AI研究開発子会社「アステリアART(アート)」の設立について。世界レベルの最先端マシン・ラーニング技術の開発と企業への適用を促進

アステリア株式会社

2019-03-08 16:30

アステリア株式会社(旧:インフォテリア株式会社、本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、本日開催の取締役会において、以下の通り、ウタゴエ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:園田智也)との合弁によりAI(※1)研究開発子会社として「アステリアArtificial Recognition Technology合同会社(略称:アステリアART)」を本年4月に設立することを決議しましたのでお知らせします。
■AI研究開発子会社設立の背景と目的
 当社グループでは、「中期経営計画2020」において、AI/マシン・ラーニング(ML)(※2)のチームをグループ内に持つこととしています(下図参照)。近年、マシン・ラーニングによる認識技術(Recognition Technology)は著しい成長を遂げており、様々な分野での実用化が進められています。アステリアグループでは、これらの技術を当社の製品・サービスに実装し、様々な企業において適用を促進するとともに、社会で将来的に役立つ先端技術の研究開発を行う計画です。

<中期経営改革における「AI」の位置づけ (リンク ») >
出典:当社「中期経営計画2020」

■設立する子会社の概要
【商号】
アステリアArtificial Recognition Technology合同会社
略称:アステリアART(アート)

【代表者】
園田智也[博士・情報科学(早稲田大学)]

【所在地】
東京都新宿区

【設立日】
2019年4月(予定)

【事業内容】
AI(主としてマシン・ラーニング)の研究開発
(1)当社グループ製品・サービスに適用するAIの研究開発
(2)世界レベルの最先端AI技術の社会適用の研究開発

【決算期】
3月末

【資本金】
1億円

【資本比率】
アステリア株式会社80%、ウタゴエ株式会社20%

■代表者経歴
園田 智也(そのだ ともなり)[博士・情報科学(早稲田大学)]

1997年、世界初の音楽検索エンジンを1997年に発明。そのエンジンは、機械学習で人間の声(歌声)のパターンを認識し、検索クエリに変換、インターネット上のデータベースに対して、曲名を検索するものであった。
1998〜2003年、機械学習と、ニューラルネットワークの技術を用いて、ジェスチャ認識システムや、マルチモーダルインターフェースシステムを開発した。
2001〜2003年、日本学術振興会特別研究員(文部科学省所管の独立行政法人日本学術振興会に認定された日本トップクラスの優れた若手研究者)。
2002年、IPA (独立行政法人 情報処理推進機構) 未踏ソフトウェア創造事業に採択。
2001年、博士課程の学生のときに、ウタゴエ株式会社を設立。

現在、ライフログデータシステムと機械学習システムを開発しており、人工知能がこの地球上の複雑な問題を解決するのを支援するという次の社会を追求している。

■業績に与える影響および今後の見通し
 当該子会社設立が、2019年3月期の業績に与える影響はありません。設立後、当該子会社は第一線AI技術者の採用を行い、中期経営計画の終了する2020年度末には10名程度の研究開発拠点となる見込みです。
 アステリアARTは、AIに特化した研究活溌活動を通じて、アステリアグループの中長期的な連結業績や新製品開発に貢献していくことを企図しております。

用語解説

※1 AI:Artificial Intelligenceの略。人工知能と訳され、人の知的ふるまいを人工的に再現する技術の総称。
※2 ML:Machine Learningの略。機械学習と訳され、人が持つ学習の仕組みを機械で再現する技術の総称。

【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR室:長沼史宏
TEL:03-5718-1297 E-mail:press@asteria.com

※アステリア、ASTERIA、Handbook、Gravio、Platioはアステリア株式会社の登録商標です。

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