HeartseedがiPS細胞由来心筋球®のカテーテル投与治験で1例目の実施を発表 ニコン・セル・イノベーションが治験用のiPS細胞由来心筋細胞・心筋球を製造

株式会社ニコン

From: Digital PR Platform

2026-06-12 14:44


株式会社ニコンの子会社、株式会社ニコン・セル・イノベーション(以下「NCLi」)は、Heartseed株式会社(以下「Heartseed」)から治験用のiPS細胞由来心筋細胞・心筋球®※1の製造を受託しています。

本日、Heartseedが、虚血性心疾患または拡張型心筋症による重症心不全を対象とする他家iPS細胞由来心筋球のカテーテルによる投与(開発番号:HS-005)の国内第I/II相治験(EMERALD試験)において、最初の患者への投与成功を発表しました。このEMERALD試験における他家iPS細胞由来心筋球も、HS-001※2に引き続きNCLiが受託製造しています。

また、NCLiとHeartseedは、両社の持つノウハウや技術を最大限に生かし、日本における商用段階の安定供給にむけた製造にも取り組んでいます。

ニコンおよびNCLiは、日本における再生医療実用化の早期実現とともに、人々のQOL(Quality of Life)の向上に貢献していきます。

※1 心筋球:心筋細胞を球状の塊(微小組織)にしたもの
※2 関連リリース:HeartseedがiPS細胞を用いた心筋再生治療薬(HS-001)の第I/II相LAPiS試験における10例目の投与完了を発表 ニコン・セル・イノベーションが治験用のiPS細胞由来心筋細胞・心筋球を製造( (リンク ») )


Heartseedについて
Heartseedは心筋再生医療の実現化を目指して設立されたバイオベンチャーで、2024年7月に東京証券取引所グロース市場に上場しました(証券コード 219A)。iPS細胞から高純度の心室型心筋細胞を作製する技術、投与技術やiPS細胞の作製方法など、心筋再生医療の普及に必要な多数の独自技術を有しています。これまでに「Japan Venture Awards 2021」(科学技術政策担当大臣賞)、「大学発ベンチャー表彰2021」(文部科学大臣賞)、Asia-Pacific Cell & Gene Therapy Excellence Awards(Most Promising Pipelines Award)、特許庁「IP BASE AWARD」(スタートアップ部門グランプリ)、「第7回日本医療研究開発大賞 スタートアップ賞」(2025年1月)や「知財功労賞 経済産業大臣表彰」(2025年4月)など、国内外で数々の賞を受賞しています。心筋球はHeartseed株式会社の登録商標(第6932696号)です。

HS-005について
Heartseedが心筋補填療法で活用する細胞は、他家iPS細胞から心室筋を高純度で作製し、生着率を高めるために心筋球と呼ぶ微小組織にしたものです。単一細胞と比較して、心筋球にすることで細胞の生着率や生存率が向上することが非臨床試験で確認されています。
心筋球を心臓の心筋層内へ投与する際に、HS-001ではHeartseedが開発した専用の投与針(SEEDPLANTER®)とガイドアダプターを用いて心臓の外側から投与しますが、HS-005においてはカテーテルを活用して心臓の内側から投与します。
投与した心筋球は、患者の心筋と結合して再筋肉化することで心収縮力を改善し、また種々の血管新生因子を分泌して投与部位周辺に新たな血管を形成する(neovascularization)という作用機序が期待されています。

詳細は、Heartseedのウェブサイトをご覧ください。
Heartseed ウェブサイト
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本日の発表について
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