JDA とIBMはコラボレーションにより魅力的な顧客体験を促進する最先端のオムニチャネルフルフィルメント機能を提供

顧客満足度向上と収益増を実現するインテリジェントな調達、フルフィルメント、オーダー管理機能を 小売企業、卸売企業、製造企業に提供

JDAソフトウェア・ジャパン株式会社

2014-11-17 16:00

* 本プレスリリースは、2014年11月11日、米国発のプレスリリースの抄訳です。 JDAソフトウェアグループインクおよびIBM(NYSE: IBM)は本日、可能な限り最も効率的で投資対効果の高い方法でインテリジェントな処理と注文の履行を行うことで魅力的な顧客体験を実現するソリューションを企業に提供するための取組みを発表しました。IBMとJDAの両社は、企業がリアルタイムで最善の調達方法を選択し、顧客が可能な限り最高のショッピング体験を得ることを可能にする統合オムニチャネルサプライチェーンを提供します。
今日の小売企業、卸売企業、そして製造企業は、「必要な物を必要な時に自分が選んだチャネルから最安値で購入したい」という消費者の要求に応えなければならない課題に直面しています。「オンラインで購入した商品を店頭で受取る」というように、多くの消費者が最新の配送方法を求めるに従い、企業は顧客の期待に応えるため、多数のチャネルで柔軟な選択肢を提供しなければならないというプレッシャーにさらされています。企業は、サプライチェーン全体をダイナミックに把握する視点を持たない限り、静的情報に基づいた断片的な意思決定をせざるを得なくなり、結果としてフルフィルメントプロセスや出荷方法や在庫水準が無用なものになってしまいます。

JDAとIBMによる新しい取り組みでは、把握したオーダー全体やオーダー管理を、精度が高い小売計画、効率的な労働生産性、およびインテリジェントなフルフィルメントと同期化することで前述の課題を解決する総合的アプローチを提供します。JDA Intelligent FulfillmentやLabor ProductivityソリューションをIBM Commerce and Order Management ソリューションと組み合わせることにより、在庫費や人件費も含めた真のオーダー調達コストが明らかになり、企業は高い対応力で在庫調整やリソース配分を行い、純利益を確保しつつ顧客の期待に十二分に応えることが可能になります。自社での実装もIBMの高性能クラウドSoftLayer上での実装も可能なこのソリューションは、2015年晩春にIBMの110を超えるSaaSアプリケーション ポートフォリオに仲間入りする予定です。

たとえば顧客がアパレル小売企業のサイトからオンラインで洋服を購入した場合、いくつかの変動要因がこのトランザクションの収益性に影響を与える可能性があります。商品を自宅へ配送するのか店頭で受け取るのか、受け取りたい店舗に在庫があるのか他店から取り寄せる必要があるのか、納品希望期限に間に合わせるために倉庫や店舗の人手が足りているのかどうか、というような変動要因です。IBMとJDAのソリューションを組み合わせて、小売企業の在庫計画や配分に関する知識をオーダー処理時に適用することで、変動要因をバックグラウンドでリアルタイムに判断させることができます。小売企業は収益性が最も高くなるように販売時点の最善なオムニチャネルフルフィルメントを決定することができます。

「JDAとIBMの取り組みは、市場の大きな空洞を埋めます。小売企業はオムニチャネルのフルフィルメントでの商品調達方法をより高度でインテリジェントにする必要があります。現在は推測で行う業務や柔軟性がない施策があまりに多く、プロセスにインテリジェンスが全く適用されていません。今回の画期的な取り組みはインテリジェントなソーシングのカギを解くと同時に、導入企業は販売時点のサプライチェーン計画や実行ステータス、販促や値下げといった計画上のイベント、そして人員可用性を考慮することが可能になり、収益および顧客満足度が最大化します。」と、JDAソフトウェアの小売担当上級副社長であるWayne Usieは述べています。

「購入場所がオンラインであろうと店頭であろうとモバイルであろうと、消費者は例外なく自分のオーダーが求める方法かつ最低価格で履行されることを望んでいます。このように変わりつつある消費者の期待を蔑ろにする企業は、顧客ロイヤリティーを失い、増収も得られなくなります。JDAソフトウェアとIBMのコラボレーションにより企業は顧客に真の価値をもたらすと同時にコストを削減して非効率性を排除する、シームレスで優れたオーダー履行プロセスを編成することが可能になります。」とIBMのB2B Commerce 副社長のCharles Chuは述べています。

「この共同オファーに向けたJDAとIBMの提携によりLowe’s社は、当社でショッピングをするお客様が柔軟な選択肢を得られるような、非常に優れたオムニチャネル フルフィルメントサービスを提供できるようになります」とアメリカの住宅リフォーム・生活家電チェーンのLowe’s社のInventory & Demand Planning副社長のRobin Bornkamp氏は述べています。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]