女性に起きやすい身体の不調。 不眠、イライラ、むくみ…不調の原因はホルモンバランスにあった!

ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao

From: Digital PR Platform

2014-09-26 14:30


女性が生涯に渡って健康でいるためには、まずは女性ホルモンと健康との関係を正しく理解し、婦人科医のサポートを受けることが大切です。女性に必要な健康維持の方法について、産婦人科医師の対馬ルリ子先生に伺いました。


■女性の不調には女性ホルモンが大きく関わっている!
女性の健康は、生涯を通じて女性ホルモンに左右されます。月経がある期間はもちろん、閉経から寿命がつきるまでの長い年月にも大きな影響を及ぼします。

たとえば、女性に多い不眠や肌あれ、冷え、イライラ、むくみなどは、一見、更年期の症状と同じですが、女性ホルモンが十分に分泌されているはずの10代~30代前半でもよく起こります。生活習慣が乱れたり、ストレスをため過ぎたりすることで女性ホルモンのバランスが乱れ、自律神経に影響してしまうからです。

さらに、加齢によっても女性ホルモンは減少します。35歳以上の方は、それまで以上に生活習慣とメンタルケアに気をつけることが必要です。


■女性ホルモンと体脂肪の関係
女性は若い時と同じ生活習慣を送っていても、年齢を重ねるごとに太りやすくなります。その大きな理由として、女性ホルモン(エストロゲン)分泌量の低下があげられます。エストロゲンは体脂肪の代謝に大きく関わり、とくに内臓脂肪をつきにくくする作用があることがわかっています。そのため、エストロゲンの分泌がほぼゼロになる閉経後(50代以降)は、これまで以上に体脂肪がつきにくい生活習慣を送ることが大切になります。


■今すぐできる!女性ホルモンの整え方
規則正しい生活習慣が大切です。

<食事>
栄養素が偏らないように、いろいろなものをまんべんなく食べることが必要。やせ過ぎたり太り過ぎたりせず、体重を安定させることが女性ホルモンのバランスを整えることへの近道です。閉経後は太りやすくなるので、食べ過ぎに注意しましょう。

<運動>
キツ過ぎる運動は、女性ホルモンの働きをかえって悪くします。自分が心地よいと思える程度の運動を、毎日少しずつ行うこと。ヨガやピラティスなど、呼吸法とともに行う運動はとくにおすすめ。呼吸法(深呼吸)は自律神経を整えるのに効果的です。その他、ストレッチやスクワットをするなど、日々身体を動かすよう心がけましょう。

<ストレスケア>
感情をため込むのはNG。笑う、泣く、怒るといった感情を我慢しすぎないこと。1日に30分程度は自分のための時間をつくって楽しむことも効果的です。香り(アロマ)もストレスなどを司る視床下部を介して、心や自律神経によい影響をもたらすのでおすすめ。さらに重要なのは睡眠。質の良い睡眠は生活リズムを整え、女性ホルモンの分泌を正常にします。


■女性ホルモンに対する意識が低い日本人女性
「ウーマンウェルネス研究会」の調査※1によると、女性ホルモンの働きについて知っていると答えた人はわずか11.7%。また、婦人科の「かかりつけ医」がいる人は25.3%。最も割合の高い50代でも32%、20代では21.4%という低い結果でした。一方、対馬先生によると、欧米では約80%の人にかかりつけ婦人科医、もしくはファミリードクターがいるそうです。

女性ホルモンに対する意識の差は、各国の婦人科系疾患の受診率からも明らか。2006年にOECD(経済協力開発機構)加盟30か国で行われた調査によると、以下の結果が出ています。

<子宮頸がんの定期検診の受診率>
欧米が軒並み7~8割であるのに対して、日本はわずか2割強(調査対象:20~69歳の女性)
乳がん検診の受診率(マンモグラフィー、胸部X線検査)
米国の72.5%、もっとも高いオランダの89%に対して、日本は23.8%(調査対象:50~69歳の女性)
女性が生涯で最もかかりやすいがんとして有名な乳がんの検診ですら、日本の受診率は低い水準にとどまっています。
(※1 対象:20代~60代の女性1000名 2014年ウーマンウェルネス研究会調べ)



(監修:対馬ルリ子先生)
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