アルカテル・ルーセント、世界最高性能のインターネット・コアルータを発表

FP3 400Gチップセットを搭載した7950 XRSファミリが、インターネットの中心部に処理能力と効率性、柔軟性の飛躍的向上をもたらすとともに、消費電力と総保有コストの削減を可能に

日本アルカテル・ルーセント株式会社 2012年05月23日

【2012年5月22日、米カリフォルニア州サンタクララ発】アルカテル・ルーセント(CEO: ベン・ヴェヴァイエン(Ben Verwaayen))は本日、グローバルネットワークに起きている大きな変化に対応すべく設計されたインターネット・コアルータの新ファミリ、7950 XRS(Extensible Routing System) (リンク ») を発表しました。このアルカテル・ルーセントのコアルータによってネットワーク事業者は、クラウド・アプリケーションの迅速な採用やビデオトラフィックの爆発的増大、スマートフォンやタブレットの普及に対応することができ、今後10年間の成長に備えてネットワークのコアを整備することができます。

パフォーマンスの障壁を打ち砕く

新世代のコアIPルータとなる7950 XRSファミリは、将来を見据えて構想されたコンパクトで極めて効率性の高いシステム設計を採用しています。主力機種の7950 XRS-40は、32テラビット/秒(Tbps)の処理能力を備え、従来のコアルータに比べて5倍の密度となる160個の100ギガビット・イーサネット(100GE)ポートを1システムでサポートしています。また、最新の半導体技術とシステム設計を採用した7950 XRSは、一般的なコアルータに比べて消費電力を66%以上削減できます。100ギガビット/秒 (リンク ») (100G)リンクがIPトランスポートネットワークの基盤となりつつあり、さらには400Gやテラビット(1000G)のリンクも視野に入ってきた現在、7950 XRSはコアネットワークの進化を加速・簡素化し、サービスプロバイダがより容易に顧客需要に対応できるよう支援します。このような従来にない処理能力と効率性と規模の組み合わせは、コアIPネットワークの運用・拡大に関わる経済性の大幅な向上を可能にします。

アルカテル・ルーセントのIP部門プレジデント、Basil Alwan( (リンク ») バジル・アルワン)は、次のように述べています。
「アルカテル・ルーセントは7950 XRSによってネットワークコアを革新します。それは当社が、過去10年間にネットワークエッジにおけるサービスルーティングで行ったような革新です。コアネットワークは驚異的なペースで進化しており、IPバックボーンとメトロコアは多くの新たな要件への対応を迫られています」

「新たなコア」のための比類のない機能と柔軟性

従来のコアルータは、十分な性能と100GEポート密度を備えていませんでした。一方、最近の製品は性能と密度の改善を重視するあまり機能と柔軟性で妥協しています。7950 XRSには、アルカテル・ルーセントが設計したFP3ネットワーク・プロセッサ・ユニット (リンク ») (NPU)――業界初かつ業界唯一の400G NPU――が採用されており、処理能力と機能の間のトレードオフを解消します。7950 XRSは、世界規模で膨大な量のインターネットコンテンツを動かすIPバックボーンネットワークと、個人や企業へより高速で効率的なコンテンツ伝送が必要となっている地域メトロコアネットワーク、それぞれの異なる要件に対応できる柔軟性を備えています。
「将来のコアルータ・プラットフォームは、膨大な処理能力を効率的に提供できる必要があります。しかも、それを行うために、ますます多様化するコンテンツやアプリケーションの提供に必要なインテリジェンスや各種機能を犠牲にすることは許されません。7950 XRSファミリによって、サービスプロバイダはこれらの要素のいずれも妥協せずにすみます」とアルワンは述べています。

また、7950 XRSは、アルカテル・ルーセントが注力している、IPネットワークと光伝送ネットワークのより緊密な統合についても前進させました。これには、10G、40G、100Gでの7950 XRSへのトランスポンダ統合、IPレイヤから光伝送ネットワークへのトラフィックの効率的なグルーミング、業界をリードする5620 SAM(Service Aware Manager) (リンク ») プラットフォームによる共通管理、1830 PSS(Photonic Service Switch) (リンク ») と7950 XRSを統合する光拡張シェルフ(Optical Extension Shelf)などが含まれています。

