クローキング

用語の解説

クローキングとは

(ステルス,ファントム,cloaking,stealth,phantom,)
クローキングとは、SEOの手法の一種で、あるURLに検索エンジンのロボット(クローラー)が巡回してきた際、人間の閲覧者がアクセスした場合とは異なるWebページに切り替える技法のことである。
検索エンジンは、Webサイトを評価するアルゴリズムとして独特の評価基準をもっている。 Googleをはじめとする主要な検索エンジンは、例えばテキスト中心でキーワードの比率が高いページや、HTMLの構造がシンプルなWebページを評価し、逆にフレームセットの使用やFlashを多用したWebページなどを好まないことが知られている。 そのため、人間がアクセスしてきた際にはFlashなどを多用した見栄えのするWebページとして見せる一方で、検索エンジンがアクセスしてきた際にはSEOを重視したシンプルなページを読ませるように切り替えるクローキングの手法がSEO手法として登場した。 検索エンジンからのアクセスは、WebページのUserAgentを解析することによって特定可能である。 ただ、Googleなどの検索エンジンはクローキング行為を検索エンジンスパムとみなすことが知られており、発覚した場合にインデックスがらの削除などのペナルティを受ける可能性がある。 そのためSEO手法として実施されるケースは少ない。

用語解説出典   powered by. Weblio

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