ツイストペアケーブル

用語の解説

ツイストペアケーブルとは

(ツイストペアケーブル)

 より対線。

「より」とは、ねじってあるという意味で、一般的なリード線などでも見られるようにケーブル全体をねじってあるものをいう。 さらに、「対線」とは、このねじったケーブルを2本対にして組み合わせてあるということを意味する。 実際には、特に珍しくもないケーブルであり、Ethernetの普及により、10/100BASE-TX用のケーブルとして広く利用されている。

 さらに、全体にシールドがしてあるかいなかの違いにより、STP(Shielded Twisted-Pair)とUTP(Unshielded Twisted-Pair)に分類することもある。 一般に10/100BASE-TX用ケーブルとして利用されているのはUTPである。

 ネットワークケーブルとして利用される際には、さらに信号品質などの基準によってカテゴリが定義されており、どのような規格のネットワークに使用するかによって分類が行なわれる。 代表的なものとして、カテゴリ3(CAT3)は10BASE-Tに対応、カテゴリ5(CAT5)は100BASE-TX、エンハンストカテゴリ5(CAT5e)は1000BASE-Tで使用される。

 コストが安く、取り扱いも容易であることから広く一般的に使用されており、現在のLAN用の物理転送メディアとしては事実上標準の地位を占めるケーブルである。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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