製品概要
EspressDashboardとは
EspressDashboard(エスプレスダッシュボード)はWebベースのエンタープライズ型BI(ビジネス・インテリジェンス)ダッシュボード配信・公開システムです。
ユーザはキーのパフォーマンス・データのクエリー、チャート/レポート/マップの作成を簡単に行うことができます。
さらにプログラムを必要とせずに、即時にWebに公開するための自動ダッシュボードにそれらを統合することができます。
SQL ServerやOracle、DB2などの各種データベース、ExcelスプレットシートからODBC/JDBC経由でデータを取り込み、ダッシュボードとして動的にWeb上に作成、配信、LAN、が可能です。
全ての操作をウィザードなどのGUIから行えますので、プログラムやデータベースなどの専門知識がなくとも簡単にダッシュボードの配信が可能です。また既存のダッシュボード以外にもユーザ自らダッシュボードの作成を行えますので、カスタマイズ性の高い目的にあったダッシュボードを作成できます。
製品イメージ
特徴
・取り込み可能なデータ
EspressDashboardはJDBC/ODBC準拠データベース、JNDIデータソース、データウェアハウス、WSDL、SOAP、SalesForce SOAP、XMLファイル、Javaクラス・ファイル、EJBなどのデータソースからデータの取り込みが可能です。ERP, CRM, 営業管理、ポートフォリオ管理等のアプリケーションからのデータを、ユーザはEspressDashboardを使用して企業の各部門のビジネス・パフォーマンスをWeb経由で視覚化、モニター、管理することができます。
・GUIを用いた簡単なダッシュボード作成
EspressDashboardの利用は非常に簡単です。プログラムを必要とせず、短時間でのデザインとディプロイを
可能とします。スクリプトやコードを書く必要はありません。チャート、レポート、マップはビジュアル的
に作成されます。それらは判り易いポイント・アンド・クリックで、ドラッグ・ドロップなシンクライアン
ト・インターフェースを経由して1つのパネルに統合されているので、エンド・ユーザに即実施可能なKPI
ダッシュボードを提供することができます。
・数千ユーザに対するスケールアップとセキュリティ
EspressDashoardはWebベースのエンタープライズ・ディプロイ用にデザインされています。
EspressChart/Reportのチャート&レポート・エンジンを組み込み、パフォーマンスを最適化させており、
ロードバランスとクラスター・アーキテクチャーにより数千ユーザ数までスケール・アップが可能です。
また権限ベースのセキュリティ・データ・フィルタリング機能がダッシュボードとアドホック・レポーティングの両方に組み込まれています。
これにより安全に、そしてタイムリーに正確なデータを適切なユーザに正確な時間で配信することができます。
・高いカスタマイズ性
EspressDashboardは他のダッシュボード・ソリューションとは違いエンド・ユーザによるダッシュボードの作製とディプロイが可能です。
またWebブラウザから操作可能なDashboardBuilderにより、エンド・ユーザはシンクライアント環境であってもカスタムなダッシュボードを、管理者や開発とのオーバーヘッド無く作成可能です。
・豊富なレポート・チャート形式に対応
EspressDashBordは、EspressChart/Reportのチャート&レポート・エンジンが組み込みこまれています。
そのため、30種類以上の豊富なチャート・グラフ形式、5種類の基本レポート・帳票形式からダッシュボードを作成することが可能です。
レポートとチャートで取り込みデータを同じにすることも、別の取り込みデータを使用することもできます。
・マップ(対応付け)機能
EspressDashboardは、通常のレポート/チャート機能に追加してデータのビジュアル化/プレゼンテーション、そしてユーザが分かりやすく情報を把握、分析するためのインタラクティブ・マップ機能を提供します。
Google Mapsや座席データ、館内図等に対応付けしてデータの可視化を行うことで、情報の分析や判断などを助けることが可能です。
・EspressDashboardの主な機能
・エレメント・リンク:ダッシュボード上の1つのエレメントのデータ・ポイントをクリックすることで、その数値を他のエレメントへ反映させます。
実際には同じダッシュボード上での関連するエレメントはクリックされたデータ・ポイントから伝達されたパラメータ値によりリフレッシュされます。
・効率的なスペース・フォルダ:ダッシュボード上のフォルダにレポートとチャートのグループ単位で配置することができます。
これにより、さらに多くの情報をダッシュボード上にパックすることができます。
・リアルタイム・リフレッシュ:ユーザはダッシュボード上のデータの自動リフレッシュ時間間隔を設定することができます。
・スライド・ショー:ダッシュボードのグループはカスタマイズしたデータのモニターやプレゼン―ション用としてスライド・ショーとして使用することができます。
・柔軟なフォーマット:ダッシュボードのチャートは一般的な互換性のある静的なイメージ(JPEG, GIF, PNG等)でも、追加的なビジュアルな表現としてのアニメーション・フラッシュでも表示が可能です。
・アプリケーション・サーバのサポート:業界で一般的なWebSphere, Oracle WebLogic App Server, JBOSS,GlassFish, Tomcat等をサポートします。