株式会社日本データ取引所、SaaS型データカタログを提供する株式会社Quollio Technologiesと業務提携に向けた覚書を締結

　株式会社日本データ取引所（本社：東京都渋谷区、代表：森田直一、以下「Jdex社」）とSaaS型データカタログを開発・提供する株式会社Quollio Technologies（本社：東京都世田谷区、代表：松元亮太、以下「Quollio社」）は、業務提携に向けた覚書を締結することに合意しました。



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◆背景
　技術革新によるデータ量の増大や蓄積されたデータ資産の活用が進化していますが、膨大なデータが複雑なシステム構成の上に散在していることで、高い品質にあるデータの探索に課題がある事例は少なくはありません。また、SDGsやスマートシティに代表されるようなユースケースでは、社内に蓄積されたデータのみならず複数企業がそれぞれのデータを共同利用することが競争力を高める上では欠かせません。

　国際的に自由で開かれたデータ流通および業界を跨いだデータ活用を促進するには、中立的なデータマーケットプレイスにデータカタログを掲載することで、求めるデータがデータ取得者によって簡単に探索できる仕組みが必要です。ただし、第三者へデータを提供するということは、従来の伝統的商取引と同様にデータ製品に対する品質担保が求められます。しかし、社内の複雑なシステムゆえに各データが如何に生成されたかが不確かとなる場合があり、品質面に懸念が残ります。そのため、適切にデータ品質を管理しつつデータの効率的な探索性を維持するには、メタデータ管理の導入がひとつの解決策になります。

◆Jdex社について
　Jdex社では、「日本のデータを民主化する」というミッションを実現するべく、2019年12月に兼松株式会社との資本業務提携契約の締結を機にDAWEX SYSTEMS, SAS（仏）を含む3社でデータマーケットプレイス「JDEX(R)︎」を提供しています。既に複数業種から140社以上が登録しており、データカタログの掲載を通じて第三者へ自社で蓄積したデータを共有することができます。また、データ提供者に対するメタデータ管理の導入支援やデータ取得者に対するデータ活用支援をはじめとするデータ利活用コンサルティングを提供しています。
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◆Quollio社について
　Quollio社は、「世界中の情報と知を繋げ、人類の新たな価値創造を促進する」をミッションとして、持続的なメタデータ管理を支援するSaaS型データカタログ「Quollio Data Catalog（クオリオデータカタログ）」を中心に据えたサービスを提供しており、急速に拡大するデータ社会に向け、企業の総合的なデータガバナンスの実現を目指しています。
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◆本締結の目的
　本締結では、Jdex社がこれまでデータ利活用コンサルティングにて培ってきたメタデータ管理・データ活用に係る経験・ノウハウおよびデータマーケットプレイス「JDEX(R)︎」と、Quollio社が持つSaaS型データカタログ「Quollio Data Catalog」およびメタデータ管理における知見といったお互いの得意領域を相互に補完することで、データガバナンス領域とデータ流通領域におけるサービスをシームレスかつ広範囲に提供できるよう、販売協力や技術検証を実施することで日本のデータ活用のさらなる促進を目指します。

◆会社概要
　・会社名：　株式会社日本データ取引所
　・住所　：　東京都渋谷区猿楽町９番８号　URBANPARK代官山I
　・代表　：　森田直一
　・設立　：　2016年2月
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　・会社名：　株式会社Quollio Technologies
　・住所　：　東京都世田谷区代沢５丁目３２番１０号　ラパシオン下北沢４０２号
　・代表　：　松元亮太
　・設立　：　2021年8月
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