アンチウイルスコラム「トロイの木馬が悪用しているP2P通信とは?」

ディーアイエスソリューション株式会社

2015-11-11 09:00

株式会社ディーアイエスソリューション(DSol)はコラム「アンチウイルスコラム「トロイの木馬が悪用しているP2P通信とは?」」を公開しました。
###

今春Dr.Webにて解析された、とあるトロイの木馬(Trojan.Dridex.49)では、P2P通信を使用してサーバーとの接続を確立していました。今回はこの「P2P」について、渋谷のスクランブル交差点を例に解説したいと思います。

インターネット経由で複数台のパソコンがデータのやり取りをする際、多くの場合「クライアント・サーバー方式」が使われてきました。電子メールでも、チャットアプリでも、以下のように2台のパソコン(クライアント)の間にサーバーが介入する方式です。

<クライアント・サーバー方式の例>
パソコンA →[メッセージ送信]→ チャットサーバー →[メッセージ送信]→ パソコンB
パソコンA ←[メッセージ送信]← チャットサーバー ←[メッセージ送信]← パソコンB

これに対し、サーバーを介入させずに直接データのやり取りを行う方式を、「ピアツーピア(P2P: peer to peer)方式」と言います。「peer」は英語で「対等の者」を表し、ここではパソコン同士、クライアント同士のことを指しています。

<P2P(ピアツーピア)方式の例>
パソコンA →[メッセージ送信]→ パソコンB
パソコンA ←[メッセージ送信]← パソコンB

このようにクライアント同士で直接やり取りをする最大の利点は、サーバーを介さない分為処理が高速化されることです。

この続きは以下をご覧ください
(リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]