【オリックス環境】錠剤の包装などに使用される「PTPシート」のマテリアルリサイクル事業を開始

オリックス株式会社

From: Digital PR Platform

2022-11-09 11:10


オリックス環境株式会社(本社:東京都港区、社長:谷本 護)は、このたび、大同樹脂株式会社(本社:長野県下伊那郡阿智村、社長:内田 依子)と提携し、錠剤の包装に使用されるシート(以下「PTPシート※1」)など、プラスチックとアルミが接合された異種接合材のマテリアルリサイクル事業(以下「本事業」)を開始しますのでお知らせします。

当社は、リース物件の適正処理を通じて培った独自のノウハウと、全国の収集運搬会社、中間処理会社、リユース会社など1000社を超えるネットワークを活用し、お客さまの不要物の回収からリユース、リサイクル、適正処理をワンストップでサポートしています。

本事業では、PTPシートをプラスチックとアルミに分離する技術を活用し、当社の船橋工場をはじめ、全国のネットワーク企業でマテリアルリサイクルを推進します。異種接合材の代表とされるPTPシートは製薬工場などから廃棄物として排出され、年間数千トンが焼却処分のうえ埋め立て処理されています。PTPシートをプラスチックとアルミに分離させることで、これまで焼却処理等を通じて廃棄処理されてきた廃棄物をプラスチックとアルミ素材としてマテリアルリサイクルするとともに、リサイクルによりCO2排出量の削減を実現します。今後はその他金属とプラスチックの組み合わせ等においても本技術の応用を図ります。

プラスチックの廃棄処理については、環境省が2019年5月にプラスチック資源循環戦略を策定※2し、2020年7月からレジ袋の有料化が行われるなど、プラスチックの使用削減やリサイクルが推進されています。

今後もオリックス環境は、お客さまにリユース、リサイクル、適正処理におけるソリューションを提供し、環境への負荷を低減するサーキュラエコノミーを実現してまいります。

※1:Press-Through Package。海外ではBlister Packaging。プラスチックシートにアルミを張り付けた1枚のシートの中に、錠剤やカプセルを閉じ込めた包装シート
※2:環境省 資源循環戦略より


■PTPマテリアルリサイクル

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