あらゆるオフィスIT環境をクラウドに集約
企業が置かれているビジネス環境の変化は激しさを増している。そうした中にあって企業が成長を続けるためには、ビジネスに対する俊敏性が必須であり、それを支えるITにも最適な分野への的確な投資が求められている。一方、スマートフォンやタブレット端末の急速な普及や、ツイッター、フェイスブックをはじめとするソーシャルネットワークの社会への浸透は、ITのコンシューマライゼーションをもたらしており、BYOD(Bring Your Own Device)に代表されるように企業のITのあり方自体にも大きな影響を与えつつある。
このような現在の企業システムを取り巻く課題に応えることのできるサービスとして株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)が提供しているのが「IIJ GIOクラウドオフィスソリューション」だ。IIJ GIOクラウドオフィスソリューションは、クライアントやサーバ、アプリケーション、認証基盤、セキュリティ、ネットワークなど、企業が使うさまざまなオフィスIT環境をクラウドに移行することで、ワークプレイスを解放するとともに生産性の向上とリスク低減の実現を目指している。
具体的なサービスとしては、クライアント環境を提供する仮想デスクトップサービスやファイルサーバをクラウドに集約するストレージサービス、社内システムの基盤として利用できるIaaS/PaaS型のサービス、グループウェアの機能を提供するSaaS型のサービスなどが含まれている。これらのサービスの総称がIIJ GIOクラウドオフィスソリューションだ。
このサービスの特徴の一つが、マルチアクセス、マルチデバイス、マルチサービスを実現している点だ。これにより、どこからでもどのデバイスでも必要な機能をセキュアに利用できる。

IIJ マーケティング本部
GIOビジネス推進部 営業課
シニアGIOスペシャリスト
南雲 建三氏
また仮想化環境ではしばしばストレージがボトルネックとなって全体のパフォーマンスが低下してしまうことがある。しかしIIJ GIOクラウドオフィスソリューションでは、IIJのクラウド基盤上に構築された巨大なストレージプールのリソースを最大限に活用することで快適なデータアクセスを可能としている。
IIJ マーケティング本部 GIOビジネス推進部 営業課 シニアGIOスペシャリスト 南雲建三氏は、「企業が求める多様なサービスを高い品質と信頼性、そしてセキュリティを確保して提供していますので、ワークスタイルの変革とIT投資の最適化、そしてBCPにも大いに寄与できるソリューションだと自負しています」と主張する。