1. 業務提携の背景
近年消費者の行動様式やニーズは多様化し、企業起点の一方的な情報発信では顧客にメッセージが届きにくくなってきています。そこで、顧客の行動を起点に、メール、DMなど複数のチャネルを活用してマーケティング施策をOne to Oneで自動実行できるマーケティングオートメーションに注目が集まるようになってきました。
当社はメールマーケティングを主力にビジネスを展開しており、顧客の行動データをもとに個別最適化したメールを自動配信できるマーケティングオートメーション「WEBCAS Auto Relations」を提供しています。マーケティングオートメーションの導入・運用には、専門的な知識や経験が必要とされるため、うまく使いこなせないといった声も聞かれますが、「WEBCAS Auto Relations」はEC事業者向けに定石のメール施策をあらかじめ用意することで、このハードルを下げております。さらに今後はSMS、LINEなどのデジタル領域に加え、DMなどアナログ領域でのコミュニケーションの実現も視野に入れています。
一方ディーエムエスは、EC事業者向けに通販出荷代行の物流サービスを提供しています。これに、長年培ってきたDMを中心とした販促サービスを合わせて提供することで、EC事業者の売上を増やし、「販促と物流の好循環」を生み出すサポートを行っています。
このたび、当社のメールマーケティングに関連する技術やノウハウと、ディーエムエスのDMを中心としたダイレクトマーケティング支援ノウハウを生かし、「アナログとデジタルの組み合わせ」で、EC事業者の売上向上を促進させるダイレクトマーケティング支援サービスを共同で提供するため、業務提携を行うことといたしました。
2. 業務提携の概要
当社はディーエムエスに、マーケティングオートメーション「WEBCAS Auto Relations」のOEM提供を行います。ディーエムエスは、自社ブランドのマーケティングオートメーション「DMS Auto Relations」を販促支援サービスの一環としてEC事業者に提供し、EC事業者の顧客育成、販売機会の拡充といった販促活動を支援します。
さらに、「WEBCAS Auto Relations」および「DMS Auto Relations」と、ディーエムエスのDM発送拠点である業務センターをデータ連携させることで、メールを配信する感覚でDMを自動発送できる仕組みの構築に共同で取り組んでまいります。
3.「DMS Auto Relations」とは
顧客データベースとWeb上の行動情報を活用して、EC顧客のライフタイムバリュー(顧客生涯価値)向上を実現する、メール&DMオートメーション実行サービスです。
4.当事会社の概要
■株式会社エイジア
主な事業内容 CRMアプリケーションソフト「WEBCAS」シリーズの開発・販売、ウェブサイトおよび企業業務システムの受託開発、ウェブコンテンツの企画・制作
設立 1995年4月
本店所在地 東京都品川区西五反田7-20-9
上場証券取引所 東証二部(証券コード:2352)
資本金 3億2,242万円
代表者 代表取締役 美濃 和男
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■株式会社ディーエムエス
主な事業内容 ダイレクト・メール、データベース、セールス・プロモーション、イベント、ロジスティクス・サポート、PR
設立 1961年4月
本店所在地 東京都千代田区神田小川町1-11
上場証券取引所 東証JASDAQ(証券コード:9782)
資本金 10億9,260万円
代表者 代表取締役社長 山本 克彦
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●本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社エイジア 経営企画室 藤田 雅志
TEL : 03-6672-6788(代表) FAX : 03-6672-6805 E-mail :azia_ir@azia.jp
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。