ハイブリス、SAPとの統合をSapphire NOW 2013で発表

SAPと統合されたhybris Commerce Suiteを、hybris Extendマーケットプレイスを通じて顧客とパートナーが利用可能に

SAP Customer Experience

2013-05-15 10:00

2013年5月14日 – オーランド:主要業界アナリスト会社に「リーダー」とランク付けされた、急成長のコマース・プラットフォーム・プロバイダである独ハイブリス社は、本日、hybris Extendマーケットプレイス (http://www.hybris.com/en/partners/hybris-extend) 上で利用可能なhybris Commerce SuiteとSAPとの完全な統合ソリューションを発表いたします。この統合により、ハイブリスの顧客およびパートナーは、SAP ERP(統合基幹業務システム)と迅速かつ容易に統合することが可能となります。ハイブリスはこの統合について、オーランドで本日より開かれるSAP社のイベント「Sapphire NOW」 (ハイブリスのブース番号: 1633) で正式に発表する予定です。
ハイブリスのOmniCommerce (オムニコマース) 戦略に基づく今回の統合により、小売業者や企業は、ハイブリスのオープン・アーキテクチャを通じて、購買プロセスにおけるどんな販売チャネルや接点からでも単一かつ一貫した顧客体験を得ることができるようになります。これにより企業は、多くのベンダーが行う「リップ&リプレース (システムの総入れ替え) 」方式のアプローチを回避できるとともに、より良い顧客体験を提供できる新しい方法によって、システムランドスケープ全体のポテンシャルを活用することが可能となります。

ハイブリスの北米チャネル担当副社長 パトリック・フィン (Patrick Finn) は次のように述べています。
「eコマース戦略を推進するメーカーや販売代理店は、ERPシステムとコマースシステムをいかに容易かつ低コストで統合できるかという課題に直面しています。グローバルで100社を超える顧客が、すでにハイブレスの提供する最先端のコマース・プラットフォームとSAPを組み合わせて使用しており、今回の統合を実証しています。私たちの顧客とチャネルパートナーの大きな財産となる新しいフレームワークは、統合プロセスをより速く、より簡単に、より安くします。さらに、組織は高価なコンサルティングを回避し、プロセスおよびシステム統合管理に要する時間を節約可能で、よりスリム化され、より効果的なプロセスを経験することになるでしょう」

ハイブリスの顧客とパートナーの双方におけるその他の利点は、以下の通りです。
• hybris Commerce Suiteの導入により、SAP統合の開発を回避でき、時間と費用を縮小
• SAP ERPとhybris Commerce Suite間のカタログおよびトランザクションデータを同期
• 分散型データキャッシングにより、ページの読み込み時間を短縮
• SAPデータをもとに配送料と税金を計算し、第三者サービスにかかる費用を削減
• 在庫量の少ない商品のためのリアルタイムSAP在庫管理をサポート
• hybris Commerce SuiteとSAP間におけるクレジットカード・トークンの共有により、ERPによる支払いの把捉が可能

ハイブリスおよびSAP共通の顧客の1社に、補聴器ソリューション開発のグローバルリーダーである、スイスのフォナック社(www.phonak.com)があります。フォナック社のインタラクティブマーケティング シニアプロダクトマネジャーのオーレ・ヴォグト(Ole Vogt)氏は次のように述べています。
「私たちはハイブリスがhybris Extendマーケットプレイス上で、ISVパートナー統合を推進していることをうれしく思います。SAPとの正式な統合フレームワークは、私たちや他のハイブリスの顧客にとって、非常に重要で大きな進歩です。私たちは、これが全体的な実装のリスクを軽減するとともに、実装時間を著しく高速化すると考えています」

SAPを利用している他のハイブリスの顧客には、ネスプレッソ、W.W.Grainger、リーバイスなどがあります。

ハイブリスのSAPとの統合に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
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用語解説

■ハイブリスについて
ハイブリスは、すべての接点、チャネルそしてデバイスを通した商品、サービスおよびデジタルコンテンツの販売拡大を行うすべての大陸の企業を支援しています。ハイブリスは、「OmniCommerce™」を提供しています。企業が顧客、製品および注文を一目で把握できるようにし、そして顧客がその企業を一見して把握できるようにする最先端のマスター・データ管理と統合化コマース処理。ハイブリスのオムニチャネル・ソフトウエアは、オープンスタンダードに基づく単一のプラットフォーム上で構築されています。それは無限の革新性を支援する機動性の高いものであり、総所有コスト(TCO)を最小化する上で効率的であり、そして企業が今後、必要とする唯一のコマース・プラットフォームとなるべく拡張性と伸張性に優れています。両主要業界アナリスト企業は、ハイブリスを「リーダー」とランク付けし、市場におけるトップ2または3位のコマース・プラットフォームに掲げています。ハイブリスのオムニチャネル・ソフトウエアは、オンプレミス、オンデマンドそしてホスティング環境で利用可能であり、すべての規模で最大の柔軟性を販売企業に提供しています。グローバルなB2Bブランド企業の W.W.Grainger、Rexel、GE、3M、およびトムソン・ロイターのみならず、消費者ブランドの Metro、Galeries Lafayette、Migros、ルフトハンザ、ネスプレッソ、ブリヂストン、P&G、リーバイス、ニコンおよびトイザらスを含め、500社以上の企業がハイブリスを選んでいます。ハイブリスには世界の15カ国に業務拠点があります。hybris is the future of commerce™(ハイブリスはコマースの未来です。)
詳細情報については、以下をご覧ください。
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