SupremacyIIIシリーズはニューテックが自社開発した4世代目のRAID製品で、コントローラは、マルチコアCPUの採用、キャッシュメモリの容量アップなどを行うことで、前モデルからの性能アップを実現しました。また筺体はシングルコントローラ専用の2Uサイズで、16台のディスクドライブ(以下HDD)を搭載可能です。HDDを前面に12台、背面に4台と、2Uサイズとしては業界最大(3.5インチHDD、発表日時点)の搭載数です。電源はホットスワップ対応の電源を2台使用し冗長化しています。ホストI/FはFibre Channelでは現在最高速の16Gbpsに対応したポートを2ポート装備しており、従来の8Gbpsにも対応しています。
初代Evolutionシリーズから実装しているHDDのステータスを表す7色に光るLED、サーフェスベリファイ、パワーセーブ機能や不良セクタの修復機能を継承し、従来モデルでは対応していなかったRAIDレベルマイグレーションやボリュームエクスパンション機能を追加で実装しました。従来モデルで対応していたJBODやRAID51、61レベルについては順次対応する予定です。
リーズナブルな価格で16GbpsのSANを構築したいお客様に最適な製品で、これまでSupremacyIIシリーズを始めとしたニューテック製品をご使用のお客様にもこれまで以上の品質と性能をご提供できるものと考えております。
データストレージEXPOでは16Gbpsの環境下でパフォーマンスデモンストレーションを実施します。製品出荷は8月初からを予定しており、ニューテックでは今期100台のSupremacyIIIシリーズの販売を見込んでいます。
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