長期運用を想定した設計

7950 XRSは、進化するニーズに対応して容易に拡張やアップグレードができるように設計されています。システム設計のあらゆる要素が、ネットワーク拡張性とノンストップ運用を確実にする観点から最適化されました。電源から冷却機能、そしてすべての動作コンポーネントにいたるまで、プラットフォーム設計の構成要素がすべてモジュール設計になっており、システムの保守やアップグレードが容易です。7950 XRSのバックプレーンと光インターコネクトは、2Tbpsのスロット容量に対応できるように設計されており、システムを将来240 Tbpsまで拡張可能なマルチシャーシ・クラスタリングと、400GEおよび1テラビットのインタフェースが利用可能になった際にはサポートできるような設計となっています。またさらに、7950 XRSは、すでに世界で450以上の通信事業者によるネットワークで住宅向け、企業向けおよびモバイル向けのブロードバンド・トラフィックを支えている、堅牢で信頼性の高いアルカテル・ルーセントのSR OS(Service Router Operating System)を継承しています。

強力な業界サポート

ベライゾン社グローバルIPおよびトランスポートプランニング&テクノロジー担当バイスプレジデント、Ihab Tarazi氏は次のように述べています。
「ベライゾンでは、メトロイーサネットサービスが著しい伸びを示しています。『7950 XRS』のようなプラットフォームの導入によって、高速化および新機能の充実に対応するための大容量化を効率的に推進することが可能になると同時に、効率化と柔軟性の向上を実現できます。ルータの製品価値と性能向上に取り組むアルカテル・ルーセントの果敢な姿勢を称えたいと思います」

NTTコミュニケーションズ株式会社のネットワークサービス部テクノロジー部門長である伊藤文夫氏は、次のように述べています。
「ブロードバンド・サービスの普及により、IPネットワーク上のトラフィック量が世界中で急拡大しています。より多くのトラフィックを運ぶために、弊社ではネットワーク・インフラの電力やスペースの効率化が急務となっています。今回のアルカテル・ルーセントの新製品発表が、弊社が抱えている運用上やコストの課題解決の一助になるかもしれないと期待しております。」

BT社のグローバルネットワークおよびシステム部門プレジデント、Karl Penaluna氏は、次のように述べています。
「BTは、個人や企業のお客様に対して、最新の優れたブロードバンド・サービスを提供するために、ネットワークの強化に継続的に取り組んでいます。英国全土に展開している21CNプログラムには、アルカテル・ルーセントの『7750 Service Router』を長年にわたり採用しています。トラフィックの増加に対応し、当社のデータセンターにおいてクラウド型のサービスを提供するためには、英国全土に展開する当社のネットワークおよびメトロコアネットワークに100G、あるいはそれ以上にアップグレード可能なプラットフォームが必要となります。また、当社は施設内での使用スペースの縮小と省電力化にも継続的に取り組んでおり、アルカテル・ルーセントの『7950 XRS』が、このような課題の克服に寄与してくれることを心強く思っています」

インフォネティクス・リサーチ社の共同創設者で主席アナリストのMichael Howard氏は、次のように述べています。
「通信事業者は、ルーティング、スイッチングおよび光伝送ネットワークの次なる大きな転換点となる100Gへの取り組みで、たいへん深刻な問題に直面しています。もし今のままネットワークに同じ機器を増設し続ければ、最終的には必要なスペースや消費電力が増加してしまうからです。アルカテル・ルーセントの新しい7950 XRSコアルータ・プラットフォームは、ソフト、ハードいずれの運用コストも増大させずに、コアネットワークの拡張に対応できるように思われます。サービスプロバイダも、コア/メトロ/データセンター相互接続ネットワークにおける7950 XRSの柔軟性の直接的なメリットを認識し、100Gインフラの拡張方法を評価する際に、決定プロセスの中で選択肢として取り入れるだろうと考えられます」

