SmartPatch社、コネクティッドワイヤレス構造物監視システムでThingWorx(R) IoTプラットフォームを選定

PTC Creo(R) 設計ソフトウェアとの連携により3次元モデルのグラフィック表示機能を拡張

PTCジャパン株式会社

2015-04-09 00:00

【2015年 4月9日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC、社長兼CEO:ジェームス(ジム)・E・へプルマン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑原 宏昭)は、本日、構造物監視ソリューションを開発するイタリアのベンチャー企業のSmartPatch社が、コネクティッドワイヤレスアプリケーションからのデータを可視化するためのソリューションとして、ThingWorxを選定したとの米ThingWorxの発表を明らかにしました。ThingWorxはPTCの子会社で、モノのインターネット(IoT)プラットフォームのリーディングプロバイダーです。SmartPatchアプリケーションは、建造物、橋梁、トンネル、モニュメントの構造の健全性を監視するために利用されています。
SmartPatch社はワイヤレスで、低コスト、かつ導入が容易な、特許取得済みの構造物監視用ソリューションを開発しました。同社はThingWorx IoTプラットフォームを活用し、高度なグラフィカルユーザーインタフェースを実現するため、クラウドサーバに接続されているブラウザを介して、ひずみ、温度、傾斜、振動等のデータについてリアルタイムで詳細な監視を実現しています。このシステムはデータ収集地点全体を可視化するものです。

SmartPatch社 共同創業者のマルコ・ボンビーノ(Marco Bonvino)氏は「ThingWorxをベースとするシステムは、建築業者、認証機関、州政府安全関連部局、土木技師、建設業界関係者による構造物管理データを可視化するアプローチの変更機能を提供します。ThingWorxは市場において最も完成されたIoTプラットフォームであり、この技術を顧客に提供できることを嬉しく思います」と述べています。

SmartPatch社ではThingWorx IoTプラットフォームに加え、3次元モデルでインフラを回転させて可視化するためPTC Creoを利用しています。

ThingWorx社長のラス・ファデル(Russ Fadel)は「SmartPatch社はIoTテクノロジーが構造物監視等の既存の業務プロセスを変革し、効率化や対応の迅速化を可能にした好例と言えます。IoTの時代はすでに到来しておりSmartPatch社のような先進的な企業は、ThingWorx IoTプラットフォームを活用して顧客にビジネスの価値を提供していくことでしょう」と述べています。

<関連情報>
- 画像
(リンク »)
- PTC ThingWorxプラットフォームについて
(リンク »)
- LiveWorx IoT Industry Conferenceについて
(次回開催: 2015年5月4日~7日、マサチューセッツ州ボストンWestin Copleyにて)
(リンク »)
- ハーバード・ビジネス・レビュー誌掲載論説『How Smart, Connected Products Are Transforming Competition(スマート コネクティッド プロダクツによって競争がどのように変わりつつあるか)』(マイケル・E・ポーター (Michael Porter) 教授、PTC 社長兼CEOジム・へプルマン (Jim Heppelmann)共同執筆)について
(リンク »)

* 顧客によるPTCソフトウェアの選定、導入に関する発表は、必ずしも特定時期における関連売上の時期、金額やPTC全体の売上高を示すものではありません。

【SmartPatch社について】
SmartPatch社は2014年初めにマルコ・ボンビーノ、グイド・マイスト、メラニエ・ディツィオルの3氏が創業したイタリアのベンチャー企業です。同社はI3P(Innovative Enterprise Incubator of the Politecnico di Torino)の枠組みで運営され、Horizon2020 EUプログラムから資金が拠出された155社のうちの一社です。2014年に同社の建造物やインフラを対象とする革新的な構造物監視システムがStart Cup Piemonte e Valle d’Aosta 賞を受賞し、Italian Venture Forum のランキングで第一位となりました。SmartPatch社は、すでに土木・建築、複合材建築物、インフラ業界における著名企業向けにアプリケーションを開発し、パイロット工場を展開しています。Webサイト: (リンク »)

【PTCについて】
PTC(本社:マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC)は、製造業における継続的な製品とサービスの優位性(Product and Service Advantage)の実現を可能にします。PTCのテクノロジーソリューションは、インターネット接続された高度な情報処理能力を持つスマートな世界を見据え、お客様の製品開発、運用、サービスの変革を製品ライフサイクル全体にわたり促進します。1985年に設立されたPTCは、世界各国に約6,000名の従業員を有し、グローバル規模で分散化し急速に変化する製造業界に携わる28,000社を超える顧客企業を支援しています。

【ThingWorxについて(PTC子会社)】
PTC の子会社である ThingWorx は、「モノがネットに接続された環境」におけるアプリケーションの開発と実行を効率的に行う基盤技術を提供します。PTCの「モノのインターネット(IoT)」テクノロジーポートフォリオの中心となるThingWorxは、Axedaの機能と組み合わせて、接続性、デバイスクラウド、ビジネスロジック、ビッグデータ、データ解析、遠隔サービス等のアプリケーションを含む世界初の完全なIoTプラットフォームを実現しています。この組み合わせにより、企業が安全にアセットを接続し、すばやくアプリケーションを開発し、価値を生み出す新たなアプローチを切り開くことを可能にする包括的なIoTテクノロジースタックを提供します。この技術を活用し、製造業、エネルギー、農業、輸送、政府関係機関等の幅広い市場における企業や機関が、すでにIoTの可能性を生かす取り組みを推進しています。
Webサイト: www.thingworx.com 、www.axeda.com 、www.ptc.com
Twitter: @ThingWorx、@Axeda、@PTC

【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーションライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービスライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジーソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の PTC Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のPTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE) のPTC Atego、技術情報の作成・管理・提供を合理化するダイナミックパブリッシングシステムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールドサービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad、IoTアプリケーションプラットフォームのThingWorx、安全なクラウド接続を提供するPTC Axeda、といった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。
1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト: (リンク »)

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* PTCの社名、ロゴマークおよびThingWorx、ThingWorxロゴ、Creo、AxedaなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

以上
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