分散型ワークのコミュニケーション格差を解消する新しいワークスペース「ハイブリッドチームスペース」の検証を開始

コクヨ株式会社

From: PR TIMES

2022-11-06 10:40

リモートワーカーとオフィスワーカーのシームレスなコミュニケーション体験を実現

コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦、以下:コクヨ)は、ハイブリッドワークの課題であるコミュニケーション格差を解消するため、分散したワーカーをシームレスに繋ぐ「ハイブリッドチームスペース」の検証を開始しました。また、同検証ブースを、コクヨ東京品川オフィスTHE CAMPUS内「KOKUYO OPEN LAB.(コクヨオープンラボ)」にて、11月7日(月)より展示いたします。



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昨今の働き方改革やコロナ禍により、多くの企業でテレワークの導入が進んでいます。テレワークの普及とともに、「オフィス不要論(完全リモート化)」や「強制出社」が話題になるなど、ともすれば「リモート」と「出社」の二項対立になりがちですが、コクヨでは、ワーカーが働き方・働く場を自律的に選択しつつ、チームでは生産性高くコラボレーションできる新しい環境の構築を図っています。二項対立的思考から脱却し、リアルとバーチャルが融合した環境を創出することで、企業価値を高めるハイブリッドワークの実現を目指します。

一方で、「リモート」と「出社」が入り混じるハイブリッドワーク環境においては、いまだコミュニケーションの格差が生じやすく、オフィスではどうしてもリモートで参加しているメンバーの存在感が薄くなってしまう、リモートワーカーはオフィスの臨場感を感じられないといった課題が挙げられます。

そこで今回の検証では、ハイブリッドワークのコミュニケーション格差解消を目的とし、オフィスの臨場感をリモートに伝え、リモートワーカーの存在感をオフィスで再現できる空間環境「ハイブリッドチームスペース」を構築し、下記のような検証を行います。

<ハイブリッドチームスペースでの検証内容例>


オフィスワーカーがリモートワーカーの存在感を感じながら、遠隔での共同作業を効率的に進められるようにするため、「インタラクティブウォール※1」を設置。プロジェクションマッピングによってリモートワーカーの映像や遠隔編集可能なオンラインホワイトボード等を会議室の壁や机上面等に投影するとともに、投影情報をジェスチャーで直感的に編集することのできる機能を実装することにより、ハイブリッドでの共同作業の生産性を検証します。
リモートワーカーがオフィスの臨場感を感じられるようにするため、ハイブリッドチームスペースに設置された多視点カメラや、テレプレゼンスロボットを遠隔制御可能なソロブース「コントロールPOD」環境を構築。遠隔からでも自由な視点で会議室の様子を見ることができ、話したい人の近くへロボットを移動させてビデオ通話が可能な環境を構築し、リモートワーカーが疎外感を感じることなくコミュニケーションの場に参加できるかを検証します。
リモートワーカーとオフィスワーカーのスピーディーなコミュニケーションを実現するため、UWB位置情報システム※2を用いてオフィスでのワーカーの位置情報をリアルタイム・高精度・低遅延にバーチャルオフィス上に反映できる機能を実装。既存のBluetoothによるビーコンを用いたセンシングよりも高精度に測位可能なため、オフィスで誰がどこに集まっているかを遠隔からでも把握可能。近くにいるワーカーへの会議参加誘導や計画外の相談などが促進されるかを検証します。

※1 “こんな未来にしたい”あなたの想いをデザインの力でサポートする企画・システム開発に強いエム・ティ・プランニング株式会社(本社:渋谷区/代表取締役:土屋 健一)Office-asLaboチームの技術協力による開発。壁面にプロジェクションマッピングを行いバーチャル空間にオフィスを延長させ、リアルとバーチャルどちらの参加者もコミュニケーションを活発に取ることが出来るインタラクティブウォールです。

※2 ベストスキップ株式会社(本社:品川区/社長:高松 光)のUWB位置情報システムを活用し検証予定。UWB(Ultra Wide Band = 超広域無線通信)は、一般的にオフィス内の位置測位に用いられるビーコンのBluetoothよりも波長が短いため、分解能が高く、高精度な位置測位が可能。また、帯域が広いため高速通信を実現可能。オフィスで汎用的に使われている無線LANやBluetoothなどの無線通信規格とは異なる周波数帯を利用するため干渉が少なく、リアルタイムに数十センチオーダーでワーカーの位置を特定できる。

今後、リアルとバーチャルが融合したワークプレイスの新しい形を提示し、ハイブリッドワークの課題を解決するだけではなく、ハイブリッドワークだからこそできるコミュニケーションを生み出すことで、「いつでも・どこでも・だれとでもチームワークを発揮できる」環境の構築を目指してまいります。

■「KOKUYO OPEN LAB.(コクヨオープンラボ)」について
KOKUYO OPEN LAB.は、コクヨ東京品川オフィスTHE CAMPUS内にある開かれた実験空間です。様々な企業と、それぞれの想いや知見、技術を持ち寄り、少し先の働き方や暮らし方を考える「実験」を行っています。その過程は展示スペースやWEBサイトにてオープンに発信し、働くことや暮らすことをより豊かにする技術・仕組みの社会実装を目指しています。

名称   : KOKUYO OPEN LAB.(コクヨオープンラボ)
所在地  : 東京都港区港南1丁目8番35号 THE CAMPUS(ザ・キャンパス)南館2階
公式サイト: (リンク »)

■エム・ティ・プランニング株式会社について
社名   : エム・ティ・プランニング株式会社
部署   : Office-asLabo
代表者  : 土屋 健一(代表取締役)
創業   : 2001年3月27日
本社   : 東京都渋谷区広尾1-3-18 広尾オフィスビル6階
事業内容 : 企画・デザイン・システム開発
公式サイト: (リンク »)

■ベストスキップ株式会社について
社名   : ベストスキップ株式会社
代表者  : 高松 光(代表取締役)
創業   : 2011年4月28日
本社   : 東京都品川区大崎1-6-1 TOC大崎ビル8階
事業内容 :
 ・インテグレーション:金融(銀行・保険)、公共(官公庁・学校)、産業(IoT・BI・ヘルスケア・工場)、社会(交通・電力)等の各種業務システムの開発、システムインテグレーション事業。
 ・UWB位置情報システム(BestSkip RTLS):Ultra Wide Bandを用いたリアルタイム・高精度の位置情報システムの開発および提供。
 ・高齢者サービスプラットフォーム:高齢者福祉施設向け総合管理システムの開発および提供。
公式サイト: (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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