コロナ禍を機に、日本の化学・素材企業においてもDX(デジタル・トランスフォーメーション)への取り組みが加速している。ただし、研究開発や製造におけるデジタル化は進行しているものの、顧客との接点である販売・サービスに関しては、欧米企業と比べてデジタル活用はまだまだ遅れを取っているのが現実だ。すでに欧米企業では、デジタルを活用して複数事業・地域の顧客情報の統合や標準化を終えており、社外の協力会社を融合させたビジネスネットワークの構築に取り組んでいるのだ。グローバル競争を勝ち抜くため、日本の化学・素材企業のDX推進にも、複数の事業形態を全社統合するCRMの整備が必要ではないだろうか。そこで本資料では、化学・素材業界のDXのあり方を改めて問うとともに、化学・素材企業がSalesforceを全社のCRMとして活用して、競争優位をもたらすDX戦略を実践するための具体的な手法について解説している。まずはご一読いただきたい。