦略的なIT活用に貢献するきめ細かなサービスを開発・提供してまいります。


■「ioDrive」オプションのラインアップと提供方法
  ◇ ioDrive 160GB(SLC)(注2)
  ◇ ioDrive Duo 320GB(SLC)
  ◇ ioDrive 320GB(MLC)(注3) ※近日追加予定
  ◇ ioDrive Duo 640GB(MLC) ※近日追加予定

<提供方法>
  • IBM製レンタルサーバ(IBM System x3550M3)にキッティングした状態で提供
  • 最低利用期間は1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月より選択可能
   ※今回のレンタルサーバメニューにおいてはFusion-io社ioDriveのOEM品であるIBM High IOPS SSD PCIe アダプターが採用されております

■構成および価格例
  ① レンタルサーバ x3550M3-4C-146G
   (CPU:L5630×1、MEM:4GB、HDD:SAS、146GB 15Krpm×2)
    初期費用 \10,000 / 月額費用 \20,000
  ② レンタルサーバ x3550M3-6C-146G
   (CPU:L5640×1、MEM:8GB、HDD:SAS、146GB 15Krpm×3)
    初期費用 \10,000 / 月額費用 \30,000
  ③ Fusion-io ioDrive 160GB (SLC)
    初期費用 \20,000 / 月額費用 \24,000
  ④ Fusion-io ioDrive Duo 320GB (SLC)
    初期費用 \20,000 / 月額費用 \55,000
  ※ サーバ本体(上記①または②)とioDrive(上記③または④)はセットになります
  ※ 12ヶ月契約の場合の標準価格(税抜)です
  ※ サーバ本体(①・②)にオプション追加(CPU・メモリ・HDD)が可能です


【Fusion-io, Inc.様からのエンドースメント】

 Fusion-io社はビットアイル様という革新的な企業と共に日本のエンタープライズの高負荷なDBソリューションを加速する協業ができる事を嬉しく思っております。
 また、併せて、Fusion-io ioDriveをオプションメニューに追加頂けたことを嬉しく思います。
 Fusion-ioのioMemory技術とビットアイル様のSNS及びソーシャルゲーム業界向けの深い構築経験は、レイテンシを大幅に削減することにより、お客様のDB性能を向上させる事ができ、生産性と効率性を増すお手伝いをできると確信しております。
 性能は、データセンターで求められるキーポイントではございますが、ビットアイル様は、信頼性こそが、きわめて重要な事項であることをご存じでいらっしゃいます。
 Fusion-ioはビットアイル様とスケーラブルなDBの構築をお手伝い出来ることを誇りに思っております。

Fusion-io
アライアンス担当
バイス プレジデント タイラー・スミス


【日本アイ・ビー・エム株式会社様からのエンドースメント】

 日本IBMは、ビットアイル様レンタルサーバサービスにおける、弊社High IOPS SSD PCIe アダプターの採用を歓迎します。本ソリューションによって、お客様のレンタルサーバーの選択肢が広がることを期待します。弊社は、 株式会社ビットアイル社との共同検証に基づき、レンタルサーバサービス構築のための弊社製品の最適化と技術サポート等を通じて、お客様のサービスの価値の向上を支援していきます。

日本アイ・ビー・エム株式会社
理事 システム製品事業 システムx事業部長
小林 泰子

以上


(注1)「レンタルサーバサービス」については、以下のURLをご参照下さい。
(リンク »)

(注2)SLC(Single Level Cell)
1つの記録素子に1ビットのデータを保持する。書き換え可能な上限回数が多く、データ保持期間が比較的長いという特長があり、MLCと比べハイパフォーマンスである。

(注3)MLC(Multi Level Cell)
1つの記録素子に2ビット以上のデータを保持する。SLCと比べて書き換え可能な回数とデータ保持期間で劣るが1セルあたりの記憶容量が増えるという特長がある。

*記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。



【株式会社ビットアイル会社概要】
株式会社ビットアイルは、①インターネットデータセンター(iDC)の運営等を行うiDC サービス、②ハードウェアからソフトウェアまでの運用サービス、監視サービス、セキュリティサービス、レンタルサービス等を提供するマネージドサービス、③システムインテグレーションサービス、エンジニアリングサービス等を提供するソリューションサービスという3つのサービスにより、顧客のニーズに合致したあらゆるIT サービスを、ワンストップ(顧客のストレスを最小化)で、可能な限り月額課金化(顧客が利用しやすいサービス形態)して提供する「総合ITアウトソーシング」事業を展開しています。

社名 : 株式会社ビットアイル(JASDAQ:3811)(英文表記:Bit-isle Inc.) 
所在地 : 東京都品川区東品川2-5-5
設立 : 2000年6月
資本金 : 27 億 4,539万円(2012年1月31 日現在)
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 寺田 航平
URL : (リンク »)


<本リリースに関するお問合せ先>
社長室
TEL: 03-5782-8722
e-mail: ir@bit-isle.co.jp

<サービスに関するお問合せ先>
マーケティング本部サービス開発部
TEL: 03-5782-8726
e-mail: sales@bit-isle.co.jp

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