チャフーは、工場敷地内の施設を3Dスキャンして当社の土木向けパッケージ「Autodesk(R) Infrastructure Design Suite」に取り込み、実際の位置を確認しながら3Dで改修・再建の計画を立案できるようになりました。また、Autodesk AutoCAD Civil 3D(R)、Autodesk InfraWorks(R)、Autodesk Recap(TM)を使用して最終的なレイアウトと同じ設計変更案をシュミレーションでき、配管形状作成のプロセスを可視化できるようになりました。
このようにしてチャフーは大規模モデリングの自動化が可能になり、従来の作業と比較してモデリング時間を50%に、全体の工期を70%程度に短縮し、人件費の削減を実現しました。
チャフーの技術開発チーム長であるチョン・テクソン氏は「単一のアプリケーションでは処理が難しい作業を、オートデスクのアプリケーション間の互換性を活用することで、このプロジェクトを成功裏に進めることができました。今後もオートデスクのさまざまなソリューションを活用して、当社の3Dリバースエンジニアリング自動化システムをさらに発展させます。今回構築したシステムにより、韓国内だけでなく、中国、ベトナム、日本、インドネシアなど海外からもさまざまなプロジェクトを受注したいと期待しています」と述べています。
* リバース エンジニアリング:CADデータが存在しない実物の形状に対して、3Dスキャンなどさまざまな方法で形状データを取得し、それに基づいてCADデータを生成する技術。
以上
株式会社チャフー(㈜차후)について
本社:韓国ソウル市。2008年に設立され、グリーン・スマート技術と生活インフラを融合したサービスをリードする「IT Convergence企業」を目指しています。スマート施設管理システム、ITセキュリティ/管制システム、防災安全管理システム、省エネルギー ソリューション、知能型映像認識ソリューションなど、IT融合技術の開発に注力しています。持続的な研究開発投資をベースに競争力を強化し、他の産業とのIT技術融合による新規事業開拓にも取り組んでいます。また、研究者の育成やさまざまな特許、認証による技術力強化も継続的に行っています。現在はスマートフォンを利用した地下施設管理システムおよび3Dリバースエンジニアリング事業などへと事業分野を多角化し、インフラ産業からIT産業へと事業領域を広げています。
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