2018年 1300社のユーザ調査が示す「販社/SIerの評価レーダーチャート」

ノークリサーチは1300社の中堅・中小企業を対象とした調査に基づく「販社/SIerのユーザ評価レーダーチャート」を作成/発表した。

株式会社ノークリサーチ 2018年11月19日

<社数シェア上位18社の評価レーダーチャートから、自社の長所/短所が見えてくる> ■「提案/販売時の活動」「金額提示」「システム構築力」「保守/サポート」の4つの観点で評価 ■「肯定的な内容」と「否定的な内容」を対にすることで、ユーザ企業の本音を浮き彫りにする ■評価ポイント比較だけでなく、要因をブレークダウンして長所や短所を見極めることが大切

PRESS RELEASE(報道関係者各位) 2018年11月19日

2018年 1300社のユーザ調査が示す「販社/SIerの評価レーダーチャート」

調査設計/分析/執筆: 岩上由高


ノークリサーチ(本社〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705:代表:伊嶋謙ニ TEL:03-5244-6691URL:http//www.norkresearch.co.jp)は1300社の中堅・中小企業を対象とした調査に基づく「販社/SIerのユーザ評価レーダーチャート」を作成/発表した。本リリースは「2018年版 中堅・中小企業の業務システム購入先のサービス/サポート評価レポート」のサンプルおよびダイジェストである。


<社数シェア上位18社の評価レーダーチャートから、自社の長所/短所が見えてくる>
■「提案/販売時の活動」「金額提示」「システム構築力」「保守/サポート」の4つの観点で評価
■「肯定的な内容」と「否定的な内容」を対にすることで、ユーザ企業の本音を浮き彫りにする
■評価ポイント比較だけでなく、要因をブレークダウンして長所や短所を見極めることが大切


対象企業: 日本全国/全業種の500億円未満の中堅・中小企業
対象職責: 以下のいずれかの権限を持つ社員
「情報システムの導入や運用/管理の作業を担当している」
「情報システムに関する製品/サービスの選定または決裁の権限を有している」
調査実施時期: 2018年7月~8月
有効回答件数: 1300社(有効回答件数)
※調査対象の詳しい情報については右記URLを参照 (リンク »)


■「提案/販売時の活動」「金額提示」「システム構築力」「保守/サポート」の4つの観点で評価
本リリースの元となる調査レポート「2018年版中堅・中小企業の業務システム購入先のサービス/サポート評価レポート」では1300の中堅・中小企業を対象として 「提案/販売時の活動」、「金額提示」、「システム構築力」、「保守/サポート」の4つの観点におけるユーザ企業による評価ポイントを代表的な販社/SIer毎にレーダーチャートの形で集計/分析している。(ユーザ評価ポイント算出の詳細については次頁に記載)
以下の2つのグラフは、「日立システムズ」と「オービック」におけるユーザ評価ポイントのレーダーチャートを全体平均の結果と合わせてプロットしたものだ。(調査レポートには代表的なIT企業18社のレーダーチャートが含まれる、詳細は末尾を参照)「システム構築力」の評価ポイントは「日立システムズ」と「オービック」のいずれも全体平均を上回っている。だが、「提案/販売時の活動」や「金額提示」については、『「日立システムズ」 > 全体平均 > 「オービック」』といったように評価ポイントに差が見られる。一方で、「保守/サポート」については、『「オービック」 > 全体平均 > 「日立システムズ」』 と逆の結果となっており、ユーザ評価ポイントは個々の販社/SIerによって異なってくる。ここでは2社の具体例を掲載しているが、販社/SIerとしては自社もしくは自社に近い業態の他社がユーザ企業からどのような評価を受けているか?を把握し、「長所を伸ばして、短所を補う」ための取り組みを進めていくことが重要となる。次頁以降ではこうした分析結果を一部をサンプル/ダイジェストとして紹介する。

