オフィスにおけるITシステムは、ストレージやネットワーク機器、ケーブルを寄せ集めて非効率的なシステム環境となっている場合が多く、また、互換性がないヘテロジニアスな環境により、IT管理者は、さまざまな課題に直面しています。さらに経験のあるIT管理者が不足しており、リソースや予算も限られています。
このような課題を解決するための新しいプラットフォームとしてDell™ PowerEdge™ VRTXは開発されました。最大4つのサーバノードを格納可能なシャーシにサーバ、ストレージ、ネットワークを統合して迅速な導入・展開を実現、管理ツールを包括的で単一のコンソールに統合した容易な運用管理、優れた費用対効果を提供します。またケーブルの追加なしでシャーシ内にサーバまたはハードドライブを拡張可能なため、柔軟なシステム拡大が可能です。
新プラットフォームの主な特長は以下の通りです。
高密度サーバ、大容量ストレージのオールインワン: Dell™ PowerEdge™ 第12世代サーバの2ソケットDell™ PowerEdge™ M520およびM620を搭載可能。最大48TBのデータを保存可能な大容量ストレージを備え、SSDのほかホットプラグ対応3.5インチHDD 12台または2.5インチHDD 25台を選択可能。内蔵ディスクは共有ストレージとして複数のサーバから同時にアクセスが可能で、仮想化基盤としても最適です。PCIeスロットを最大8つまで拡張可能です。またネットワークポートを内蔵しているためネットワーク構成をシンプル化できます。
シンプルで直感的なシステム管理: ローカルからでもリモートからでもアクセスでき、メンテナンスの時間を節約し、ダウンタイム期間を短縮できるため、障害の可能性を削減できます。デルが提供する無償のシステム管理ソフトウエアOpenManage Essentialsを使用することで、直感的で地理的なマッピングを通じて稼働状態をひと目で把握できます。
オフィス向けに最適化されたフォームファクタ: 58デシベル~62デシベルの静音設計、コンパクトなシャーシ(高さ48.4cm、幅31cm、奥行き73cm)で、狭い場所で使用できます。また、110 V AC電源を使用できるため、オフィスの電源をそのまま利用できます。また冗長ファンモジュールおよび送風機モジュールを標準搭載し、室温で稼働するため、快適にオフィスで利用できます。
オプションのデータセンター機能: VRTXはラックマウントとして、5Uフォームファクタのラックに搭載することも可能です。220 V ACの電源にも対応しているため、容易に統合できます。また、データセンターとオフィスの両方で同じシステムを使用することにより、ビジネス継続性を高めることもできます。
製品画像: Dell™ PowerEdge™ VRTX
Dell™ PowerEdge™ VRTX
出荷開始日:2013年6月26日~
最小モデル構成価格:1,338,000円~
*表記の価格は、消費税および配送料を含む最小構成価格です。
構成例:
シャーシ
サーバ
RAIDコントローラ x 1
1TB 3.5インチ NLSAS HDD x 2
CMC(シャーシ管理コントローラ)Express
1100W PSU x 2
1 GbE の内蔵スイッチモジュール(標準)
PowerEdge M520 x2
Xeon E5-2403 (4 core)
2GB RDIMM x2
250GB 2.5インチ SATA HDD
以下3つのプログラムを展開して、Dell™ PowerEdge™ VRTXの拡販を図ります。
・ビジネスレディソリューション(BRS)プログラム
デルが豊富な実績を持つ仮想化ソリューションなどをVRTXに搭載し、付加価値を高めたワンパッケージを、デルから直接お客様に提供します。
・Dell ISVプログラム
ISVが提供する様々なソリューションと事前に動作検証を実施し、ISVパッケージソリューションとしてお客様に提供します。検証・デモ環境の提供、共同セミナーなどマーケティング支援も行います。
・VRTXパートナープログラム
Dell PartnerDirect Programの認定パートナーに検証機やトレーニングを提供し、販売を支援します。
*記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
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