輻輳

用語の解説

輻輳とは

(フクソウ,congestion,)
輻輳とは、ネットワーク上で多量のトラフィックが発生し、通常の送受信が困難な状態になることである。
輻輳は、数多くのユーザーによって同時に通信が行われたり、データ送信し始めに大量のデータを送信したりして、ネットワークに多量のトラフィックが流れると発生しやすい。 輻輳が発生すると通信が途切れがちになったり、通信データが途中で失われたり、一時的に通信不能になったりする。 元日の午前0時や、大規模な災害が発生した際などには、多くのユーザーがいっせいに通信を行うことによってしばしば輻輳が発生する。 2000年前後には、携帯電話のキャリアが、元日に新年挨拶の電子メールを送信するのを控えるようアナウンスしている。 輻輳を回避する手段は、輻輳制御と呼ばれる。 輻輳制御の代表的な方法としては、データ送信の開始時点で少量のデータを送信し、受信者からの応答時間に応じて送信データ量を徐々に増やして行く方法などがある。

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