■「肯定的な内容」と「否定的な内容」を対にすることで、ユーザ企業の本音を浮き彫りにする
本リリースの元となる調査レポートでは1300社の中堅・中小企業に対し、「過去三年以内に業務システムの委託/購入を行った業者のうち、三年間の累計金額が最も高かったもの」(=プライムの販社/SIer)を60社超に渡る具体名を挙げて尋ねている。
さらに、その販社/SIerに対する評価を「提案/販売時の活動」、「金額提示」、「システム構築力」、「保守/サポート」の4つの観点から尋ね、その結果に基づく「ユーザ評価ポイント」を算出している。
4つの観点はそれぞれ「肯定的な選択肢を持つ設問」と「否定的な選択肢を持つ設問」が対になっている。例えば「提案/販売時の活動」は対となる12通りの選択肢を持つ2つの設問[S5-1] と[S5-2]から構成されているユーザ企業は2つの設問から自社のプライム販社/SIerに当てはまると考える選択肢を全て選ぶ。 2つの設問は互いに独立した複数回答設問であるため、「ITと経営に関するアドバイスをしてくれるが、IT商材の売り込みも多い」と感じている場合は同じ1番の項目でも「IT活用が経営にどのようにプラスになるのかを具体的に説明してくれる」(肯定的な内容)と「経営支援を強調しているが、実際はIT商材の単なる売り込みに留まっている」(否定的な内容)の双方が選択されることもある。
同様に「金額提示」も、以下のように「肯定的な内容」と「否定的な内容」が対となった設問[S6-1]と[S6-2]から構成されている。
ここでは詳細を割愛するが、「システム構築力」と「保守/サポート」についても上記と同様に「肯定的な内容」と「否定的な内容」が対となった設問が存在する。
4つの観点のそれぞれについて、「肯定的な選択肢の回答割合」から「否定的な選択肢の回答割合」を引き算して合算するとユーザ企業にどれだけ良い評価を得られているか?のポイント値が得られる。このポイント値を販社/SIer毎に算出し、比較を行いやすいように1~10の範囲にスケールを合わせてレーダーチャート化したものが、冒頭に掲載したグラフである。
4つの観点の選択肢数は
提案販売時の活動: 12通りの選択肢 × 2(肯定的と否定的の対) = 24
金額提示: 6通りの選択肢 × 2(肯定的と否定的の対) = 12
システム構築力: 11通りの選択肢 × 2(肯定的と否定的の対) = 22
保守/サポート: 9通りの選択肢 × 2(肯定的と否定的の対) = 18
となっている。したがって、冒頭のレーダーチャートは合計で76項目に及ぶ選択肢を元に算出されたユーザ評価ポイントに基づく結果となっている。
だが、「ある販社/SIerにおいて、販売/提案の活動に関する評価ポイントが非常に高い」という結果が出た場合、ポイント値を比較するだけでは「具体的にどのような対策を講じれば良いか?」が判断できない。そこで、上記に列挙した76項目の詳細をブレークダウンし、要因となっているのは具体的に何なのか?を探ることが重要となってくる。次頁では、そうした分析結果の一部を紹介している。


■評価ポイント比較だけでなく、要因をブレークダウンして長所や短所を見極めることが大切
左記のグラフは販社/SIer毎の分析結果の具体例として「NECネクサソリューションズ」におけるユーザ評価ポイントのレーダーチャートを全体平均の結果と共にプロットしたものだ。
同社は全般的に高い評価を得ているが、「提案/販売時の活動」における値が特に高くなっていることがわかる。
そこで、前頁に列挙した「提案/販売時の活動」に関する12項目のうち、 「肯定的な選択肢の回答割合」と「否定的な選択肢の回答割合」の差分が全体平均と比較して20ポイント以上高い項目はどれか?を探してみる。ここでは詳細な過程は割愛するが、項目1、項目2、項目10の3つが20ポイント以上高い項目として該当する。
つまり、 「NECネクサソリューションズ」が「提案/販売時の活動」に関して高い評価を得ている背景には前頁に掲載した「提案/販売時の活動」に関する12項目のうち、項目1、項目2、項目10が大きく影響していることになる。そこで、これら3項目の実際の回答割合を示したものが以下のグラフである。
[項目1]は「経営視点を持ったIT活用提案」に関する評価である。「NECネクサソリューションズ」は『 [項目1:肯定的]IT活用が経営にどのようにプラスになるのかを具体的に説明してくれる』の回答割合が全体平均より高いが、同時に『[項目1:否定的]経営支援を強調しているが、実際はIT商材の単なる売り込みに留まっている』の回答割合も全体平均と比べて高い。つまり、経営へのプラス効果を説明しつつ、IT商材の売り込みに終始しないように留意することが重要となってくる。
[項目2]は「業種や規模を意識した助言」に関する評価である。項目2では『[項目2:肯定的]自社の業種や規模を個別に考慮した上で経営に役立つ助言をしてくれる』の回答割合が全体平均よりも高く、『[項目2:否定的]経営に関する助言が抽象的・形式的であり、自社の業態や規模を考慮していない』の回答割合が全体平均よりも低い。そのため、「業種や規模を意識した助言」は同社の強みとなっている項目であり、今後もこうした強みを伸ばすことが有効と考えられる。[項目10]は[項目1]と同様の傾向を示しているため、営業やSEの業種/業態に関するスキルを伸ばしつつ、足りない点を補う取り組みが重要となってくる。
このようにユーザ評価レーダーチャートで全体傾向を俯瞰した後、「提案/販売時の活動」「金額提示」「システム構築力」「保守/サポート」における詳細な評価結果を分析することによって、どのような改善施策を講じれば良いか?を知ることができる。


