株式会社RKKCSと日本オラクル、総合行政システムのガバメントクラウド移行に向け連携を強化

日本オラクル株式会社

From: PR TIMES

2023-04-13 15:46

自治体向け基幹系パッケージをOCIで実装し、クラウド・ネイティブなアプリケーション開発を推進

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、株式会社 RKKCS(本社:熊本県熊本市西区、代表取締役社長:金子 篤)と連携を強化し、同社の自治体向け基幹系パッケージ「総合行政システム」と関連システムにおける国が定める自治体システム標準化の対象業務を、ガバメントクラウドに採択された「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」で実装していく方針であることを発表します。RKKCSによるガバメントクラウドにおけるクラウド・サービス・プロバイダー(CSP)選定において、OCIが備えるランサムウェアを防ぎながらデータを保護する高度なセキュリティや高い可用性、そして優れたコスト・パフォーマンスを高く評価いただきました。今後、「総合行政システム」のOCI移行とクラウド・ネイティブなアプリケーション開発に対し協働して推進していきます。

東京 ― 2023年4月13日

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、株式会社 RKKCS( (リンク ») )(本社:熊本県熊本市西区、代表取締役社長:金子 篤)と連携を強化し、同社の自治体向け基幹系パッケージ「総合行政システム( (リンク ») )」と関連システムにおける国が定める自治体システム標準化の対象業務を、ガバメントクラウドに採択された「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)( (リンク ») )」で実装していく方針であることを発表します。RKKCSによるガバメントクラウドにおけるクラウド・サービス・プロバイダー(CSP)選定において、OCIが備えるランサムウェアを防ぎながらデータを保護する高度なセキュリティや高い可用性、そして優れたコスト・パフォーマンスを高く評価いただきました。今後、「総合行政システム」のOCI移行とクラウド・ネイティブなアプリケーション開発に対し協働して推進していきます。

RKKCSは1966年に創業し、九州を拠点に自治体や金融機関へのパッケージ・システムの開発、提供から保守までワンストップで行っています。地元に根付いた各地域の独立系ICTベンダーとも連携しながら北海道から沖縄まで全国にサービスを展開しており、市場でも高いシェアを誇っています。主にASPモデルでのサービスを自治体向けに提供しており、「Oracle Exadata Cloud@Customer( (リンク ») )」を利用したクラウド型や「Oracle Database( (リンク ») )」「Oracle WebLogic Server( (リンク ») )」を利用したオンプレミス型のサービスも提供しています。そして、政府が掲げる“クラウド・バイ・デフォルト原則”に則り、自治体においてもデジタル・トランスフォーメーション(DX)を意識した行政サービスのデジタル化が不可欠で、RKKCSの「総合行政システム」や関連システムにおいてもクラウド移行によるコスト最適化が求められており、今回の選定結果となりました。

日本オラクルとRKKCSは約30年にわたりデータベースおよびミドルウェアの領域で協業を推進してきました。クラウドの領域でも連携を強化し、自治体が利用する「総合行政システム」をOCIに移行することで、アプリケーションの優れた信頼性とパフォーマンス、強固なセキュリティへのニーズに応えていきます。

日本オラクルとRKKCSが連携強化する分野は以下のとおりです:

クラウド・ネイティブ・テクノロジーを活用した新規アプリケーションの実装
国が求めるアプリケーションのモダン化に従い、クラウド・ネイティブなマネージド・サービス活用による運用コストの最適化を図ります。新規アプリケーションでは従来の「Web3層アプリケーション」ではなくクラウドに最適な「Web APIアーキテクチャ」を採用します。このアーキテクチャをベースに、アプリケーションをコンテナ化し、コンテナのCI/CD環境を構築することによって、リリース・サイクルの短縮や運用の効率化を図ります。具体的に、「Oracle Container Engine for Kubernetes( (リンク ») )」による柔軟なコンテナ実行基盤の構築、「OCI Service Mesh( (リンク ») )」、「OCI API Gateway( (リンク ») )」、「OCI Identity and Access Management( (リンク ») )」を用いたセキュリティと認証・認可機能の実装、「OCI DevOps( (リンク ») )」によるパイプラインの自動化、IaC(Infrastructure as Code)による基盤構築・構成管理の負荷軽減を目指します。

日本オラクルのコンサルティング・サービス部門と連携したスムーズな移行
日本オラクルのコンサルティング・サービス部門が有するクラウド・ネイティブ化およびOCI 設計のノウハウを活用することで、ガバメントクラウド環境構築のためのスムーズな移行手段を確立し、ガバメントクラウド環境で稼働する低コスト、かつセキュアでモダン化された新たなサービスを、各自治体に展開します。

株式会社RKKCS 代表取締役社長 金子 篤 氏は次のように述べています。「弊社(株式会社RKKCS)では、現在標準仕様書に完全準拠したアプリケーションを開発中ですが、共同利用方式でのガバメントクラウドに関しては、限られた移行期間を見据え1社に絞るべく、ガバメントクラウド認定のすべてのCSPから提案を受け評価しました。その中で性能、機能、サービス、実績、サポート、コストの総合評価として最も高かった日本オラクルのOCIを採用することに決定しました。2025年度末を期限とする自治体システム標準化に向け、日本オラクルからの全面的なサポートを期待しています。なお、弊社は、将来的にはガバメントクラウド認定のすべてのCSPで稼働可能なマルチクラウド対応アプリケーションを目指しています。」

日本オラクルのガバメントクラウド移行支援の各種施策
政府・自治体職員向けに、固有の制度・ニーズや、ガバメントクラウドの利活用を踏まえた研修プログラムを新たに開発し、デジタル・ラーニング・コンテンツとして無償で、4月6日から提供開始しました。提供サイトはこちら( (リンク ») )をご覧ください。

また、政府・自治体におけるOCIのさらなる拡充を図るため、今後ガバメントクラウドを利用して標準化対象システムを開発・提供する対象パートナー企業に対し、OCI認定試験を一定期間、一定回数無償で受験できるようにします。合わせて、OCI 集合研修の実施においても、対象パートナー企業向けに特別割引価格で提供します。

Oracle CloudWorld Tourについて
Oracle CloudWorld Tourは、オラクルが世界中で開催するお客様とパートナー向けのイベント・ツアーです。クラウド・インフラストラクチャー、データベース、アプリケーションを構築、活用している数々の事例を紹介します。ビジネス課題に取り組むために必要なインサイトを取得し、スキル、知識、人脈を構築する機会としてご参加ください。登録、基調講演、セッションの詳細、関連ニュースは、 (リンク ») または (リンク ») をご覧ください。

日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。URL (リンク »)

オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、 (リンク ») をご覧ください。

商標
Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いた最初のクラウド・カンパニーです。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

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