製品概要
『ePass2003』はオンボードでRSA 2048bit、SHA-256、AES 256bitに対応したスマートカードチップ搭載のUSBトークンです。
従来のUSBトークンと違い『ePass2003』は、
①オンボードでの次世代暗号アルゴリズム処理
②ドライバのインストールなしで利用
③FIPS140-2など高セキュリティレベルの認定基準に準拠しています。
■□ 主な製品概要 ■□■□■□■□■□
①オンボードでRSA2048bit、SHA-256、AES256bitの暗号化を実現しセキュリティレベル強化
『暗号2010年問題』で危惧されていたアルゴリズムを超えた次世代アルゴリズムに対応しているため、暗号強度の対策をePass2003内部のチップで処理することができます。そのため秘密鍵・公開鍵ペアの生成や、認証、署名処理をオンボードで高速に行い、最高レベルのセキュリティを確保します。
②Microsoft Minidriver に対応、Windows7では接続するだけで利用可能 (64bit OSにも対応)
Windows7環境であればePass2003はデバイスドライバCCID、ミドルウェアMicrosoft Minidriverを自動でインストールするため、すぐに使用することができます。
③FIPS 140-2 Level2, Common Criteria EAL5+ モジュール搭載で高い信頼性を実現
搭載されているスマートカードチップは、暗号モジュールに関するセキュリティ要件の仕様を規定している米国連邦標準規格であるFIPS140-2のレベル2に認定された信頼性の高いチップです。
○スマートカードログオン対応
リモートデスクトップ接続、シンクライアントへの利用が可能です。
接続先は、WindowsXP/Server2003/Vista/7/Server2008すべてに対応可能しております。
○64KBユーザメモリ(2048bit鍵長証明書が最大9枚格納可能)
ePass2003では64KBのユーザメモリを保有しているため、2048bit鍵長証明書を複数枚格納することが可能です。
○ミドルウェアOpenSC、PKCS#11サポートによりLinux、Mac OS Xにも対応(近日リリース予定。詳細はお問い合わせください)
OpenSC、PKCS#11をサポートしていることにより、Linux、Mac OSにも対応します。
特徴
『ePass2003』の主な特徴■□■□■□■□
・FIPS140-2 Level2対応
・オンボード対応
公開鍵暗号 RSA1024/2048bit
共通鍵暗号 AES128/192/256bit、DES/3DES
ハッシュ関数 SHA-1/SHA-256
・ミドルウェアMicrosoft Minidriverに対応しているため、Windows7(32,64bit)環境では接続するだけで利用可能
・ミドルウェアOpenSCに対応しているため、Linux ,MacOS Xにも対応
・ハードウェアインターフェース ISO7816、CCID
・8bitスマートカードチップ搭載
・64KBセキュアなユーザメモリ領域搭載