自社製イーサネットスイッチ Apresiaの4th Generationシリーズを販売開始

-ダウンリンク48ポート全てがギガビットイーサネットに対応-

日立電線株式会社

2006-02-23 12:00

日立電線株式会社はこのたび、自社製イーサネット*1 スイッチApresia*2 の新バージョン「Apresia 4th Generation」として、ダウンリンク48ポート全てが10/100/1000Base-Tに対応するギガビットイーサネットレイヤー2スイッチ「Apresia4348GT」を開発し、販売を開始いたします。
 近年、画像や音声データを利用したアプリケーションの普及やギガビットイーサネットに対応するパソコンの増加等に加え、個人情報保護の観点からデータをユーザ端末に記憶させず、サーバーに集約させたデータを利用するネットワークも出てきていることにより、大容量のデータ通信に対応したネットワークスイッチへのニーズが高まっています。
 このため、Apresiaシリーズでは、10/100/1000BaseTに対応した24個のダウンリンクポートを備えたApresia4224GT-PSRを既に販売しておりますが、このたび販売を開始したApresia4348GTは、10/100/1000Base-Tに対応した48個のダウンリンクポートを1U(高さ4.5cm、19インチラックに収容可能)サイズに実装することで、大容量のデータ通信への対応が求められる企業内ネットワーク等において、従来よりも多くのクライアントを直接スイッチに収容することが可能となります。
 さらに、Apresia4348GTは、IP電話を導入する際にも、パケットの8段階の優先制御、64Kbps単位の帯域制御によるQoS機能により、高品質な音声データネットワークの実現が可能です。また、従来から当社独自の認証機能として実績のある「Apresia NA(Network Authentication)」の実装を予定*3 しており、RADIUSサーバーとの組み合わせによる高いネットワークセキュリティを保つことができます。
 これらの機能を実現し、さらなる高機能化を図るために、Apresia4348GTは、最新の4th Generationシリーズのハードウェアを実装しております。この4th Generationでは、新たに搭載した高性能スイッチLSIにより、3rd Generationで実現したハードウェア性能を踏襲しつつ、IPv6に完全対応したAdvanced Access-List*4 が追加されています。今後は、認証機能やネットワークへの悪意ある攻撃への防御機能等を拡張して行く予定です。
 既にApresia4348GTは約5百台の受注が内定しております。今後も当社では、販売パートナーを通じ、これまで以上に通信キャリア向け及び企業向け市場のイーサネットスイッチにおけるシェア拡大を図ってまいります。

このプレスリリースの付帯情報

Apresia4348GT外観写真

用語解説

*1 イーサネットは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
*2 Apresiaは、日立電線株式会社の登録商標です。
*3 Apresia4348GTへのApresia NA機能の実装は、2006年6月末を予定しております。
*4 Advanced-Access-Listは、IPv6のヘッダ情報をはじめレイヤー1からレイヤー4までの細やかなフレーム識別が可能であり、かつ該当フレームを許可・破棄・ミラー・QoS・Remarking・Policing(64kbps単位)等柔軟にアクション指定可能な拡張された高度なフィルター機能です。また、ハードウェアで高速処理しながらカウンターによる流量を適宜確認する機能も追加されています。

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