7950 XRS の技術的特長
• 7950 XRSファミリは次の3機種のルータで構成されています。
o 7950 XRS-40は、32Tbpsのルーティング能力をサポートしており、業界最高となる160個の100GEインタフェースを1台のコアルータでサポートします。1スロットあたり最大2テラビットに対応できるように設計されており、マルチシャーシ構成にアップグレードすることにより、必要に応じた拡張を継続的に行えます。販売開始は2013年上半期を予定しています。
o 7950 XRS-20は、16Tbpsの処理能力を備えたコアルータであり、1ラックで80個の100GEインタフェースに対応できます(現行標準の5倍)。需要に応じて7950 XRS-40またはマルチシャーシ構成にアップグレード可能であり、1スロットあたり最大2テラビットに対応できるように設計されています。販売開始は2012年第3四半期を予定しており、現在複数件のトライアルを実施中です。
o 7950 XRS-16cは6.4Tbpsのコアルータで、比較的小規模なPOP(Point of Presence)及びノードのコアルーティングの要求に、最大限の敏捷性で対応するために最適です。最大32個の100GEインタフェースをサポートし、1スロットあたり1テラビットに対応できるように設計されています。販売開始は2013年上半期を予定しています。

• 幅広いIPv4およびIPv6ルーティング、MPLSスイッチングおよびインフラ・サービス機能を単一のプラットフォームでサポートします。

• アルカテル・ルーセントのルータ製品ポートフォリオの共通OS(SR OS)を採用しています。世界の450以上のサービスプロバイダに信頼されている、高可用性かつ豊富な機能を備えた、実稼働環境で実証済みのソフトウェア・インフラストラクチャです。

• 共通ネットワーク管理システムの5620 SAMは、7950 XRSファミリのみならず、サービスルータ製品ポートフォリオ及び1830 PSS光伝送製品ファミリもシームレスにサポートしています。

7950 XRSとハイレバレッジ・ネットワーク

アルカテル・ルーセントが掲げる「ハイレバレッジ・ネットワーク(High Leverage Network™:HLN) (リンク ») 」のビジョンは、広帯域の伝送容量や広帯域サービスの爆発的な需要に対応することを主眼に据えています。これによってサービスプロバイダは、常時接続の世界の新しいニーズへの対応を容易にします。
7950 XRSファミリの発表は、このビジョンの具現化に向けたさらなる決定的なマイルストーンです。これにより、サービスプロバイダはコストと消費電力を抑制しつつ、ネットワークの処理能力と柔軟性を飛躍的に増強することができます。

7950 XRS ファミリの詳細

Alcatel-Lucent 7950 XRS family (リンク ») をライブ・ウェブキャストでご紹介しています。
 ウェブキャストの再生はこちら:  (リンク »)
 最新のAlcatel-Lucent TechZine 特集記事はこちら: Building a Core Router for the Next Decade 
(リンク »)
 7950 XRS のYouTube動画はこちら: www.youtube.com/watch?v=_l5A3sLbLBM  
(リンク »)
 プレスキットはこちら: www.alcatel-lucent.com/events/2012/annual-technology-symposium/ 
(リンク »)
 製品及び当社エグゼクティブの写真ダウンロードはこちら:
(リンク »)
 7950 XRSのツイッターはこちら:#rethinkthecore

原文:Alcatel-Lucent introduces the world’s most powerful Internet core router
(リンク »)

<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)は、ネットワーキングおよび通信の技術、製品、サービスの分野をリードするイノベーターであり、世界の通信事業者、各種法人、および政府機関より、長年にわたりパートナーとして信頼をいただいています。アルカテル・ルーセントが擁するベル研究所は、技術革新でネットワーキングと通信業界の形成を担う世界最先端の研究開発機関の一つです。アルカテル・ルーセントは、lightRadio™(無線ネットワーク上で消費電力と運用コストを抑えつつ、超高速インターネット・アクセスを実現するソリューション)などの革新技術が認められ、MITテクノロジー・レビューによる世界で最も革新的な企業50社 の2012年度ランキングに選出されました。アルカテル・ルーセントは、「コネクテッド・ワールド(つながった世界)のポテンシャルを形にする」という企業ミッションのとおり、コミュニケーションをよりサステナブルに、より利用しやすく、そしてよりつながりやすいものにしてまいります。
業界トップクラスの豊富なグローバルサービスの経験を有するアルカテル・ルーセントは、世界各地のローカル・パートナーとして、130ヶ国以上で事業展開を行っています。
Euronext ParisおよびNYSE:ALU/フランス法人(本社:パリ)/2011年度売上高:153億ユーロ/
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<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手
通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006  東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:マーティン・ジョーディ(Martin Jordy)/資本金:4億円/URL(日本サイト): (リンク »)

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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 山﨑 由紀子
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7022
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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