ハイブリスジャパンでは、流通・卸業、小売業、製造業に加え、ソフトウェアやゲーム、映像などデジタルコンテンツ開発・販売を行う企業に向けて「hybris Commerce Suite」最新版を提供することで、グローバルに事業を展開する企業のブランド強化と売上増を支援してまいります。
【hybris Commerce Suit最新版概要】
<主な新機能>
hybris Commerce Suiteの最新版では、OmniCommerce(オムニコマース)向けの「hybris Order Management Services」、チャネル間の顧客体験を向上させる「hybris InStore Module」、カスタマイズされたビジネスツールを容易に構築できるフレームワーク「Next Generation Cockpit」など、企業が全チャネルを連携させるために必要な機能を提供します。
1) hybris Order Management Services:
クロスチャネルの顧客移動を容易にサポート– OmniCommerce向けhybris Order Management Services (以下、hybris OMS)は、複数チャネルを行き来するフルフィルメント*2・プロセスをサポートするため、従来のOrder Management機能を拡張しました。このサービスでは、フルフィルメント・プロセスを最適化するために、倉庫、調達、仕分けにおける在庫の一元的ビューの提供のほか、店舗内の業務プロセスをサポートするピッキング、梱包、配送機能を提供します。これにより、企業は業務コストを削減できる一方で、消費者は便利なオムニチャネルの購入体験を楽しむことができるようになります。
2) hybris InStore Module:
デジタルとリアルな場所、製品データ、在庫の連携– hybris InStore Moduleはチャネル間の顧客体験を向上させます。実店舗を持つ販売事業者は ハイブリスが提供する製品データやビジネスプロセスに対するサポートからメリットを受けることができます。ネット通販で購入する消費者は、欲しい商品を簡単に見つけ、評価やレビューが見られることを期待しています。hybris InStoreがあれば、直感的で、タブレットにも適したUIが店舗でのオンライン体験を向上させ、店員をサポートし、優れた顧客体験を提供します。UIにはQRコード読み取り対応やNFC(近距離無線通信技術)対応が含まれ、全店舗での在庫状況を表示するほか、最適な商品を選択できるよう店員が顧客をアシストするために役立つ豊富な情報を提供することができます。
3) Next Generation Cockpit:
企業に合わせたビジネスユーザー向けツールを構築– hybris Commerce Suiteは、企業独自のニーズに合わせてビジネスツールを設計することのできる業界最初のプラットフォームです。全ての企業が従業員の役割ごとの仕事を等しく定義しているわけではなく、革新的な企業では、成長するにしたがって責務が変化することもあります。ハイブリスは、組織固有の役割に対し、カスタマイズされたビジネスツールを容易に構築できるウィジェットベースのフレームワーク「Next Generation Cockpit」を提供します。テーラーメイドのビジネスツールにより、企業はひとつの場所から、複数チャネル間の顧客体験を効果的に管理することができ、より高いROIを実現し、ビジネスプロセスを最適化することが可能となります。
4) iOS および Android用Mobile App SDK:
モバイルコマース用アプリを迅速に開発、展開– iOS および Android用Mobile App SDKを使えば、企業は完全に統合されたモバイル通販体験を提供することができます。Mobile App SDKには、あらかじめ設計されたモバイル店舗用テンプレートがあり、これにはQRコード読み取り、NFCタグ認識、顧客管理、モバイル検索、すぐに使えるチェックアウト機能が含まれています。Mobile Apps SDKは、各種デバイスのモバイルに最適化されたブラウジング機能や、hybris Commerce Acceleratorですでに利用可能な機能であるモバイル・ストアフロントを補完するものとなります。
5) すぐに使えるソーシャルメディアへのプラグイン:
ハイブリスの顧客は、簡単に使えるウェブコンテンツ管理機能を使い、Pin This/Like/Tweetからの売上増加が期待できるほか、Facebook Commentsを通してコミュニティ・エンゲージメントを構築することができます。
6) 真のオムニチャネル・コマースを短期間で実現:
ハイブリスのソリューションにより、B2Cや B2Bの企業は、ウェブ、モバイル、コールセンター、そして店舗のすべてのチャネルをまたがって迅速にコマースを展開することが可能となります。あらかじめ構築されたカスタマイズ可能なストアフロント、中核となるサードパーティ製品との統合、複数言語・複数通貨へのネイティブ対応、印刷機能との統合により、わずか半年で、グローバル対応の真のオムニチャネル・コマースを始めることができます。
<提供開始>
「hybris Commerce Suite」は2013年4月22日より、パートナー企業を通じて提供されます。
*1 オムニチャネル:店舗やテレビ、ECサイト、ソーシャルメディア、携帯・モバイルデバイスなど複数の販売チャネルを通じて、顧客に最もあう形で買い物体験を提供する戦略のこと。
*2 フルフィルメント:商品の発注から決済、ピッキング、配送までのトータル業務のこと。
用語解説
■hybris Commerce Suiteについて
hybris Commerce Suiteは、データ、チャネル、運用を整理・統合し、企業におけるマルチチャネルの複雑性をシンプル化、競争力を獲得することを可能にします。複数の商品データ情報をさまざまなソースからインポート、統合し、高いクオリティを保持することができます。単一のリポジトリとツールセットを使用して、商品の属性、マーケティング・コピー、デジタル・メディア、その他のデータドメイン(例:顧客情報、受発注情報、ロケーション)など、すべての適切な情報を元に「仮想商品」を作成・管理することが可能です。ロール・ベースのワークフローをサポートしており、複数のコンテンツ制作担当者による作業、時期や季節ごとの立ち上げ準備などの作業を協調して進めることが可能で、マルチチャネルの制御と一貫性を商品と立ち上げのライフサイクル全体を通して保証できます。また、承認済みのコンテンツを多層型販売モデルやサードパーティの調達カタログシステムに配布し、バリュー・チェーンに一貫性を保証できます。
B2C コマース: (リンク »)
B2B コマース: (リンク »)
■hybris Commerce Acceleratorについて
hybris Commerce Acceleratorを利用することで、導入したその日から、完全に統合された真のマルチチャネル・コマース・ソリューションの展開が可能で、お客様の求める購入体験を提供することができます。すぐに稼働できるストアフロントとビジネスツール一式が用意されており、すべての機能が完全に動作する状態からすぐにスタートすることができます。各企業に合ったブランドの変更と、フルフィルメントシステムや決済代行業者との最低限必要な統合をするだけで、 迅速にシステムを稼動させることができます。hybris Commerce Acceleratorは、モバイル向けやPC向け、B2BやB2Cを問わず対応可能です。
■OmniCommerceについて
「OmniCommerce™ (オムニコマース) 」は、企業がお客様、製品および注文を一目で把握できるように、そしてお客様がその企業を一見して把握できるようにする統合化コマース処理とコマース用マスター・データ管理のための企業向けソフトウェアとソリューションです。
■ハイブリスジャパン株式会社について
独ハイブリス社の日本法人として、2012年1月に設立されました。流通・卸、小売、製造業をターゲットに、hybrisアプリケーションに精通し、eコマース、システム・インテグレーション、および業界のアプリケーション展開に豊富な経験を持つパートナーとアライアンスを組むことにより、企業に最適なソリューションを提供します。
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