NFV向けTitanium CloudパートナープログラムへのHP参加をウインドリバーが歓迎

ウインドリバー株式会社

2014-09-04 11:00

ニュースハイライト
・Titanium Cloudプログラムのもとで、ウインドリバーとHPは複数のHP製サーバ上でウインドリバーのNFVソフトウェアの検証と最適化を行っています。
・Titanium Cloud NFVプログラムでは、ウインドリバー のNFVソリューションを中心に、最適化された相互運用可能な標準ソリューションのエコシステムを提供します。
・ウインドリバーは今月サンフランシスコで開催されるIntel Developer Forumで、NFVソリューションの出展とTitanium Cloudパートナーの紹介を行います。

2014年9月3日、カリフォルニア州アラメダ発 - ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、米ヒューレット・パッカード(以下、HP)がWind River Titanium Cloudパートナープログラムに参加したと発表しました。ウインドリバーとHPのエキスパートが共同で、NFV(network functions virtualization )アプリケーションを対象に、HP ProLiantサーバ上でのウインドリバーによるNFVソフトウェアソリューションの検証を行っています。

ウインドリバーはTitanium Cloudプログラムを通して、最適化された相互運用可能なソリューションの提供を目指したエコシステムの構築に取り組んでいます。これにより、NFV基盤を導入するサービス事業者や通信機器メーカーが、市場投入までの時間を加速できるようになります。また、ハードウェア/ソフトウェア製品がウインドリバーのNFVソリューションと事前にインテグレーション済みかつ検証済みであること、ライブネットワークでの導入に対応していることを確信して選択できます。

インテル(R)アーキテクチャに基づいたHP ProLiantサーバは次世代の通信プロジェクトに最適で、ライフサイクルの長期化、NEBS、ETSI認証への対応といった、NFVの実装に必要な特性を備えています。ウインドリバーのNFVソフトウェアは、HP ProLiant DL380/DL360サーバについて、すでに検証と最適化が済んでいます。今後、BL460cにも対応していきます。

ウインドリバーのネットワーキングソリューション・ビジネス開発担当シニアディレクター、チャーリー・アシュトンは次のように述べています。「NFV基盤の実現には、エコシステム全体にわたる協業が必要です。シームレスに統合されたエンド・ツー・エンドなソリューションの提供により、必要なキャリアグレード性能と信頼性を備えた仮想化サービスを提供できます。Titanium Cloudプログラムにより、ウインドリバーはHPのような業界リーダーと連携して、サービス事業者がNFVの目標を達成できるように支援します。ウインドリバーのNFVソリューションは、NFV基盤の重要かつ強力な要素の1つです。サービス事業者は事前に検証済みの他のNFV要素を併用することで、コストの削減と高価値な新サービスの導入の両立といった目標を、簡単かつ迅速に達成できます」

HPのサーバグループ、テレコム部門のディレクター、クラウス・ペダーセン氏は次のように述べています。「Titanium Cloudエコシステムの一員として、HPはウインドリバーとの協業による、HPベースの高性能なNFVソリューションの市場投入に期待しています。サービス事業者が新たな市場の課題に対応できるよう貢献できるはずです。NFVソリューション向けHPサーバのポートフォリオは、NFV環境の発展に必要な柔軟性とスケーラビリティを提供します」

ウインドリバーのNFV ソリューションには、通信ネットワークに必要なキャリアグレードの信頼性(99.9999%)を達成可能な、NFV基盤を実現するソフトウェア要素が統合されています。一方、ITアプリケーション向けエンタープライズクラスのソフトウェアをベースにしたプラットフォームでは、通常99.9%にとどまるため、過大なコストや収益の損失が生じます。ウインドリバーは、サービス事業者がNFV基盤に移行する際に99.9999%の信頼性を維持できる、商用NFVサーバソリューションを提供します。ウインドリバーのNFVソリューションは事業者がネットワークにNFVを導入しながら、運用コストを削減して、ARPU(加入者1人あたりの月間売上高)を引き上げることを支援します。

Wind River Titanium Cloudエコシステムプログラムの詳細については、こちらをご覧ください。
(リンク »)

通信分野のエキスパートによって開発されたウインドリバーのNFVソリューションは、Wind River Open Virtualization、Wind River Linux、最適化されたリアルタイムKVM(KVM++)、キャリアグレード強化版OpenStack(R)、Intel(R) Data Plane Development Kit(Intel DPDK)高速仮想スイッチテクノロジをベースにしています。ウインドリバーのNFVソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。
(リンク »)

ウインドリバーは、9月9~11日にかけてサンフランシスコで開催されるIntel Developer Forum(IDF)のブース#902で、HP ProLiantサーバ上でウインドリバーの NFVソリューションを動作させるデモを行います。

■ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテルコーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは10億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、業界でも屈指の包括的な組込みソフトウェアポートフォリオを有しており、ワールドクラスのプロフェッショナルサービスおよびサポートを提供し、さらにこれらは広範なパートナーエコシステムに支えられています。テクノロジと専門性を提供することで、安全、セキュア、そして信頼性に優れたインテリジェント システムの革新とデプロイを支援します。
(リンク »)

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*Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。
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