SAS、Chartis Researchの保険数理モデリングおよびファイナンシャル・プランニング・システムでリーダー企業に選出

SAS Institute Japan株式会社

From: Digital PR Platform

2023-04-10 12:12


堅牢なアセット・ライアビリティ・マネージメント機能を備えた高度な保険リスク・サービスを高く評価

アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、激変する市場環境において、独立系調査会社のChartisが、RiskTech Quadrant®の保険数理モデリングおよびファイナンシャル・プランニング・システム( (リンク ») )の以下3つのカテゴリーでSASをリーダー企業に選出したと発表しました。高まるインフレ傾向と急激な金利の上昇、規制の複雑化が進む中、アナリティクスは規制を課する当局にとっても、保険会社・再保険会社や顧客にとっても、先の見えづらい時代を進む羅針盤になります。


アセット・ライアビリティ・マネージメント
リスク・キャピタル・マネージメント
ファイナンシャル・プランニングと計画分析


今回発表されたベンダー評価は、2022年9月に公開されたChartisのクアドラント・レポート「Actuarial Modeling and Financial Planning Systems, 2022: Market and Vendor Landscape(保険数理モデリングおよびファイナンシャル・プランニング・システム2022:市場とベンダーの現況)」に基づいています。

Chartisのチーフ・リサーチャーであるシダルタ・ダッシュ(Sidhartha Dash)氏は、次のように述べています。「SASは昨年、Kamakuraを買収しました。これはSASにとってイノベーションの新章の幕開けとなったと思います。それは、ちょうどアセット・ライアビリティ・マネージメントが金融サービス全体から注目を集め始めたときです。SASのクラウドネイティブなソリューションであるSAS® Viya®は、保険会社に包括的ポートフォリオを提供しています。SAS Viyaを活用する保険会社は、キャッシュフローのモデリングをより精緻に、予測をより的確にできるようになり、財務の確実性を高めることができます」

プロアクティブなプランニング、パワフルなアナリティクス、しなやかなモデリング
いま、堅牢なアセット・ライアビリティ・マネージメント機能に対する需要が高まっています。長引く経済不安や気候変動のような、対応や予測が難しい課題に立ち向かうためです。

きめ細かい価格設定と保険料のモデリングを的確に行い、保険会社の財務健全性を確保するためには、洗練された機械学習テクノロジーを最大限に活用する柔軟な保険数理モデリングと、強力な予測分析機能が不可欠になっています。Chartisはそこに注目してSASの4つの保険ソリューションを評価し、これらのカテゴリーにおいてSASをリーダーとして選出しました。


SAS Financial Planning:Chartisのベンダー分析には次のように記載されています。「SASの柔軟でスケーラブルなアーキテクチャは、さまざまな種類のデータを扱うことができ、他のサービスと比べて高い優位性を保持しています」
SAS Insurance Capital Management:Chartisは次のように評価しています。「既存のリスクおよび資本モデリング機能に加え、SASが今まで示してきたリスクベースのソルベンシー・モデリングにおける成果が、リスクおよび資本マネージメントのカテゴリーのリーダーとしてSASを選出した大きな理由です。多くのエキスパートを擁していること、そしてSASがクラウド・サービスに継続的に投資していることから、SASのソリューションの競争力は極めて高いと言えます」
SAS Asset and Liability Management:Chartisの評価は以下のとおりです。「SAS Asset Liability Managementを活用すれば、クライアントはバランスシートの計画と管理をプロアクティブに行うことができます。ビジネス、経済、市場のさまざまな仮定に基づき、静的または予測的バランスシートに関する豊富なシナリオベースの分析セットを提供します」
SAS Dynamic Actuarial Modeling:ベンダー分析では、「データの準備とモデリングから自動デプロイメント、組織全体の統合レポートに至るまで、ガイド付きの統制された保険数理プロセスを実装している」と同時に、「カスタマイズ可能なモデル・パラメータと意思決定要因に基づくリアルタイムの見積もり」を提供するSASのソリューション機能を高く評価しています。


Kamakuraの買収で高度化するSASのリスク・ソリューション
Chartisは、2022年6月のSASによるKamakura Corporationの買収( (リンク ») )に注目しました。リスク・マネージメントにおけるKamakuraの数十年にわたる知見と実績に加え、アセット・ライアビリティ・マネージメント(ALM)分野で定評のあるリスク・サービス、そしてSASの強力なアナリティクスとモデリング機能の融合は、リスク・マネージメントのパラダイムを大きく変えました。

Chartisは次のように述べています。「コンプライアンスの分野で積み上げてきたSASの経験は、Kamakuraの買収によって強化されました。資本評価にリスクベースの観点を採用する国が増えている今、SASの優位性は一気に高まりました。Kamakuraを買収したことで、SASは自社の実績にKamakuraの強力なALM機能を付加することができました。その結果、SAS Viyaはより強力になり、バランスシート全体をカバーする統合的なサービスを提供できるようになりました」

SASのシニアバイスプレジデント兼リスク調査および定量的ソリューション責任者であるトロイ・ヘインズ(Troy Haines)は、次のように述べています。「サプライチェーンの混乱、物価高、気象災害等により、本年の保険料は資本と流動性を支えるために大幅な引き上げを行うこととなりました。そのため保険市場では、顧客サービスの面で競争力を維持することが難しくなっています。強力で的確なアナリティクスは、経済状況の変動が激しい中、保険会社が市場の動きを注意深く観察し、規制遵守を徹底しながらベストプラクティスに努め、支払能力を高く維持し続けるために重要な役割を果たします」

データ主導による意思決定の強化、リスクの軽減、不正行為の検出と防止、保険業界における顧客へのより良いサービスの提供にSASのアナリティクスがどのように貢献しているかについて、詳しくは (リンク »)  をご覧ください。

Chartis Researchについて
Chartis Researchは、リスクテクノロジーのグローバル市場に関する調査と分析を提供する大手プロバイダーであり、Risk and WatersTechnologyなどの市場をリードするブランドを保有するInfopro Digitalの一部です。Chartisの目標は、リスク管理、企業ガバナンス、コンプライアンスの向上を通じてビジネス・パフォーマンスの推進を図る企業をサポートし、リスクテクノロジーのほぼあらゆる側面に関する詳細な分析と実用的なアドバイスを提供することで、クライアントがテクノロジーとビジネスに関する判断を下せるよう手助けをすることです。

*2023年3月23日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリース( (リンク ») )の抄訳です。
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SASについて
SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
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