補記:「ユーザ評価レーダーチャート」の分析対象となる販社/SIerの一覧
本リリースの元となる調査レポートでは以下に列挙した60社超に及ぶ販社/SIerの具体名を提示し、「業務システムの委託先/購入先となっているのはどこか?」を尋ね、その結果を集計/分析している。
【独自系】
大塚商会
野村総合研究所(NRI)
TISインテックグループ(TIS、インテック)
日本ユニシス(系列企業を含む)
CTC(系列企業を含む)
富士ソフト
新日鉄住金ソリューションズ
SCSK
内田洋行グループ(ウチダ***、***ユーザックなど)
電通国際情報サービス(ISID)
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(アイ・ティ・フロンティア)
兼松エレクトロニクス
日本電子計算グループ
日商エレクトロニクス
オービック
NSD(日本システムディベロップメント)
JFEシステムズ
日本システムウエア
東洋ビジネスエンジニアリング
ミロク情報サービス
TKC
日本デジタル研究所(JDL)
ラディックス(RADIX、RDX)
【NEC系】
NECネクサソリューションズ
NECソリューションイノベータ
NECネッツエスアイ
NECフィールディング
NEC(関連会社や子会社を除く)
その他のNEC系企業
日本事務器
【富士通系】
富士通マーケティング
富士通システムズ・イースト
富士通ビー・エス・シー
富士通エフ・アイ・ピー
富士通エフサス
富士通(関連会社や子会社を除く)
その他の富士通系企業
さくらケーシーエス
大興電子通信
扶桑電通
都築電気
ソレキア
ミツイワ
【日本IBM系】
JBCCホールディングスグループ(系列企業も含む)
日本オフィス・システム
日本情報通信(NI+C)
日本IBM(関連会社や子会社を除く)
その他の日本IBM系企業
【日立製作所系】
日立システムズ
日立ソリューションズ
日立製作所(関連会社や子会社は除く)
その他の日立系企業
ニッセイコム
【その他】
東芝デジタルソリューションズ(旧:東芝ソリューション)
三菱電機グループ リコー(系列企業も含む)
富士ゼロックス(系列企業を含む)
キヤノンマーケティングジャパン(系列企業を含む)
沖電気(系列企業を含む)
NTTデータ(系列企業を含む)
その他のNTT系企業
その他

上記に列挙された中で、本リリースで紹介している「ユーザ評価ポイントのレーダーチャート」による集計対象となっているのは「プライムの販社/SIer」としての社数シェア上位に位置している以下の18社である。
大塚商会
NTTデータ(系列企業を含む)
リコー(系列企業も含む)
オービック
富士ソフト
富士通(関連会社や子会社を除く)
野村総合研究所(NRI)
NECネクサソリューションズ
富士通マーケティング
日本ユニシス(系列企業を含む)
日本IBM(関連会社や子会社を除く)
キヤノンマーケティングジャパン(系列企業を含む)
富士ゼロックス(系列企業を含む)
日立ソリューションズ
TISインテックグループ(TIS、インテック)
NECフィールディング
NECソリューションイノベータ
日立システムズ

本リリースの元となる調査レポート
『2018年版 中堅・中小企業の業務システム購入先のサービス/サポート評価レポート』
販社/SIerが中堅・中小市場における社数シェアを伸ばすために取り組むべき事柄を「商材ポートフォリオ」「導入効果と費用」、「提案/販売時の活動」、「金額提示」、「システム構築力」、「保守/サポート」といった様々な観点から集計/分析した必携書。 【対象企業属性】(有効回答件数:1300社)
年商: 5億円未満 / 5億円以上~10億円未満 / 10億円以上~20億円未満 / 20億円以上~50億円未満 /50億円以上~100億円未満 / 100億円以上~300億円未満 / 300億円以上~500億円未満
従業員数: 10人未満 / 10人以上~20人未満 / 20人以上~50人未満 / 50人以上~100人未満 /100人以上~300人未満 / 300人以上~500人未満/ 500人以上~1,000人未満 /1,000人以上~3,000人未満 / 3,000人以上~5,000人未満 / 5,000人以上
業種: 組立製造業 / 加工製造業 / 建設業 / 卸売業 / 小売業 / 流通業(運輸業) /IT関連サービス業 / 一般サービス業 / その他(公共/自治体など)
地域: 北海道地方 / 東北地方 / 関東地方 / 北陸地方 / 中部地方 / 近畿地方 / 中国地方 /四国地方 / 九州・沖縄地方
その他の属性: 「IT管理/運用の人員規模」(12区分)、「ビジネス拠点の状況」(5区分)
【分析サマリの概要】
第1章:本ドキュメントの構成
第2章:販社/SIerの社数シェアにおける経年変化
第3章:販社/SIerから導入したT商材の「導入効果」と「費用」に関するユーザ企業の評価
第4章:販社/SIer毎のユーザ企業からの評価をまとめたレーダーチャート
第5章:販社/SIerの「提案/販売時の活動」に関するユーザ企業の評価
第6章:販社/SIerの「金額提示」に関するユーザ企業の評価
第7章:販社/SIerの「システム構築力」に関するユーザ企業の評価
第8章:販社/SIerの「保守/サポート」に関するユーザ企業の評価
【レポート案内(設問項目、試読版など)】
(リンク »)
【価格】 180,000円(税別)

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株式会社 ノークリサーチ 担当:岩上 由高
〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705
TEL 03-5244-6691 FAX 03-5244-6692
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www.norkresearch.co.jp

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