HDE、「DataSpider Cloud」を採用しクラウドサービスを連携したデータ利活用による営業業務改革を実現

株式会社テラスカイ

2018-09-04 11:15

ー簡易BIの構築、名寄せ業務の大幅自動化によって業務工数を80%削減ー

株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐藤 秀哉、以下:テラスカイ)は、株式会社HDE(本社:東京都渋谷区 代表取締社長:小椋 一宏、以下:HDE)が、「DataSpider Cloud」を採用したことを発表します。HDEでは、営業支援と顧客情報管理に利用する「Salesforce」にデータ連携基盤であるDataSpider Cloudを組み合わせ、データを活用した営業業務改革を実現しました。

HDEは、クラウド用セキュリティサービスHDE Oneを主力製品に持つ、クラウドセキュリティサービス分野におけるリーディングカンパニーです。Salesforceを活用した営業企画を行うHDEのクラウドセールス&マーケティング ディビジョンでは、データを活かした戦略的な営業活動を実現するために、SalesforceのCRMデータをよりフレキシブルに活用し、タイムリーに営業活動に活かしていくことが重要と考え、「DataSpider Cloud」を利用した以下の連携構築を行いました。

連携① SalesforceとGoogle スプレッドシートを連携した簡易BIツール
HDEでは市場シェアの拡大に伴い、より戦略的な営業活動が求められるようになってきました。これにより、営業担当は進捗報告や営業活動の計画時にSalesforceの標準レポートだけでは必要な集計が行えず、Excelなどにデータを書き出し複雑な集計を行わなければならず、これに多くの工数をかけていました。 
この課題の解決策として、Salesforce上のデータを「DataSpider Cloud」によってテーブルを結合するなど集計しやすいように加工した上で、Googleスプレッドシートに書き出す連携構築を行いました。これにより営業担当者はデータの書き出しや加工に費やす時間を短縮できました。加えて、使い慣れたGoogleスプレッドシートにデータが書き出されるので、BIツールのように新しいツールの操作方法を覚える必要もなくすぐに利用でき、営業担当はGoogleスプレッドシートを簡易BIツールとして活用できるようになりました。

連携② SalesforceとSansanの連携でデータクレンジング工数を80%削減
HDEでは名刺情報管理にSansanを利用しています。この名刺データをSalesforceの顧客マスタに反映するために、これまでは手動でSansanとSalesforceのデータをそれぞれ書き出し、重複をチェックしてマージ作業を行い、必要な付加情報を追加してSalesforceを更新するといった一連の作業を、約5時間かけて行っていました。作業工数がかかるため、更新の頻度は月に1回が限度でした。
HDEでは、この作業量を削減し更新頻度をあげるために、[連携①]で導入したDataSpider Cloudの活用を検討し、重複データの自動検知や削除、セグメントに必要な企業情報の加工など、データクレンジング作業の大半をDataSpider Cloudによって自動化しました。これにより、これまでかかっていた作業時間を五分の一となる約1時間まで削減することができ、さらに作業時間と負荷が減ったことにより、データクレンジングの頻度を週に1回まであげることができました。

HDEでは、これらのDataSpider Cloudを活用した連携開発を自社内で内製しており、連携結果としての作業時間短縮だけでなく、開発工数も大幅に削減することに成功しています。
今後は、リテンション営業など適用業務範囲を拡大し、更なる業務改善に活用していく計画です。

■株式会社HDE クラウドセールス&マーケティング ディビジョン
デジタルインテリジェンスセクション
ディビジョン副統括 兼 セクションマネージャー 水谷 博明様
このたび、クラウドデータの連携にDataSpider Cloudを用いたことにより、集積されたCRMデータの利活用が進み、当社が目標としている営業3.0プラットフォーム(以下:営業3.0)*1への到達に近づいたと実感しています。レポーティング業務、データの管理における工数を削減できた分、データの分析、営業戦略の立案、営業手法の立案など創造的な業務に費やす時間が増え、営業部門でも導入効果を実感しています。今後は、リテンション営業にもDataSpider Cloudにより新たなBIツールを構築していく予定です。
*1…営業3.0
株式会社HDEでは、営業活動の方針指針に「営業3.0」への進化を掲げています。営業2.0の現状から3.0に進化の過程です。
・営業 1.0【刑事型】とにかく己の勘で行動
・営業 2.0【デジタルに抵抗ない 】行動は己の勘、共有 /管理は デジタル
・営業 3.0【デジタルネイティブ 】データ で行動し、ツール でコミュニケーション

■DataSpider Cloudについて
「DataSpider Cloud」は、豊富な導入実績を持つ国産データ連携ソフトウェアパッケージを開発・販売するアプレッソと、クラウド型データ連携サービスSkyOnDemandの運用実績のあるテラスカイとが共同開発し、柔軟、安全、拡張性に優れたAWS上で稼働する、クラウド型のデータインテグレーションサービスです。

<株式会社テラスカイについて>
テラスカイは、クラウド創世記からクラウドに取り組んできたリーディングカンパニーです。2006年の設立以来、クラウド時代の到来を一早く捉え、セールスフォース・ドットコムのコンサルティングパートナーとして、導入・普及に取り組んできました。導入実績は金融、保険業界をはじめ医療、サービスなど業界を問わず3,000件を超え、日本のコンサルティングパートナーではトップクラスの導入実績数を誇っています。また、多くの実績から得られた知見を基に、開発効率を飛躍的に改善するクラウドサービスの開発・提供を行っています。

所在地:東京都中央区日本橋2‐11-2 太陽生命日本橋ビル 16階
設立:2006年3月
資本金:4億6,472.7万円(2018年2月末時点)
代表者:代表取締役社長 佐藤 秀哉
U R L: (リンク »)
東証マザーズ 証券コード:3915
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